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金融会社としての抜群の信頼性と安定度。多種多彩な情報サービスは業界トップクラス!お客に正直に、「ダメなものはダメ」とはっきり言う


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上田ハーロー株式会社【関東財務局長(金商)第249号】
執行役員 外貨保証金事業担当 マーケット企画部長 山内俊哉

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外貨保証金事業部次長 森宗一郎

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為替のプロ集団

――まずはじめに、上田ハーローFXの特徴と強みについてお伺いいたします。

森 当社の強みとしては、グループ会社のトウキョウフォレックス上田ハーローが為替のブローキングを行っている関係で、為替の知識やブローキングの経験をグループ会社として共有しておりますので、マーケットに対するコネクションは非常に強いことと、社員のなかにもブローキングを経験しているスタッフが多いことから、為替取引に対する対応がしっかりしていることです。

私や山内を含め社員は様々な情報に接していることから、お客さまに対して、「なぜこうなるのか?」という疑問に答えられるのもまた、当社の強みだと思っています。

取引システムは自社開発

山内 システムを自社開発しています。金融の得意分野を活かして、お客さまに使いやすいシステムを開発して、提供していることです。また、為替は1日24時間、365日動いていますので、為替市場が動いている間はシステムを止めないようにと、日次のメンテナンスは行いません。メンテナンスは土日に行っています。2016年4月に、システムの高速化などを目的に、システムのリニューアルを行いました。

――約定のスピードが速くなったとかですか?

山内 約定のスピードは速くなりましたし、一度にできる処理件数も多くなりました。お客さまに対する時価評価もスピードアップしました。取引をするうえでのお客さまのリスクをできるだけ減らすよう、取り組んでいます。4月のリニューアル以降、システムが何時間も止まるという大きなトラブルは起こっていません。

「オフショア人民元」を扱う

――「外貨アクティブ」の特徴ですが?

森 取扱通貨ペア数は24通貨ペアです。スプレッドは、「米ドル/円」で0.8銭、「ユーロ/米ドル」で1.0pipsです。他社にない特徴は、「オフショア人民元(CNH)」を扱っていることです。「オフショア人民元/円」「米ドル/オフショア人民元」がそうです。取引単位は、「南アフリカランド/円」「ノルウェークローネ/円」「メキシコペソ/円」「香港ドル/円」「オフショア人民元/円」「米ドル/オフショア人民元」は1万通貨単位からですが、それ以外の通貨ペアは1000通貨単位から取引できます。

アクティブトレーダーには使いやすい取引システム

――取引システムの特徴については?

森 ひとつは、カスタマイズがし易いことです。

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さらに、「スピード注文」があります。スピード注文は、成行/ライブ注文によってスピーディに保有ポジションのバランスを調整できる注文機能です。新規注文としてのポジションの保有・追加のほか、決済注文としてのポジション手仕舞い、 途転(ドテン)もスムーズに行えます。

また、決済モードといって、特定の通貨ペアの保有ポジションが複数ある状態で反対売買を行った際、 複数ポジションの決済処理順位を指定することができます。決済方法は4つ用意しています。約定日時が古いポジションから決済する「FIFO」をはじめ、約定日時が新しいポジションから決済する「LIFO」、最小単位当たりでの評価損益のよいものから決済する「PL+」、最小単位当たりでの評価損益の悪いものから決済する「PL-」があります。

さらに、ポジションを保有している状態で、スピード注文にて反対の売買を行った場合には、買売が相殺されて保有ポジションが決済されます。また、保有ポジションの取引金額以上の反対売買注文を行うと、決済注文に加えて、新規注文の受付が可能となります。いわゆるドテン注文が成立します。その場合、両建ては行えません。

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アクティブに取引をされるお客さまにとっては、非常に使いやすいシステムだと思います。

スイングトレーダーに適する「テクる」

――ほかに特徴は?

森 「テクる」です。

――えっ、それはなんですか?

