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【取材レポート】FLOCブロックチェーン大学校 「無料体験コース」潜入

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2018年10月5日(金)18時15分から始まる、FLOCブロックチェーン大学校の「無料体験コース」に参加した。以前から、無料体験コースを一度受けてみてはどうか、と同校のスタッフから勧められていたこともあって、思い切って、無料体験コースを申し込んだ。
あいにくの雨の日だったが、新宿駅南口から飲み屋がつらなる路地を抜けて、広い通りにでると、目的の場所であるDaiwa西新宿ビル9階のFLOCブロックチェーン大学校に到着した。新宿駅南口から歩約5分といったところか。
さっそく、無料体験コースの会場に案内される。と、続々、無料体験コースの参加者が会場にやってきて、前方に席を取り始める。多いときで50名を超えると聞いていたが、この日は、19名が参加した。

無料体験コースの内容は、3つのパートにわかれている。それは次の通りである。
1.ブロックチェーンの仕組み
・ブロックチェーン仕組みの理解
・ブロックチェーンとビットコインの関係性
・ブロックチェーンを支える暗号技術の仕組み
2.ブロックチェーンで変わる未来
・ブロックチェーンが「革命」と言われる4つの理由
・ブロックチェーンを活用する世界各国の動き
・企業のブロックチェーン導入事例

3.ブロックチェーン技術を効率的に身につける方法
・ブロックチェーンエンジニアに最短でなれる方法
・非エンジニアのためのビジネス活用法
・ブロックチェーンの波を掴むための方法

以上の内容を、約100分で学ぼうというコースである。もちろん、「無料体験コース」なので受講料は無料である。講師は、FLOCブロックチェーン大学校のスタッフが務める。

講師はまず、仮想通貨やブロックチェーンなどのニュースを紹介したあと、ブロックチェーンとビットコインの関係性について、こう述べる。ここからの説明は、ビットコインのブロックチェーンに基づいたものである。
「コンピュータにたとえると、ブロックチェーンはOSで、ビットコインは経済的なアプリだと思ってください。ですから、アプリであるビットコインを動かすにはOSであるブロックチェーンが必要だということです」
といって、ブロックチェーンとは、一言で言うと、「変更、削除、改竄ができず、ダウンすることのない、正しい情報のみ記録されるネットワーク共有型のデータベース」である。そして、ブロックチェーンは、1.多数で管理している、2.改竄ができない、3.データベースであることをぜひ覚えて欲しいと、参加者に念を押す。

なぜこの3つを上げたのかと言えば、これまでの世の中で、この3つが同時に成り立つことがあり得なかったからである。

次に、ブロックチェーンのブロックの中身について話を始めた。
「ブロックチェーンのブロックに一番近いものとしては、大理石の板とイメージしてください。大理石の板に文字が刻み込まれているものが、ブロックチェーンのブロックに一番近いものだと思ってみてください」という。
「大理石の板に文字を刻むのは大変難しそうだし、その刻んだ文字を変更するのは簡単にはできない。だから、この板に書いてあることは本当のことだということで、ブロックチェーンのブロックとして採用されていると思ってください」
「そしてもっと大事なことは、この大理石の板がどこに老いてあるかが非常に重要である」という。そういって一枚のイラストを提示する。その場所は、みんながいる広場で。大理石の板が置いてあり、代表の人が文字を刻み込んでいる、これがブロックチェーンの構図である」という。

そして、「みんなが見ている前なので、この代表の人は変なことを書き込むことができない。ということで、ここに書いてある情報は本物だとみんなが信じているので、そこで初めて成り立った仕組みがビットコインだと思ってください」という。
「垣根の中にいる、赤い服を着た人たちを『ノード』と呼んでいる。この『ノード』はブロックを見張る役目があり、全世界には何万人もいるといわれている。さらに、垣根の外にいる人たちをユーザーと呼んでいる。ユーザーは、ビットコインを使って買い物をしたり、何かものを売買している人たちと考えてほしい。ユーザーは全世界で何十万人もいると言われている」
「ブロックチェーンのブロックは一つではない。約10分間に一回、新しいブロックができあがる。それが鎖状でつながっていることから、この仕組みをブロックチェーンと呼ぶようになった。これは大理石の板だから、書き込める文字数に上限があるとイメージできると思う。その上限は1メガバイトである。半角文字で100万ぐらい入るといわれている」
「ブロックには何が書いてあるかといえば、取引のデータが書いてある。この取引のことを、ビットコインの世界ではトランザクションと、呼んでいる。今までの仕組みでは、取引には必ず管理者が必要だった。ブロックチェーンを使えば、そうした管理者は要らなくなる、と言われている」

