FX・仮想通貨・先物の最新業界情報メディア

Menu

【GMOインターネットグループ】「仮想通貨の採掘(ビットコイン・マイニング)事業に関する説明会」に潜入


2017年9月13日(水)15時から、東京・渋谷のセルリアンタワーオフィス棟14階で、GMOインターネットグループによる「仮想通貨の採掘(ビットコイン・マイニング)事業に関する説明会」が開催された。会場にはメディア関係をはじめ、仮想通貨に関心や興味を持っているビジネスパーソンを中心に、約100名ぐらいが説明会に参加した。

最初に登壇したのは、GMOインターネットの代表取締役会長兼グループ代表の熊谷正寿氏。「マイニング事業参入について」語った。

GMOインターネット 代表取締役会長兼グループ代表 熊谷正寿氏

マイニング事業参入への考え方

熊谷氏は、GMOインターネットグループの概要について説明をしたあと、今後、やろうとしている事業に等について約2分間のビデオを紹介したあと、本題に入った。

「仮想通貨は世界を変える可能性を感じています。世の中を変える、経済を変える仮想通貨の分野に参入するに当たっては、仮想通貨の大元となるマイニング事業への参入が必要だと考え始めました。マイニング事業は仮想通貨の採掘事業といわれており、その実態は、ネットワーク上のコミュニティに寄り改ざんされない仕組みを構築するために、膨大な演算処理を行い、最先端技術によって運営されている。当社は、日本でも最大級のサーバーを運営する事業者として、ネットワークインフラのノウハウと最先端の技術を持って、マイニング事業に参入をいたします」

さらに、マイニング事業では膨大な計算機を必要とすることから、大量の電力を消費するために、これは地球温暖化にはマイナスであるとの課題を抱えている。この課題を解決するために、GMOインターネットグループは、低電力で動く、マイニング用の最先端半導体チップを開発に着手する。ふたつめは、再生可能なエネルギーを活用するために、北ヨーロッパにマイニング事業の拠点を設けること。そして、GMOインターネットグループはマイニング事業に参加すると同時に、すべての人たちがマイニングに参加できるようにするための「クラウドマイニングサービス」や、マイニングに参加するのに必要な最先端の「PC用マイニングボード」の販売を行う。

仮想通貨・市場環境について

熊谷氏に続いて登壇したのは、常務取締役で、次世代システム研究室室長の堀内敏明氏。まずはじめに、仮想通貨についての説明を行った。

堀内敏明氏

仮想通貨とは、「インターネットを通じて ・世界中の誰からへでも ・世界中の誰からへでも ・安価な手数料で・即時に 送金ができる。法定通貨に対して国家による価値の保証を持たない通貨こと」であることを説明し、仮想通貨と法定通貨を比較したあと、時価総額は全体で7.8兆円あり、その70%をビットコインが占めていると話し、マーケットデータを解説したあと、ビットコインとマイニングに話題は移った。

「ビットコインとは、もっとも市場価値が高い仮想通貨で、ネットワークに分散・保持される台帳(ブロックチェーン)に取引が記録される。その特徴は、「落ちない」「消えない」「改ざんされない」ということです。仮想通貨のマイニングとは、取引台帳の正確さを保つうえで必要なプロセス(プルーフ・オフ・ワーク)を実行することで、その成功報酬として仮想通貨が得られるわけです」

そして、仮想通貨のマイニングのプロセスを紹介したあと、仮想通貨のマイニングの特徴や、新規発行される仮想通貨の量について触れた。

「一回あたりの採掘収入は、12.5BTCで、10分間に一度の書き換えが行われるため、1日では約144回。従って、ビットコインが支払われる量は、12.5×144=1800BTCとなります。時価総額にすると、約8.5億円になります」

さらに、GMOインターネットグループのマイニングの優位性について触れた。

次世代マイニングチップは、現状使われているマシンに対して同じ電気量では2倍の性能がかかりま。北欧に建設中のデータセンターは、停電力で運営できるためにコストの軽減につながります

マイニング事業について

三番目に登壇したのは、マイニング事業責任者の奥村真史氏。マイニング事業の概要やポイント、GMOインターネットグループのマイニング事業の強みなどを解説した。

奥村真史氏

「マイニング事業のポイントしては、①いかに高性能で大量の計算機を使えるか、②どれだけ消費電力を少なくできるか、③いかに電気代を安価で調達できるのか、ということがあります。①については、次世代の最先端高性能専用チップを日本国内のパートナと共同研究開発しており、その特徴は、7nm 製造プロセスによる最先端チップで、予定性能1チップあたり10TH/sのマイニング性能があり、1チップあたり電力は500W 以下でという省電力設計を行って開発を進めています。マイニングの対象となる仮想通貨は、ビットコイン及び SHA256 SHA256という暗号方式の代表的なアルトコインとなります」

そして、「どれだけ消費電力を少なくできるか」「いかに電気代を安価で調達できるのか」について触れたあと、GMOインターネットグループのマイニング事業の強みについて触れた。

21年にわたるインターネットのインフラ運営のノウハウがあること。さらに、マイニング事業進出に際し、重点投資を実行していること。最先端チップの開発、投入で高性能な計算機を揃えていること。省チップを使用して少ない消費電力で運営できること。北欧にデータセンターの拠点を立ち上げ、電力コストも低く抑えることができることなどが、当社の現在の強みと言えます」

その後、クラウドマイニング事業の概要や参入パターン、次世代マイニングボードの販売、グループ企業との連携などに触れて、説明を締めくくった。

GMOインターネットグループでは、次世代マイニングセンターの運営は、2018年の春頃を予定している。

<辻 秀雄>

世界のトップトレーダーに
挑戦せよ
WTCに参戦する
メルマガ登録で
最大1000万が当たる
今すぐメルマガ登録する