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【プラチナスポット上場記念イベント】金融寸劇セミナー&投資家交流会に潜入


2年前の「東京ゴールドスポット100」に続いて、2017年3月21日(火)に「プラチナスポット」がTOCOM(株式会社東京商品取引所)に上場され、取引が開始されたことを記念してこの日、TOCOMの1階で、「プラチナスポット上場記念イベント」と銘打って、18時45分から、金融寸劇セミナー&投資家交流会が開催された。

最初に挨拶に立ったのは、TOCOMの理事であり、広報部長の小渕大樹さん。「2年前のゴールドスポットの最初の取引は1万2000枚だったが、本日のプラチナスポットの取引は2万枚を超えた」と報告。

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(写真:挨拶をする小渕大樹さん)

 

続いて、金融寸劇の脚本・構成を手がけた金融ジャーナリストの川口一晃さんが挨拶に立ち、金融寸劇の見どころを紹介し、「金融の世界は単語も難しく、理解するのも大変だが、笑いながら、やさしく学ぶことができれば、記憶に残るだろうという思いから、この金融寸劇を始めた」とその心情を吐露。TOCOMでは2回目となる、金融寸劇の幕があいた。演じるのは劇団E-Factoryの皆さんと、岡本一馬さん。

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(写真:開演に先立ち、寸劇の見どころを述べる川口一晃さん)

 

第一幕「金? プラチナ? それとも……」

どの時代でも学校で流行った「カード」。カードによっては、その希少性に不思議な力を発揮します。そして、舞台は大人の世界の希少性へ。

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約25分の第一幕が終わってから、川口一晃さんがこの寸劇を解説。第一幕は、昔話の「金のオノ・銀のオノ」に題材を得たことを披露してから、劇中に登場したプラチナや金、さらに、ビットコインや貨幣にについて解説。「最近話題にビットコインと金との違いは、金は世界中の人のほとんどが信用しているけれど、ビットコインを信用している人は未だ少ない。さらに、貨幣との違いは、ビットコインは未だに国から信用されていない」と指摘。

そして、おもむろに1円玉を取り出し、「私が今持っている1円玉は平成25年に発行されたものですが、これがコイン商では、2500円の値がついている。実に2500倍の価値になっている。しかも、平成22年から25年に発行された1円玉は非常に価値があり、消費税が導入された平成元年の1円玉の発行枚数が23億枚に比べると、平成25年は55万枚という発行数。いかに希少価値があるかがわかるでしょう」と解説。造幣局のオンラインショップでは毎年、その年に発行された貨幣をセットで販売(1700円ぐらい)していることも暴露。川口さんはいつも2セットを購入しているそうだ。

さらに、プラチナと金の話題では、2016年のプラチナの生産量は168万トンで、金は3100万トン。プラチナの生産国は南アフリカが圧倒的に多く、次いで、ロシア。この2カ国でプラチナ生産量の大半を占める。金の産出量は中国がトップで、続いて、オーストラリア、ロシアの順。産出量からいうと、プラチナが金より希少価値がありそうだが、最近では、金のほうの価格がプラチナを上回っている、と言って、第一幕の解説を締めくくった。

第二幕「恋は分散投資」

久しぶりに会った学生時代の友人3人。仕事や結婚の話をしているのだが、どの話題もなぜが投資に結びついてしまう。そして、分散投資が大事であると理解した彼らは……。

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第二幕も25分間の上演。終了後、再び、川口一晃さんが第二幕を解説。テーマは分散投資で、お金を分散することによって、財産を守るのが分散投資の妙でもあるという川口さんは、株式投資についてどのぐらいの数の銘柄に分散投資をすれば効果があるかと言えば、「20銘柄」で、それだけの銘柄に分散しておけば、マーケット同じような値動きになると指摘。また、長期投資については、「国内の株式、国内の債券、海外の株式、海外の債券の4つに分散投資をして、利益が確実に出始めるのは7年を過ぎてから。だから、最低でも7年は辛抱すべきだ」と。

さらに、アメリカの投資教育にも触れて、なぜ、世界中の貯金箱が豚のデザインなのか、その成り立ちを述べたあと、「貯金箱には4つの投入口があいていて、それには理由がある。ひとつは消費のために、もうひとつは純粋に貯蓄のため、さらに、3つ目は投資のためで、4つ目は寄付のための、投入口」だと解説。アメリカ人の資産の分散の仕方を紹介した。

また、ある銀行マンから聞いた話として、銀行のATMからのお金のおろし方で、お金の貯まる人か、貯まらない人かわかるという、会場の参加者の興味を惹く話を披露。「給料日や支払を受けた時に、一括してお金をおろし、必要なお金ごとにそれぞれ封筒にわけて管理している人が、めちゃくちゃお金が貯まる人」だそうである。そんな暴露話をして、第二幕の解説を終了。最後に、寸劇を演じた皆さんが再度、舞台に登場して自己紹介。それぞれの今後のスケジュールを述べたあと、第一部の金融寸劇セミナーは終了。

投資家交流会

第二部は、会場を地下1階に移して、投資家交流会。主催者から飲み物と軽食が用意され、和やかな雰囲気のなかで交流会が始まった。乾杯の音頭を取るのは投資家の皆さんにはお馴染みの小次郎講師。会場のあちこちで参加者同士の交流が行われ、途中、小次郎講師や川口一晃さんの投資に関する解説も行われて、投資家交流会は和気藹々のまま、散会となった。

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(写真:乾杯の音頭を取る小次郎講師)

 

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(写真:会場のあちこちでは参加者同士で談笑する姿)

 

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(写真:金融寸劇を演じた、左から岡本一馬さん、内田慎二さん、益永えりかさん)

 

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(写真:会場に設置された書籍販売コーナー)

 

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(写真:東京ゴールドスポット100とプラチナスポットのパネル)

<辻 秀雄>