ついに、個人投資家が手軽に投資できる、日本の米を対象とする金融商品が誕生した! それが「コメeワラント」である。米を新銘柄としてeワラント(個人投資家向けカバードワラント)に追加したのは、eワラント証券【関東財務局長(金商)第2526号】だ。2019年1月21日(月)から、この「コメeワラント」をSBI証券【関東財務局長(金商)第44号】の顧客に提供することとなった。
「コメeワラント」は、大阪堂島商品取引所に上場しているコメ先物を対象とするeワラントである。国内で唯一といっていい、個人投資家向けにコメ先物を対象とした金融商品である。
今回、取扱を開始する「コメeワラント」は、大阪堂島商品取引所に上場しているコメ先物のなかで、「新潟コシ(新潟県産コシヒカリ)先物」が対象である。新潟コシ先物価格上昇時に値上がりが見込める「トラッカー型」の取引ができるようになる。
「コメeワラント」の対象原資産は、大阪堂島商品取引所に上場しているコメ先物の価格にほぼ連動する。「コメeワラント」の取引は、他のeワラントと同じように、マーケット・メーク方式なので、個人投資家の相手になるのはマーケット・メーカーで、彼らは、コメ先物取引でリスクヘッジを行う。
「コメeワラント」取引のメリットは何か。それはいくつかあげられる。
1.1万円以下の少額資金からコメ先物取引に参加できる。
2.追証は不要で、最大損失が投資元本に限定。
3.「コメeワラント」を満期まで保有しても、コメ先物取引とは違い、現物の授受は行わない。
SBI証券は、「コメeワラント」の取扱開始を記念して、「eワラント」取引の新規申込者には全員に200円を、一定額以上取引すると抽選で100名に、現金3000円をプレゼントするキャンペーンを実施する。キャンペーンの詳細はこちらから。
eワラント証券とe ワラントとは?
eワラント証券は、日本でのカバードワラント市場をリードしてきたゴールドマン・サックス証券から、eワラント事業を譲り受け、継承・発展を目的に設立された企業である。
登録商標の「eワラント」の認知度は高く、18年以上の実績がある。日本での代表的な小口の投資家向け店頭カバードワラントとして、SBI証券、EVOLUTION JAPAN証券を通じて取引されている。
個人投資家はは、eワラントを通じて対象原資産とする国内個別株式/外国個別株式/株価指数/外国為替相場/コモディティ(商品相場)/バスケットにレバレッジ投資ができる。その特徴には、損失限定(投資した資金以上の損失はない)があり、レバレッジ水準は国内外の個別株式・株価指数を対象原資産とする銘柄で2倍~20倍程度、為替を対象原資産とする銘柄で2倍~50倍程度である。
eワラント証券は、カバードワラントの商品設計、システム開発、安定運用など、高度な専門知識と経験を持つスタッフを揃えており、個人投資家のニーズに応えることができる金融商品を提供してきている。
カバードワラントとは?
オプション取引に係る権利を表章する金融商品取引法上の有価証券で、経済効果はオプション取引と同様である。また、 店頭カバードワラントとは、金融商品取引所に上場していないカバードワラントのことである。
<辻 秀雄>
仮想通貨情報続々配信中!
メルマガでしか読めない限定情報も!