森 指値注文とテクニカル上の重要ポイントを組み合わせた当社独自の取引支援システムです。

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――どんなお客さまに適しているのですか?

森 たとえば、日中は忙しくて、ずっと相場と向き合うのは難しい方や、無理なくコツコツと取引をしたいと思っている方、あるいは、損失を小さく抑えながら、しっかりと利益を伸ばしていきたいと思っている方には向いている取引方法だと思います。

――特徴は?

森 テクニカル指標をベースに「IFO注文」を活用した取引支援システムになります。特徴としては、テクニカル指標をベースにIFO注文のエントリー、リミット、ストップの各水準を自動計算します。押し目買い、戻り売り、押し目売り(逆指値)、反発買い(ストップロスエントリー)の有効な水準を自動的に計算して画面に表示してくれます。

注文画面はボタン操作が中心で、短時間で簡単に発注ができます。また、パフォーマンスレポートを公開していますので、実績値を参考にしながら取引をすることも可能です。

――どんな注文/決済の流れになるのですか?

森 はじめに、お客さまのほうで、通貨ペアや取引金額、エントリー方法をそれぞれ指定します。次に、その指定条件を元に、テクニカル上の重要ポイントとなっている為替レートが自動計算され、注文画面に自動表示されます。そのうえで、注文内容をお客さま自身で最終確認した後、ワンクリックで注文します。あとは待つだけです。指定期間内に為替相場が指定価格に到達すると自動発注し、約定します。

「テクる」の代表的なテクニカル指標は「リアルタイムピボット」です。直近の値動きを参考にして目先の相場展開を予測する、当社独自のテクニカル指標です。ピボットとは「中心」を意味します。

ただ、「テクる」は、現在自動化はしておりませんが、自動化を目指して改良を進めています。自動化されれば、利便性はもっと高まると思います。スイングタイプのお客さまにとっては非常に有効なツールだと思っています。

OSに左右されないスマホ取引システム

――スマートフォンは、FXアプリをインストールするのですか?

森 当社のスマートフォンの取引画面は、FXアプリではありません。

山内 2011年頃から、当社の「上田ハーローFXスマート1」は、次世代のWeb記述言語、HTML5を用いています。この技術の利用によって、従来の一般的なWebアプリケーションが持つ、描画の制約や操作性の低さ、表示速度の遅さなどの問題を解消しました。さらに、インストールアプリケーションと比べても、遜色ない視認性、操作性を追求し、スマートフォンにおける最高水準でのトレードシステムを提供していると思っています。

森 通常のFXアプリだと、OS・キャリアが変わると、アプリ変更など煩わしいですが、当社の「上田ハーローFXスマート1」はその必要がありません。

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多種多彩な投資情報サービスを提供

――投資家に対する情報サービスですが、かなり多彩な情報を提供しておられますね?

山内 人材はいるので、いろいろな情報を提供しようとは思っています。

――メインは、「Fx museum」ですか?

森 「Fx museum」に、お客さまに提供している上田ハーローの情報を、集約しています。誰でも閲覧できるフリーの情報から、当社に口座をお持ちであれば閲覧できる情報があります。マーケットデータの他に、戦略(方向性とか、どの通貨ペアを選ぶとか)や、市場の話題(金融メディアに登場してくる話題以外のもの、視点)については、口座をお持ちの方にメリットを持たせて、提供しています。

各レポートの他に動画形式で、各通貨の見通しも提供しています。

――あと、メールマガジンも?

森 配信しています。どなたでも登録できます。

――メールマガジンは毎日、配信ですか?

森 毎日配信と、金曜日配信があります。毎日のものはテクニカルを中心に朝、夕に配信しています。金曜日配信は、翌週の見通しを含めた内容のメールマガジンを配信しています。セミナー・キャンペーン情報の案内も不定期ですが、メール配信しています。

――メールマガジンは、お二人で書かれるのですか?

森・山内 ほぼ、そうです(笑)。

――「Suddenです」って何ですか?

