FX・仮想通貨・先物の最新業界情報メディア

Menu

バイナリーオプションの営業で新ルール


バイナリーオプションの営業で新ルール

イスラエル政府が、海外へのバイナリーオプション営業の禁止に動き出していると、2月23日付 Finance Magnates紙が報じた。

イスラエル政府はすでに新法の原案を作成し終わっており、それによれば、イスラエルでFXブローカーのライセンスを持つ業者は、海外各国で現地のライセンスを持たない海外顧客に対してFXを提供することが禁止される。

違反者は最高2年間の収監も

イスラエル証券局(ISA)は、昨年3月から一時的な措置としてイスラエル人に対するバイナリーオプションの営業を禁止しているが、イスラエル国内のバイナリーオプションのプロバイダーは、その後も海外への営業を続け、その中には犯罪性のある行為も見られる。

そのため、イスラエル国会とISAは今年1月初めに、今回の外国向け営業禁止に加えて、イスラエル人への営業禁止も含めた新法について議論、2月28日の会合で、その内容が明らかにされた。また、別の商品についても禁止される可能性があり、その判断は財務長官に委ねられる。また違反者に対しては、2年間の刑務所への収監も含まれるとされている。

この動きにはまた、詐欺的かつ国際的な企業に対しても簡単にライセンスを与えるオフショアの司法当局を牽制する思惑もある。

法案には、「この法案は、世界的かつ一般的になっているイスラエル、特にイスラエル市場の暗いイメージを一掃する効果がある」とも書かれているとFinance Magnates紙。同紙が昨年報じた記事によれば、イスラエルのバイナリーオプション業界は、年間12億5,000米ドルの経済効果を同国にもたらしており、その従業員数はおよそ5,000人に上る。

<益永 研>