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【みんなのビットコイン株式会社】「イチからはじめるビットコイン!」取材レポート


2017年11月28日(火)19時から、東京・浜松町の住友東新橋ビル3号館7階で、みんなのビットコイン株式会社による会場セミナー「イチからはじめるビットコイン」が開催された。セミナーは2部構成で、第一部が「ビットコインの基礎知識~みんなが知りたい仮想通貨のポイントをビットコイン女子がお届け♪」、第二部が「現役ディーラーが見るビットコイン相場とは?」であった。

第一部の講師は、仮想通貨ニュースメディア「コインチョイス」を運営する笹倉依子氏。セミナーは、定刻の19時を10分過ぎて始まった。

ビットコインとは何か?

最初に講演を行ったのは笹倉依子氏。「ビットコインの考案者はサトシ・ナカモトといわれていて、2009年から発行が始まりました。単位は、BTC(ビーティーシー)で、11月21日現在の時価総額は約21兆円と巨大な規模になっています」

と言って、ビットコインについての解説を始めた。そして、ビットコインは、デジタルゴールドとも呼ばれていて、インターネットに繋がっていれば、世界中どこでも使えるし、データが正しいかどうか、みんな見張っており、暗号技術を使って安全性を担保している、と話す。次に、法定通貨とビットコインの違いを述べたあと、プレイヤーの全体像の話になった。ビットコインに参加しているのはどんな人たちがいるのか、という話になった。まず、利用者がいて、取引所があり、マイナーがいて、そして開発者がいること。

開発者というのは、ビットコインのメンテナンスや改善を行う人たち。ビットコインのユーザーが増えてくると、それにあわせて、コードを書き換えたりすることが必要になってくる。そこで、世界中のビットコインの開発に興味がある人たちが参加して、たとえば、スタンフォード大学やMITの研究者やフリーの開発者などがそうした作業を行い、ビットコインを早くおくれるようにする方法などを考えたりする、という。

彼らが開発したものは、マイニングが上手くできないと作動しない。そこで、マイナー(発掘者、採掘者ともいう)が登場してくる。マイナーは、マイニングをする人たちのことだが、ビットコインの掘り出し作業や承認作業を行っている。どういう人たちが行っているかというと、中国の大手企業がマイニングに参加しているのが特徴である。
次に、取引所ですが、これも重要です。マイナーが発掘したビットコインを持っているだけではどうにもならないので、誰かに売りたいときに取引所に売って、それを欲しい人が買ったり、ビットコインのトレードをしたい人たち同士でビットコインの売買ができる。
ユーザーだが、ユーザーはお金を増やしたいとか、資産を守るためにビットコインを持っておきたいとか、後はものを買ったりするために、ビットコインを使っている。

ブロックチェーンとは?

そういって、仮想通貨をめぐる全体像を話したあと、ビットコインのブロックチェーンについての解説を始めた。
「ブロックチェーンは何かというと、AさんからBさんに0.01BTCを送ったという情報を記録しておくための台帳です。イメージでいうと、クラウド上にデータがある感じです。だれでもその内容をみることができて、情報があっているかどうかをチェックすることができます。ブロックが鎖のように繋がっているからブロックチェーンといわれています。1個のブロックのなかに取引情報などがたくさんはいっています。最初のブロックからすべて順番がついていて、10分間にひとつ、新しいブロックが生成されるような仕組みになっています」

なぜ、マイニングをするのか?

そういって、次になぜマイニングをするのかについて説明を行った。
「マイナーの人たちは、しゃべるに当たる機材を購入して、電気代を使って、かなりたくさんの計算をします。それをやってうまくビットコインにありつけたら、ご褒美として、1ブロックを生成すると、12.5BTCが手元にはいってきます。10分ごとに1ブロックが生成していくと、けっこうな金額になります。現在だと、1ビットコインは110万円ですから、これはマイニングを行う価値があるからと思って、大きな設備と電気代をかけて、マイニングをする企業がでてきています。

よく、ズルをするためにデータの書き換えはできるのですか、という質問を受けるのですが、ブロックを遡って過去のデータを書き換えようとすると、これまでみんながかけた電気代よりもたくさんのお金をかけてブロックをほどいていかないといけないので、結局、あまりお金にはならないといわれています。ですから、マイナーの人たちはおとなしくこのシステムにしたがって、ビットコインの正しい取引を承認して、電気代を使ってマイニングをしていくことが、マイナーにとって一番お金が儲かるという仕組みがつくられているので、ブロックチェーン自体はあまり新しい仕組みではないのですが、その仕組みとマイナーへのインセンティブを上手くかけ合わせて、ビットコインのマイニングは動いています」

ハードフォークって何?