森 グローバルインフォの荻野金男さんによる生情報の提供で、東京時間に配信しています。テキストデータです。

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――毎日、配信ですか?

山内 毎日、不定期です。Twitterぐらいの短い文章で、マーケットで荻野さんが仕入れた情報をつぶやいてもらう、ということです。営業日では、ほぼ、毎日、発信しています。祝祭日はお休みです。

――「SOU Café」というのは?

森 これは私が担当しています。

――何ですか?

森 上田ハーローFXの公式facebookのサイトです。テクニカル目線や、セミナー情報や戦略レポートの紹介、さらには、お客さまにもう少し、視野を広めていただこうという意味で、マーケットトレーダーが今、何の話題に注目しているか、などを掲載しています。

――これは、毎日、更新ですか?

森 休日以外は、毎日更新です。

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――「Fx museum」について、もう少し、詳しく教えていただけますか?

森 一般的に為替レポートといえば、その日1日だけのレポートがメインだと思います。相場の上げ下げ、方向性が誰もがもっとも知りたいところです。つまり、相場の背景ですね。「相場が上がっているから買う」となると、それほどお客さまは儲からないケースがあります。「なぜ、上がっているか?」を知れば、限度が分かってきて、ポジションの解消時を判断できます。「Fx museum」は、相場の本質をついた内容のレポートを詰め込んでいる情報サイトです。執筆陣には、為替ストラテジストの森好治郎さんとか、欧州関係に詳しい松崎美子さん、山内のデイリーレポート含め、週・毎日ベースでは当社からの発信も行っています。 さらに、FX会社のなかでは当社だけが配信しているサイクル理論を基にした「メリマンレポート」もあります。「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「ユーロ/円」の3通貨ペアについてのレポートを配信しています。

セミナーには力を入れる

――セミナーついては?

森 セミナーには力を入れています。会場セミナーは主に、私と山内で担当しています。8月を除いて、毎月戦略的なセミナーを実施しています。また、3ヶ月に一回はウエブセミナーでこの戦略セミナーを開催しています。別視点では、「アカデミックセミナー」を実施しています。

――「アカデミックセミナー」はどんな内容ですか?

森 各大学の教授・金融界の著名人などを講師として招いています。2016年には、東京大学・イェール大学名誉教授であり、内閣参与の浜田宏一さん、元日本銀行政策委員会審議委員の白井さゆりさんらを招いて、金融政策について語っていただきました。

――これは、会場セミナーですか?

森 ウエブセミナーです。

――ほかには?

森 あとは、当社の執筆陣である、松崎美子さんや荻野金男さんをはじめ、多くの金融業界からトレーダー経験者を招いてのウエブセミナーを行っています。

事前の注意喚起はHPと取引画面上で

――投資家保護についてですが、信託保全は当たり前ですが、そのほかで、投資家保護についてはどんな対策を?

森 2015年1月のスイスフランショック以降、流動性が低下しています。市場を大きく動かす可能性があるイベント日程がわかっているときは、事前にお客さまに注意喚起を行います。

――それは、メールですか? 電話ですか?

森 ホームページと、取引画面上に必ず掲載するようにしています。 最近の市場傾向としては、金融機関もFX会社に対して、注意喚起に関する合意文書依頼が届いて来ています。 以前は、「ベストエフォート」といって、できる限りのプライスの安定供給行うスタンスでしたが、最近は市場側も「(プライス)を止める可能性も含めたアナウンス」という内容に変化しています。

――いつ頃ですか、それは?

森 今年から顕著になっています。

――何がきっかけですか? 「スイスフランショック」ですか?

森 流動性がなくなってきっかけと言えば、「スイスフランショック」です。

山内 その後、2015年8月の「チャイナショック」、2016年6月は「Brexit」、10月初旬のポンドの急落、そして、11月は「米大統領選」が、いい例です。

森 2016年は比較的、各金融機関からの合意の元、「プライスが止められるかもしれない」リスクをもって、FX各社とも最大限の努力はしていると思いますが、極端に流動性が低いときは、ごくまれにプライスが出せないことも起りえます。

――「(プライス)を止める可能性もある」というのは、すべてのカバー先から言ってきていることですか?

