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【取材レポート】アメリカ・サンフランシスコの「ICO Service」がブロックチェーンセミナーを開催

2018年9月23日(日)13時から、東京・渋谷のTKPガーデン渋谷で、「ブロックチェーン ワールドエキビション」が開催された。アメリカ・サンフランシスコのICO Serviceが、ブロックチェーンの研究セミナーとして開催したもので、スタートアップ6社が、自社の事業の発表を行った。

ICO Serviceは、アメリカ・サンフランシスコに拠点を構える、世界中のブロックチェーン技術を推進する企業で、提携パートナーは、有名ベンチャーファンドの「Dragon Capital Partners」や、シンガポールの格付機関である「ALT SCOPE」など、ベンチャーキャピタルと提携し、アジアを中心に、ロードショーサービスをブロックチェーンベースのスタートアッププロジェクトに提供している。
今回のセミナーは、北京や香港、シンガポールを含めたアジアの都市をまわるツアーイベントの一環として、東京で開催されたものである。

企業のデータマネジメントを変革する分散型プロトコル

最初に登壇したのは、Leonovusの議長で最高経営責任者のMicheal Gaffney氏。

Leonovusは、「GAAX」というセキュリティトークンを発行し、300万米ドルの調達を計画している。このトークン「GAAX」は、クラウドデータストレージ及びコンピューティングプラットフォームである「GALAXA」というXaaSマーケットプレースのベース通貨となる予定だ。現在のクラウドストレージとクラウドコンピューティングの市場は寡占化している。クラウドサービスのプロバイダーは、Alibabaをはじめ、Amazon、Microsoft、Googleが占めている。その市場に、「GALAXA」は挑戦しようとしている。Leonovusのブロックチェーン技術は、急激に成長しているこの市場に適合できるようデザインされており、開発者が新しいプロダクトとサービスをリリースできるオープンプラットフォームを提供していく。また、Lenovusは、「GAAX」がトロントで運営するTSX Venture Exchangeでとレードできるような証券になるように、証券取引所と規制当局に申請を行っている。トロントの証券取引所で取引ができるのは、2019年3月を予定している。本拠地はカナダが、「日本に進出するつもりはあるか」との質問に、Michael氏は「そうだね、まだまだ長い時間がかかるが、1年後だね」と答えてくれた。
Leonovusの解説動画はこちらから。

効率的に旅行者とホテルをつなぐ、急成長のソーシャル旅行プラットフォーム

次に登壇したのは、ソーシャル旅行プラットフォームTriphopの共同創業者兼最高経営責任者であるBasil Elotol氏。

Triphopは、いま急成長している旅行プラットフォームであり、独自のキャッシュバックシステムなどを通じて、旅行者とホテルを効率的につなぐ役目をしている。独自のトークンである「Tripコイン」は、参加者が旅行の経験をソーシャルネットワーク上で友人や家族とシェアすることを動機づけるように設計されている。また、ホテルは旅行者に対してスペシャルなオファーと、「Tripコイン」によるリワードを提供し、旅行者の体験をユニークで価値の高いものにしようと常に挑戦している。Triphopは、ブロックチェーン技術とスマートコントラクトの活用で、ホテルと利用客の関係に信頼と透明性を維持している。現実に、獲得しているポイントやマイルは、その3分の1が使われずに廃棄されており、その金額は、160億ドルにものぼる。1回もポイントプログラムをやらずに終わる消費者が28%もいる。Triphopは、分散型旅行報酬/ソーシャルプロモーションプラットフォームで、2016年にシリコンバレーで設立され、55万のホテルと契約し、2017年9月以降、8万8000人以上の旅行者へサービスを提供している。成長率は170%である。
解説動画はこちらから。

