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仮想通貨Dashの時価総額が、Rippleを抜いて第3位に


仮想通貨のDashは3月1日、時価総額で2億6306万8730ドルとなり、Bitcoin(191億199万2781ドル)、Ethereum(14億1740万8819ドル)に次ぐ第3位になった。これまで3位だったRippleは2億371万4218ドルで4位に下がった。(Dash配信記事

Dashの相場も同時に上がり続けている。昨年12月には1Dash=$10以下だったDash価格は、1月から上がり始め2月20日は$19、2月27日には$28まで上昇。売買高も12月には1日5千Dash程度だったのが2月末にはおよそ1万Dash、売買金額で約400万ドル規模にまで拡大した。

Dashのこうした「急騰」と「拡大」には、ソフトウェアの更新に加え、新たなパートナーたちとのネットワークの拡大がある。

BlockPayとのパートナーシップ締結

例えば、Dashは2月23日、商品を仮想通貨で購入できるBlockPayとパートナーシップを締結した。

BlockPayは現在、ヨーロッパとラテンアメリカ諸国を中心に、コンビニエンスストア、ホテル、ガソリンスタンド、スーパーなど数百店舗に加え、インターネットショップなどでの仮想通貨取引サービスを展開している。BlockPayのユーザーは、携帯端末やQRコードをスキャンすれば、わずか数秒間でBlockPayターミナルで支払うことができる。利用できる仮想通貨はこれまでBitcoin、Ethereum、Steem, Litecoin、Dogecoinなどだったが、今回、Dashもそのメニューに加わったことになる。

Wall of Coins社とのパートナーシップ締結

もう一つ、Dashの時価総額及び価格の急上昇の要因として考えられるのは、Bitcoinを現金で購入、売却するプラットフォームを提供しているWall of Coins社とのパートナーシップ締結だ。Wall of Coins社はこれまで、チェイス銀行やバンク・オブ・アメリカなどの銀行、およびマネーグラムやウェスタン・ユニオンといった資金移動サービスを提供する会社と提携し、Bitcoinを取り扱ってきたが、今回の提携により、Bitcoinに加え、Dashもこれらの金融機関で、現金で売買できるようになった。むろん、Dashを送金して地方の金融機関に現金を預金したり、現金を数分間でDashに両替し、自分のウォレットに蓄えることができるなど、利便性が一気に高まった。

Finance Magnatesによれば、Dashの金融部門の役員であるライアン・テイラー氏は、Wall of Coins社との提携についてこう語る。「Dashのような新しい仮想通貨を購入する消費者にとって最大の障壁は、最初にコインを買うことだ。大半のサービスには様々な障害がある。まず口座を開設する必要があり、自分の身分証明をしなくてはならず、口座開設が承認されるのを待たなければならない。そして銀行口座から資金を移さなければならない。その作業には数日間かかるだろう。しかし、Wall of Coins社の手続きは比較的簡単で、利用者は、12か国にある数千店舗の提携金融機関の内の数十店舗ですぐにDashを購入することができる。また、Wall of Coinsを使えば、Dashを使った送金やDashの売買取引は非常に速くなる。そのレートも伝統的な取引に比べれば良いものになる」

一方、Wall of Coins社のプロジェクト担当役員のロバート・ジェニトー氏はFinance Magnatesによれば、こうコメントしている。「わが社は、Dashを紙幣で直接、そして最も速く買えるサービスを最初に提供することになった。そのために、時間はかかったが、我々はDashが、この産業にとってなぜそれだけ重要かを理解している。これは、世界にとって大きな贈り物になる」というものだった。「Dashは、簡単な支払決済やプライバシー、透明性、素早い問題解決など、人々が本当に望んでいることに真剣に取り組んでいる」。

現在、日本でも新たなBitcoin以外の仮想通貨が次々に生まれ、中には「安い内に買っておけば、Bitcoin同様、いずれは大きく値上がりする」等の宣伝文句で投資家を集める業者もいるが、中には、今年4月以降に始まるとされている金融庁による仮想通貨取引業者の登録開始と共に、消え去りそうな業者や仮想通貨もある。Dashの今回の相場急騰と時価総額の拡大は、わが国の消費者にとっても、仮想通貨が今後求められるものは何かを教えてくれるものと言えそうだ。

<益永 研>

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