森 金融機関もリスクに対する規制で、対外的に合意を促しています。価格が止まらないとしても、価格が広がる頻度が高くなる傾向にあると思います。

――内外の金融機関すべてからですか?

森 主に外資系を中心としたスタンスです。外資系はポジションリスクに対してかなりセンシティブになっていると思います。「ドッド=ウォール街改革・消費者保護法」、いわゆる「ドッドフランク法」から派生していると思います。市場ではトランブ次期米大統領が金融規制を撤廃させる期待感があるようですが、金融機関の流動性リスクに対する警戒感は緩まないと思いますので、流動性に関する注意喚起は、引き続き、行っていきたいと考えています。

山内 2017年1月には、「バーゼル規制」の変更もあります。

保護の観点では、事前にお知らせをしていますがレートを出さないというのが保護なのか、インターバンクで「500ポイント(ドル円で5円幅)離れているから、そのままクウォートします」となると、お客様を予期せぬストップロスに巻き込むことにもなりかねません。レートを出さすか、出さないかの判断基準は難しいですが、状況によっては出さないということは、ひとつの保護なのかと考えてしまいます。

パソコン操作に関する質問がもっとも多い

――カスタマーサービスですが、御社は何時から何時までですか?

森 電話対応は朝8時から20時までです。祝日は、朝9時から17時までとなっています。

山内 電子メールは基本的に月曜日の朝から土曜日の朝まで受けつけています。

――人数は何名で担当していますか?

山内 10名ぐらいです。

――どんな意見が多いのですか?

山内 問い合わせのパターンはある程度決まっています。口座開設の問い合わせ以外では、パソコンが繋がらないとか、ログインできないとか、パソコンの操作に関するものが多いですね。次に多いのがお金に関するものです。「出金したんだけど、いつ届く?」とか。三番目に多いのが「相場がどうして動いたのか」というものです。ただ、個人のお客さまには相場の見通しについてのサービスはしておりませんが、過去の変動理由などについては、わかる範囲で提供させていただいています。

森 相場の見通しなどについては、「Fx museum」をご覧になっていただくか、「SOU Café」というfacebookをご覧ください、など。

バイナリーオプションは企業文化に合わない

――バイナリーオプションや仮想通貨ですが、御社はバイナリーオプションの提供は行っておられませんが、それについてはどんな考え方をしておられますか?

森 当社のお客さまの属性や、FXのサービスに関して考えた場合に、戦略的にバイナリーオプションを提供することは、現時点では考えていません。

山内 企業カルチャーもありまして、オプションと謳いながら、詰まるところ、相場のHigh & Lowだけじゃないかと。「オプションと名乗っていいのか?」ということも含め、やりたくないという感覚ですね。

――御社の企業文化に合わない?

山内 そうです。

――仮想通貨についてはいかがでしょうか?

森 仮想通貨をどうサービスに組み込むか、など情報を収集している段階です。

――外部に勉強会や研究会ができていますが、参加は?

森 何度か参加しています。

――仮想通貨をサービスに組み込む見通しはいかがですか?

森 何とも言えません。仮想通貨が始まったときの、先行利益の時期は過ぎたと思っています。サービス面で拡張できるのかということで、法的な面がまだ整備されていませんので、そのあたりを見極めてから、というかたちでしょうか。

客層を広げるためには、会社の安定度や
しっかりした情報の提供が不可欠

――今後のFX市場やFX業界の展望については?

森 FXについて金融リテラシーが高い方は、ほぼ飽和状態になっているのではないかと思います。

――飽和状態とは?