さらに、最近よく聞く、ハードフォークの話題にうつった。
「ビットコインキャッシュという仮想通貨は8月にできたのですが、その時に、以前からビットコインをもっていたら、自動的に同じ量のビットコインキャッシュがもらえるという事態が起きました。ビットコインのブロックチェーンは一本に繋がっていたんですが、フォークでふたつにわかれてしまいました。新しくできたコインも分岐する前の履歴と同じ履歴を持っているので、ふたつにわかれたら、ビットコインとビットコインキャッシュのふたつを持っているという現象がおきてしまったわけです。

それだけだと良かったのですが、そのあと、ビットコインの価格が上昇して、ビットコインキャッシュの価格も上昇したので、ブロックを2本にわけたら、めちゃくちゃ儲かるのではないかという話になってきました。そういうことを思う人がでてきて、どんどん分岐しようという流れがここ1~2カ月ぐらい、でてきているので、ハードフォークといえば、またビットコインが分裂するというニュースが報道されています。ハードフォークというのは、もともとビットコインのおまけがもらえるお祭りではありません。本当は、ソフトウェアをアップグレードするために、ハードフォークが起こるのですが、最近、ハードフォークによって2つにわかれるという事態が起きているので、ビットコインのハードフォークでコインがもらえるから、先に買っておこうと毎回思うのは危険なので、気をつけてください」

ビットコインの価値は何で決まるか

次に、ビットコインの価値について、笹倉氏は解説を始めた。
「たとえば、1万円は日本銀行が発行する銀行券だから、1万円の価値があると信用されているから、みんな安心して使えるわけです。だから、日本円の1万円札の紙には価値があるというのですが、ビットコインの信用はどこからきているのでしょうか。ビットコインの背後には信用を保証するような政府や大企業はないのですが、ひとつは、発行数が限られていることです。ビットコインはデジタル版の金です。金は数に限りがあります。金が欲しい人が増えても金が無限にでてくるわけではないので、希少性に価値があり、絶対に増やすkとができないので、そういうところから価値がきているというのと、不正ができません。マイナーやビットコインに関わる人たちは、ブロックチェーンに入ったデータを書き換えることもできないし、書き換えるインセンティブもないように設計されています。

ですから、不正されないというところでも、信用があります。2009年からビットコインは動いているのですが、今まで1回も止まったことがありません。さらに、どの国や企業にも管理されていないことが強みになることがあります。国の金融政策に左右されないという強みもあるので、そうした点からも、ビットコインに対する信用がでてきています。

次に、ビットコインの価格についてですが、ビットコインは信用がありますが、いくらが適切か価格かわからないなかでビットコインは動いているのですが、いままで何が会ったときに、ビットコインの価格は動いたのでしょうか。ひとつは、技術開発のニュースがあったときです。二つ目は、マイナーの動きです。マイナーがビットコインをマイニングしてくれるかどうか。たとえば、他の通貨の価格がもの凄く上がって、ビットコインをマイニングするよりも、そちらの通貨をマイニングしたらいいのではないかとか、ビットコインキャッシュのほうにマイナーがいって、ビットコインがマイニングされないとなると、若干、不安が広がることも最近、見られたことがあります。後は、政府の規制です。

2017年9月に、ビットコインの価格の大幅な下落があったのですが、中国政府がビットコインの取引所をすべて禁止にしたのですが、その時にはかなり価格が動きました。昨年、ベネズエラで高額紙幣が回収されたときに、ビットコインを買っておいたほうがいいのではないかということで、ビットコインの価格が動いたことがありました。あと、ハッキングや破綻が会ったときですね。少し前の話にはマウントゴックスの破綻がありました。しかし、最近では金融庁の規制も厳しくなってきたので、取引所が破綻するようなことがないと思います」

そういって、これまでの値動きのチャートを表示して、価格の上げ下げについて説明をした。次に、ビットコインの使い方についても説明をした後、仮想通貨の情報州にはどんなサイトが便利かについて、話を繋いだ。
ビットコインの情報州に便利なサイトとして次のようなサイトをあげた。

「CoinMarketCap」
「CryptoCompare.com」
「ビットコイン相場.com」
「Coin Choice」

この後、質疑応答にうつって、第一部が終わった。

第二部は、「現役ディーラーが見るビット魂相場とは?」と題して、トレイダーズ証券証券市場部ディーリング課の河田西欧氏が、壇上にたった。

スイスのジュネーブ生まれという河田氏は自己紹介のあと、円などの従来の通貨と、ビットコインなどの仮想通貨の違いについて、話を始めた。従来の通貨は、公的機関が価値を証明しているが、仮想通貨は、中央銀行がなく、ブロックチェーンが価値を証明していると。そして、ビットコインの相場の動きについて、チャートを示しながら、解説した。長期間足(年足)のチャートで見ると、ビットコインは乱高下しているように見えるが、月足のチャートで見ると、一定のペースで価格が上昇しているのがわかる。だから、取引量を抑えて投資をすれば、リターンは魅力的だという。

次に、ビットコインの価格を読むことについては、株式投資だとファンダメンタルズ分析が有効的だし、FXだと、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を駆使して、価格をある程度は予測することができる。しかし、ビットコインは、価格形成要因が明確ではないと、指摘する。

そして、ビットコインをトレードするうえでは、どれだけミスを防げるかが大切で、たとえば、投資金額は10%に抑えるとか、注文を放置しないとか、情報収集をしすぎないなどを注意した。つまり、ミスを最小限にとどめることで、相場で生き残る余力が残せるからである。

最後に、お勧めの情報源として挙げたのは、Webサイトだと、Bitcoin日本語情報サイトCoin ChoiceBloombergで、書籍としては、『いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン』『仮想通貨革命で働き方が変わる』『アフタービットコイン:仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』『デジタル・ゴールド』らを挙げた。あとは、TwitterやFacebookなどのSNSの利用や、旧レーションメディアであるNewspicksなどがお勧めだという。
そう解説して、第二部を終えた。セミナーは、終了時間定刻の20時30分をかなりすぎて、21時近くで終了した。

<辻 秀雄>

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