ブロックチェーンアイランドを目指す、地中海のマルタ共和国のジョセフ・ムスカット首相率いる使節団が、2018年8月1日、Social Good Foundation Inc.に来訪し、「SocialGood」のビジョンやブロックチェーン業界に与える影響、社会に対する貢献度について意見交換を行い、両者で暗号通貨促進に関して、協力することで合意した今回の訪問は、マルタ現地の新聞である「The Malta Business Weekly」に、2018年11月1日付けで掲載されたものである 。
マルタ共和国は、2018年に暗号通貨関連法案を可決し、暗号通貨を専門とする政府機関が発足するなど、国策として暗号通貨事業に力を入れてきており、「ブロックチェーンアイランド」を目指している。これに呼応して、複数の大手暗号通貨交換業者がマルタ共和国に本拠を移転し、 1日あたりの暗号通貨取引量は世界一を記録している。
2018年8月1日にSocial Good Foundation Inc.を訪問した首相使節団は、ジョゼフ・ムスカット・マルタ共和国首相来日に伴う一行で、同首相を団長とする50名。会談では、ユニークな社会貢献のスキームを備えた暗号通貨(日本で唯一の米国SEC登録済トークン)である「SocialGood」について意見交換を行い、次のような協力を検討することになった。
1.日本国内でのマルタのブロックチェーンアイランド構想の理解促進
2.SocialGood事業のマルタでの展開
3.Social Good Foundationのマルタでの事業所開設
4.定期的な情報交換や人的交流の実施
「SocialGood」は、Social Good Foundation Inc.が開発した暗号通貨で、保有者は全世界で3万人を超えている。「SocialGood」の保有者は、 Social Good加盟企業によりつくられる「Social Good エコシステム」で買い物をするたびに、仮想通貨でキャッシュバックを得られ、同時に、世界の社会貢献団体に自動的に寄付が行われる。
このビジネスモデルの独自性を鑑み、Social Good Foundation Inc.は2018年9月11日に、複数の国際特許出願を行った。Social Good Foundation Inc.は、海外機関関投資家からICOによる33億円の資金調達を行っている。
「SocialGood」とSocial Good Foundationについてはホワイトペーパーを参照。
<辻 秀雄>
仮想通貨情報続々配信中!
メルマガでしか読めない限定情報も!