次世代の不動産ローン技術のプラットフォーム

3番目に登壇したのは、MorLabsの共同設立者件最高経営責任者であるHyonwoo Shin氏。

MorLabsは、次世代の不動産ローン技術のプラットフォームで、ブロックチェーン技術をベースにしている。消費者や不動産業者、ローンブローカー、ローンプロバイダー、アグリゲーターなどに対してサービスを提供している。プラットフォームの焦点は、アメリカの住宅ローン抵当権産業のすべての参加者がブロックチェーンを利用して、住宅ローン関連のすべての文書や情報のセキュリティ、検証、説明責任を確保できるようにすることだ。プロセスを迅速で正確であることが、すべての業界関係者に利益をもたらすはずである。結果としてローンの原債権者やトレーダー、ローン投資家は、これまで逸失していた何十億ドルもの利益を得ることが可能になる。今日の不動産ローンが抱えている問題は、多くの文書を作成しなければならない、時間がかかる、人為的ミスが発生しやすい、高い不動産売買手数料などである。そうした問題を、世界の住宅ローン業界向けの唯一のエンドツーエンドブロックチェーンソフトウェアソリューションであるMorlabsは、解決する。デジタル化/自動化された文書はブロックチェーンに永久的に保存され、より早い売買は借り主に時間の節約と利便性を提供し、性格で安全に情報データを保存し、そのことが、貸し主、借り主、トレーダーの年間の数十億米ドルのコスト削減につながる。
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Ethereum dApp用のブロックチェーンアプリケーションビルダー

4番目に登壇したのは、イーサリアムdApp用ブロックチェーンアプリケーションビルダー「dApp Builder」の最高経営責任者のRafael Soultanov氏。

dApp Builderは、ユーザーがいともたやすく、イーサリアム上で分散型アプリケーション(dApps)を開発できるプラットフォームである。イーサリアム上で簡単にdAppsが作成できるといわれても、そこは知識と技術が必要である。しかし、「dApp Builder」を使えば、誰もが、あらかじめ用意されたプレビルドのスマートコントラクトを組み上げれば、コーディングなしでdAppの開発やカスマイズができ、そのままブロックチェーン上にデプロイできる。「dApp Builder」は、先進的なスマートコントラクトのマーケットプレースになることを目指している。「dApp Builder」のユーザーは現在、3万人である。
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ブロックチェーンを搭載した革新的なソーシャル&エンターテインメントのエコシステム

5番目に登場したのは、Xfiniteの最高財務責任者兼最高執行責任者であるMario Albert Casiraghi氏である。

Xfiniteはブロックチェーンを活用した、ソーシャルとエンターテインメントのエコシステムである。映画やテレビ番組、スポーツなど、ユーザーが投稿したコンテンツをストリミーミング視聴すれば、登録された視聴者に報酬が支払われるというもの。このシステムによって視聴者やコンテンツ、出演者、ブランド、パートナーなどの新しいデジタルコミュニティの参加者をユニークに繋げ、それぞれに報酬を与えるのだ。Xfinite独自のビジネスモデルには、世界的に有名なデジタルコンテンツの所有者と、その独占的なコンテンツと膨大なユーザーベースとの戦略的提携が含まれている。

Visa、MasterCardや伝統的な銀行に挑戦する、次世代の銀行システム

最後に登壇したのは、次世代銀行システムを提供しているExactPayを提供しているMashの最高経営責任者であるJames Hickson氏である。

ExactPayは、金融業界を大きく変える、真のゲームチェンジャーである。安く、速く、使いやすく、安全に、ライセンスが必要な銀行業務や金融サービスを提供している。サービスを介して、スマートフォンかPCからすべての暗号通貨と法定通貨を送信したり、交換することが可能である。オープンソースのプラットフォームなので、さまざまな開発者がカスタマイズした金融サービスを提供できる。NASAやJPモルガンに勤めていた優秀なメンバーによってチームが構成されている。フィンランドのヘルシンキに本拠を構え、ルクセンブルクやスペインのマドリード、スウェーデンのストックホルム、ロシアのモスクワにそれぞれ拠点がある。

急遽、通訳を務めた二人

日曜日にもかかわらず、50名近い老若男女が、会議室に集まって、スタートアップの経営陣の話に聞き入った。

<辻 秀雄>

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