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【Input Output HK】IOHKが安全なスマートコントラクト技術を立ち上げ

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ブロックチェーンの研究開発で知られるIOHKは、カルダノブロックチェーンに、スマートコントラクトを記述するための2つのツールを発表した。

学者やビジネスの専門家、開発者が参加し、スコットランドのエディンバラで開催された第1回公開イベント「PlutusFestコンフェレンス」で、「Plutus」と「Marlowe」のテストフォーマットを公開した。この2つの強力なツールを使うと、スタートアップ企業や金融サービス、フィンテック業界、研究者が、カルダノでブロックチェーンを使用した契約を作成できるようになる。

「Plutus」とは、スマートコントラクトを書くためのカルダノの汎用プログラミング言語のことである。IOHKの科学者とエンジニアは、関数型プログラミング言語の「Haskell」と、カルダノを組み合わせて、フィンテック業界の開発者が、安全で堅牢なスマートコントラクトを書けるプラットフォームをつくり出すことに成功した。

IOHKは、新たなブロックチェーンエミュレータをベースに「Plutus Playground」と呼ぶ、使いやすい「Plutus」の開発やテスト環境を提供する。ブロックチェーン自体に契約をプログラムできるようになる。

プログラマー以外の人であっても、会計用スマートコントラクトの「Marlowe」で簡単にコードを生成し、ソフトウェア製品を構築できるようになる。プログラミングの経験のない金融業界の専門家が、ブロックチェーン上で金融契約を自動的に作成できる、使いやすいツールとなっている。「Marlowe」には、ウェブベースのテストベッド「Meadow」が備わっている。

IOHKのチャールズ・ホスキンソン最高経営責任者は、次のように語っている。
「PlutusとMarloweのテストベッドをリリースすることを本当に嬉しく思っています。開発者、金融の専門家、研究者がカルダノでのスマートコントラクトを試すことができます。この2つの技術は、ブロックチェーン業界にとって大きな前進です。数百万ドルの膨大な損失をもたらしてきたソフトウェアバグを減らすために、プログラミング言語設計の第一人者が集まったチームが厳密に設計しました」
Charles Hoskinson氏

ブロックチェーン技術を活用すれば、非常に大きな潜在的利益が生まれる。世界的な金融システムのインフラストラクチャーを刷新することは、コストを削減し、金融サービスや他の産業でデジタル技術の活用による創造的破壊を引き起こす、新しい企業の登場を促すことになる。米国の投資銀行であるゴールドマン・サックスは、金融取引だけでも、現物株式の取引における決済エラーをなくし、年間110億ドルのコスト削減につながると見込む。

想定元本が約600兆ドル市場の基準を定める国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)は、新しくコモンドメインモデルを発表した。この共通の基盤により、「Plutus」や「Marlowe」などの分散型台帳技術を業界に導入できるようになる。

IOHKのプログラミング言語のエリアリーダーであるフィリップ・ワドラー氏は、次のように述べている。
「IOHKは、仮想通貨の企業の中でもピアレビューを経た研究を開発のベースにすることにこだわっている点でユニークです。関数型言語のHaskellを使用することで、迅速で信頼性の高い開発を行う数少ない企業の1つでもあります。Plutusはこうした傾向を継続したものです。オンチェーンコードはSolidity、オフチェーンパートはJavascriptというように、イーサリアムを2つの言語でコーディングする場合、他のシステムも同様に2つに分かれてしまいます。PlutusはHaskellをベースにして両方で使える統合された言語を提供する唯一のシステムです。

オンチェーンコードのコア言語は、将来の有用性を考慮して非常にシンプルなものに保たれているため、検証がサポートされます。コアは、フランスの論理学者ジャン=イヴ・ジラールと、同じシステムを独自に開発した米国のコンピューティング研究者ジョン・C・レイノルズの仕事を直接取り入れたものです。私たちの一流のチームは、世界をリードする研究者と開発者が集まってPlutusをデザイン、実装、標準化を行っています」

イーサリアム立ち上げの経験を基に、IOHKの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏と、ジェレミー・ウッド氏は、カルダノブロックチェーンの画期的な戦略をつくった。世界レベルの開発チームの手で、アカデミックの厳密さと、学問領域としてのHaskellの正しさを組み合わせることで、カルダノと暗号通貨「ADA」の比類ないレベルの信頼性とセキュリティが実現する。

セキュリティと信頼性の数学的確率に重点をおいたこの戦略は、「Plutus」と「Marlowe」を、2019年にネットワークが分散される際の、現実世界でのアプリケーションで使用される、カルダノ上のスマートコントラクト開発の核と位置づけている。

こうした革新を世の中に知らしめた最初の「PlutusFest」は、エディンバラ大学のエディンバラ・ブロックチェーン技術研究所が主催している。この研究機関は、2017年2月にIOHKのグローバル大学パートナーシップのネットワークの本部として設立された。エディンバラは、スコットランドの金融サービス産業の中心地で、ロンドンに次ぐ英国第二位の規模である。

詳細は以下を参照のこと。
詳細1
詳細2
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IOHKとは?
チャールズ・ホスキンソン氏とジェレミー・ウッド氏が、2015年に設立したもので、ピアツーピアの革新を活用し、金融サービスにアクセスのなかった30億人に新たなサービスを提供するテクノロジー企業である。IOHKは、学術機関、政府機関、企業のために仮想通貨とブロックチェーンを構築する。また、ヨーロッパ、米国、アジアで密接なアカデミックのつながりを持つリサーチ企業であり、従業員の多くがコンピュータサイエンス、数学、物理学の博士号取得者である。IOHKは、最新のプロトコルを作成するための実践的なピアレビューに基づく研究、次世代の仮想通貨への技術的基礎の増強に焦点を当てている。

問い合わせ
ライトニングコミュニケーションズ(広報代理)
Mail:tanaka@licomm.co.jp

<辻 秀雄>

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