森 日本の人口から見たFX投資の人口割合など、様々な見方がありますが、そのなかで比較的アクティブに取引をされる方、たとえば、株式投資で言えば、信用取引を検討するマインドを持っておられるような層は、ほぼみなさん、FXのことを知っているか、もしくは、FXトレードを行っている状態だと思います。次の段階は、その外側にいる人たちの層にどうアプローチしていけば、と考えた場合には、金融リテラシーというハードルがあります。

もうひとつは、年代です。アクティブな取引を行っているのは、40代から60代と、比較的、為替の円高・円安の両極面を知っていて、デフレマインドでもなく、株式取引などの投資でもアクティブであり、バブル時代も知っている、という方々がメインだと思います。

一方、日本は未だにデフレ感覚が根強いですし、貯蓄傾向も高く、将来に不安を抱いているその下の世代は、投資に対してかなり慎重派でしょう。FXはギャンブル的、投機的という壁を、うち破ってあげないといけないと思っています。

ただ単に相場の上げ下げだけではなく、長い目で見て、外貨で運用するというスタンスもあれば、円高局面、リスクオフ局面になった場合でも、ポジションを機動的に動かすというスタンスもあるというマインドをいかに広げるか。FXは投資というマインドに繋げていければ、お客さまの層は広がっていくのではないかと思っています。

そのためには、会社としての姿勢が大事になってくると思います。キャンペーンやイベントの充実度ではなく、会社としての安定度や、長い目で見て役に立つ情報をしっかり提供できる内容を持っていることが重要になってくると思います。

「ダメなものはダメ!」とはっきり言う

森 あとは、個人的な意見ですが、投資家が間違ったやり方をしていれば、「そのやり方はダメですよ」とはっきり言える会社でなければならないと思っています。

会場セミナーに参加するお客様のなかには、ダメ出しをもらうためにやってくる方もけっこういます。

――ダメ出しがほしくてきている?

森 「なんでダメなんだ」と、失敗した場合、個人投資家の方は納得しづらい場面もあり、そこを指摘してくれることを求めているのだと思います。

――会社としてはなかなか言いにくい部分ですね?

森 言いづらいですが、私ははっきり「それはダメです」と言います。「なぜ、ダメなのか」を気づかせるかたちで言いますし、失敗から経験と知恵が生まれてきます。

淘汰の可能性がないわけではない

――FX業界についてはいかがでしょうか。現在、50数社ありますが……。ひとつは、業界としての淘汰がこれからもあるのかどうか?

森 その可能性がないとは言えませんね。外資参入の話も未だにありますし、淘汰の可能性がなきにしもあらず、でしょうか。

――外資系企業の参入によって、日本のFX業者が買収されて、業界地図が変わるとか?

森 そうですね。日本の大手銀行もメガバンク3行になってしまいましたし、ある程度の可能性はあるのではないでしょうか。

――FXに対する負のイメージを払拭するために、FX業界全体として取り組んでいることはあるのですか?

山内 FX自体がコモディティ化してしまったので、FX各社とも価格競争に走り出しています。裁量取引での価格競争は一巡し、さらにシステムトレードのほうでも価格競争に入っています。そういう意味では、業界の再編はまだありそうな気がします。

――すみません、コモディティ化とは?

山内 差別がなくなり、均一化されていることです。法令で個人取引のレバレッジは最高25倍までと決まっていますし、ロスカットルールなどで、各社で多少違いはありますが、基本的に、買って、相場が上がれば儲かりますし、買って、下がれば損をしますし、という仕組みに変わりはないです。扱っている通貨ペアも「米ドル/円」が取引の主体になっています。FX各社の商品設計の中で差別化があるものはほとんどありません。取引システムも、表面的に見たら、操作感もそんなに変わるものではありません。ですから、どこのFX会社で取引を行っても変わらないというところまで平準化されてきました。

差別化をどうはかるかが次の課題

――各社とも差別化は難しいですね?

