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CFDブローカーに元本割れリスク防止策策定に3か月追加


ドイツ規制当局、CFDブローカーに元本割れリスク防止策策定に3か月追加
元本割れリスクに対する個人客保護のため「調停選択肢」も

5月8日、ドイツの金融当局であるBaFinは、FX、CFDの取引について、個人投資家の元本割れリスク防止策を講じず、結果的に無限の損失を与える恐れがあるブローカーを対象に注意を呼び掛けた。

BaFinは今回、個人客の防御のために、市場での調停を行うことを含む一般管理法を発布した。この発布は、昨年ドイツの規制当局が示唆してから5か月足らずで発表された。

ドイツでは、スイス中央銀行危機の際に、多くのトレーダーたちが、最終的に元本以上の損失を被ったことから、当局は今回の規制案を作成した。

「消費者保護の観点から、元本以上の損失を与えることは受け入れられない。CFDの規制は、必要なステップだ」とBaFinは説明する。

今回の声明では、元本割れ防止策が無いFXとCFDを営業することを制限するとしているが、BaFinは、この規制に準拠する防止策の準備のため、ブローカーには3か月間、現状のまま営業を続けることを認めている。準備期間は7月末には終了する。ただ、当局によれば、すでに何社かのブローカーは、防止策を策定しており、何社かは近く策定できるとも指摘している。

<益永 研>