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G20報告 国際経済全体への鍵を握るブロックチェーン


包括的、透明、審査可能なデジタル経済社会を目指す取組を

3月16日(23日アップデート)の「G20Insight」によれば、G20はブロックチェーンについて、国際経済の反発力を高める上で重大な役割を担うことができるものと位置付けた上で、経済、金融、税務、貿易、投資、気候、健康、環境を維持する発展、女性の権利拡大など幅広い政策目標を達成するために、このテクノロジーを擁護し、かつ首輪をつけるために、国境を越えた経済協力が必要な段階に入ったと報告した。

会合では冒頭、作家でインターナショナル・ガバナンス・イノベーションセンターのジュリー・モウピン氏が「ブロックチェーンのテクノロジーは、世界中の市民にとって安全性で透明な国際的デジタル経済を作り上げる上での鍵を握っている」と語った。モウピン氏の予測は明るいもので、ブロックチェーンの利点はすでに国際経済のなかで目撃されているとも紹介した。「ブロックチェーンはすでに金融システムの一部で利用されている」と、報告は続いている。「すでに、以前は銀行口座を持たなかった人々を取り込み、金融を拡大する手助けをしている」、また「金融フローやアセットクラスのリスクに関するリアルタイムデータを政府に提供することにより、国際市場の監督を向上させることにもなる」ただ対応を誤れば、国際的な経済機関に対する大衆の信頼を傷つけ、最先端のブロックチェーンを政府の影響が及ばないダークWebの世界に押しやるリスクがあるとも報告書は指摘。

今、ブロックチェーンを社会的に有意義な資産として受け入れ、その潜在的な失敗のリスクを最小化する行動をとることで、G20の政府は、これを正当化し、繁栄させ、真に世界経済に役立つものにすることができるとまとめている。

<益永 研>