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ビットコインと既存の通貨との両立を確信


韓国中央銀行は、ビットコインのような仮想通貨の研究をする中央銀行の仲間入りをする。韓国中央銀行はビットコインと現在の通貨との関連性を研究し、ちょうど暗号通貨と既存の通貨を比較するレポートを作成したばかりである。

ソウルの弘益大学校の研究者と韓国中央銀行の研究者は、「ふたつの通貨体制のなかで閉め出されるもの」という研究論文を発表した。その研究論文は、Kihoon Hong, Kyounghoon Park, and Jongmin Yuの3名によって書かれたもので、暗号通貨と既存の通貨が未来において、専門家が言うところのふたつの通貨体制としていかに共存するかを詳しく述べたものである。

暗号通貨は中央銀行の規制を受けないで、私的に発行されているが、暗号通貨の台頭は既存の通貨システムに大きな影響を与える可能性があると、研究論文の筆者は説明する。

本質的に、報告書は、既存の通貨システムがビットコインのような私的発行のデジタル通貨と共存できることを述べている。 この論文では、金銭的な通貨の使用とデジタル通貨の需要と供給との関係は、コストの変動によって変化する可能性があると報告している。

韓国中央銀行の研究論文では、「既存の通貨を使うコストが高いと、デジタル通貨の需要が増える」と述べている。 同様に、既存の通貨に対してデジタル通貨を使用するコストが高いと、既存の通貨に対する需要が高くなる。通貨の使用に関連する不確実なコストを伴う不完全な通貨の世界では、デジタル通貨の使用に関連するコストが、既存の通貨を追い出すほどに十分低くなり、それに従って、既存の通貨を完全に閉め出してしまうとは考えにくい。

世界第5位のビットコイン取引量

ビットコインは韓国に素晴らしい影響を与えている。ひとつには、世界のなかでも、5番目に高いビットコインの取引量を記録している。昨年11月、韓国証券取引所はブロックチェーンに基づく韓国スタートアップ市場(KSM)を開始し、韓国金融委員会(FSC)は今年、ビットコインの規制について話している。

韓国中央銀行の最近の研究論文では、韓国のお役人が暗号通貨に非常に興味を持っていると述べている。研究論文の筆者は、この論文が、韓国のお役人や行政当局者が新しい技術を理解する手助けになることを願っているという。

この研究論文のなかで、筆者たちは、将来の研究が理論的かつ経験的にデジタル通貨の影響と韓国経済を観察できると述べている。これと並行して、中央銀行の研究者らは、近い将来、3種類の共存できる通貨についての論文を作成する可能性があると述べている。

さらに、われわれは研究対象を、私的に発行されるデジタル通貨と、中央銀行が発行するデジタル通貨、さらに、既存の通貨の3つの通貨体制に広げて研究しようと試みていると結論づけている。

出典:South Korea’s Central Bank Report Says ‘Bitcoin and Fiat Currency Can Coexist

<辻 秀雄>