次に、ブロックにはどんな工夫がされているかという話になり、講師は、まず、公開鍵と秘密鍵の話を切りだした。
「仮想通貨ビットコインは、海外では暗号通貨と呼ばれている。ですから、トランザクションの内容を35桁ぐらいの文字列に変換してしまう。そうすることによって、その取引が誰の者かわからなくすると言う、工夫がなされている。この35の文字列のことを一般的には、公開鍵と呼んでいる。もしくは、ウォレットのアドレスという。そして、一人で公開鍵を何個でも持って良いということになっている」
「これを銀行でたとえば、公開鍵は口座番号である。口座番号は誰に教えても基本的には大丈夫である。しかし、暗証番号は教えるとダメである。そのような役割を持っているのが、同じく暗号化されているのだが、秘密鍵をみんな一つだけ持っている。公開鍵と秘密鍵をセットにして管理をしている。そこには、暗号技術が活用されている」

「そして、二つ目は、ハッシュ関数である。上図の大理石に文字を刻み込んでいく人を決めるための、一種のゲームのようなものを想像してほしい。ここからたとえ話である。会社の飲み会の幹事がまわってきたら、大理石の板に文字を書き込まなければいけないと言う役割があるとする。幹事は立候補制で、上図のイラストのなかで赤い服を着ている人たちはすべて立候補をしている幹事だと思ってほしい。立候補をしている人たちのなかで、ハッシュ関数を使ったあるゲームをやってみる。ゲームをやっていって、一番最初に答えを見つけた人が、大理石に文字を書き込む仕事をする。実は、この仕事をみんなやりたくて、やりたく仕方がない。なぜやりたい人がたくさんいるのは、報酬がでるからである。今、12.5ビットコインの報酬がでる。報酬の額は12.5ビットコイン×75万円は937万円である。なかなかいい仕事ではないだろうか」
「『ノード』の人たちはブロックを見張る役目があるといったが、もうひとつは、「数読」みたいなことをやっていて、競争をしている。競争をしているなかで、一番最初に『できました』と言った人が、大理石に文字を刻み込む権利を得て、文字を刻み込んでいき、みんなに『合っています』『合ってます』といわれたら、この報酬がもらえるという仕組みになっている」

「ただ、やっていることは、数読ではなく、ハッシュ関数を用いたゲームをやっていて、そこで求められる答えのことを『ナンス値』と呼んでいる。ナンス値の特長は、非常に探し出すのが難しいことである。ただし、探し出した答えが、合っているか、間違っているかは、誰がみてもわかるという仕組みになっている」
「つまり、競争をしているが、そこではズルができない仕組みになっている。ズルをしてもすぐわかる仕組みになっている。もし自分に有利なデータを書いても、『違います』『違います』と否定されたら、この報酬がもらえない。そして、ズルするのは大変なので、そんな労力を使うよりは、報酬を得たほうが得であるという設計がなされている。だから、ここに書いてある取引データは、本当だということをみんなが信頼している、ということになる」
「つまり、この取引のデータが本物であるという仕組みが何重にも敷かれているということである。この作業のことを『マイニング』と呼んでいる。『ノード』という人たちは『マイナー』と呼ばれている」

つまり、以上の話をまとめると、以下のようになる。
1.ブロックチェーンのデータは、変更、削除、改竄ができない。
2.取引データは匿名性が高く、誰の取引データかわからない。
3.ブロックチェーンはOSで、ビットコインはそのうえにのるアプリである。
4.ブロックは取引データを刻み込まれた大理石の板である。
5.10分間に一回、ゲームをといた人が幹事になる。幹事になった人は全員の前で取引データを大理石に刻み込む。刻み込む行為に対して約1000万円の報酬を得ることができる。10分間隔で同じ作業が行われ、チェーン上につながっていく。
「これが現在のビットコインのブロックチェーンの大きな特徴である」といって、講師は第一部の内容を終えた。このあと、第二部、第三部と続いたのだが、上記の説明で、ブロックチェーンとは何か、というのが何となくつかめたような気がした。本格的に学ぶには、FLOCブロックチェーン大学校の「基礎コース」を受講したほうが手っ取り早いだろう。

ちなみに、FLOCブロックチェーン大学校で学ぶ基礎コースのカリキュラムは、ざっと以下のようになっている。

ほかには、3カ月で体系的に学び、ブロックチェーン技術者として開発できるようになる、技術者向けの「エンジニアコース」と、ブロックチェーン技術を使って、ビジネス構築ができるようになる「ビジネスコース」がある。さらに、深く専門的に学べる中上級者向けのゼミとして、「中上級者向けゼミ」が用意されている。ブロックチェーン技術は、私たちの未来社会をどんなものにするのか、いまもっとも注目されている技術だけに、知っておいたほうがいいのではないかと、無料体験コースを体験して思った。

<辻 秀雄>

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