山内 次のステージでどういう差別化をしていくのかを、どこのFX会社も悩んでいます。

森 FXはじめ、バイナリーオプションやCFDなどの金融商品や自動売買などの取引システムをいろいろ並べたとしても、同じように一巡しています。

山内 あとは、NDDを採用してみたりなどですが、これも、商品性が大きく変わっているわけではありません。

最近だと、繰り返し注文や、自動追尾など、システムトレードにひと味加えたツールが出始めていますが、個人投資家にはハードルが高いようなところもあるのではないでしょうか。次にどんな差別化をするのかと言えば、おそらく、FinTechと上手く組めたところが次の商品やサービスを出せるのではないかと思っています。

FX取引は下がることも考える

――これからFXを始める方に対してのアドバイスをお願いいたします。

森 最近では、スワップ金利を狙って取引をするような通貨ペアは少なくなっていますし、比較的スワップ金利が高いと言われるエマージェンシー(新興国)通貨ペアも為替水準が下がっています。そう考えると、「値段が下がることもFXではある」ということを念頭に入れておいてほしいですね。アストロジーのようにサイクル的な見方で考えれば、景気も循環、為替も循環、株式も同様でしょう。FX取引のメリットは、買ってそのままポジションを保有するだけではなく、売って利益を得ることもできる、このマインドがもう少し広がってほしいと思います。

「テクる」を有効な取引ツールに

山内 もうひとつは、エントリーやイグジットをどうしたらいいかわからない人は、「テクる」を使ってもらいたいと思います。私どもで自信を持ってつくったシステムですから。一回利用しただけですと、どうしても当たりはずれが出てしまいますので、同じ方法を長い期間利用して欲しいです。通貨ペアによって差はありますが、基本的にはプラスになっていくことが、トラックレコードを見ればわかります。続けることを運用のひとつの方法として提案していますから、それを上手に使ってほしいと思います。

森 実際、「パフォーマンスレポート」を見てみますと、年利回りという点では、5%、6%の実績を上げている通貨ペアもあります。

山内 総代金ベース(想定元本)で5%、6%ですので、保証金ベースでいくと100%を超えているものもあります。必ず、1日1回決済するかたちですので、保証金をたくさん積んでおいて、追い証に耐えるということはありません。もちろん、損をすることもありますが、大きな損失を出す可能性は低いです。保証はできませんが基本的には、プラスになります。コツとしては、ボラティリティの大きい通貨ペアを狙うことです。

森 大事なことは、コツコツ毎日、続けることです。

何でもひたすら教えます!

――あとは、上田ハーローFXで取引をするとこんなお得なことがありまよとか、投資家にとってのメリットは何でしょうか?

山内 何でもひたすら教えます、ということですね。

――教えるというのは?

山内 マーケットのことでも、為替でも、システムについてもとことんわかっていただくまで、つきあいます。

森 その場限りでは済ませません。知りたければ、いつでもどんと来い、という感じですね。そのため、当社にどっぷりはまっているお客さまはかなりいます(笑)。

――要するに、上田ハーローFXファンになるわけですね。

森 そうですね。先ほども言いましたが、お客様にとって耳が痛いことも言います。

経営理念は、「清い」「正しい」「誠実」

――最後にですが、御社の企業理念や企業文化は?

森 企業理念としては、「清い」「正しい」「誠実」という「三せい主義」を掲げています。

山内 これは、上田短資時代から掲げていることです。金融サービスですので、そういう理念でお客さまと向き合いましょう、ということです。

――御社はどんな会社ですか?

山内 良い意味で言えば、「慎重」「手堅い」会社です。

――良い意味でとは?

山内 逆の意味でとらえられると、「遅い」とか「お役所的」だと(笑)。

森 慎重といえば、慎重ですね。

山内 私どもがFXサービスを開始したのは、2005年の法整備が整ってからです。

森 上田ハーローだけでの判断ではなく、上田グループとしての判断というところもあります。お客さまに対して、フェアな金融商品を提供できるのか、という考えが常に根底にあります。