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【Cointelegraph】投資家が自分の資産を仮想通貨にますます移行している


世界市場におけるビットコインの役割は、米国と北朝鮮の緊張の高まりのなかで明らかになっている。投資家は、経済的に不安定であり、世界市場が不安定であるため、ビットコインを安全資産としてポートフォリオに組み込み始めた。

Ron Chernesky氏
写真出典:https://www.linkedin.com/in/ronaldchernesky/

InvestFeedの最高経営責任者であるRon Chernesky氏と、管理資産5兆7000億ドルを超える米国の投資運用会社であるBlackrockの債券ストラテジストであるJeff Rosenberg氏をはじめとするアナリストは、米国と北朝鮮の激しい挑発合戦が株式市場を売り一辺倒に導き、究極的には中期的な経済的不確実性につながっている、と分析する。

その結果、Chernesky氏は、急速に増加している投資家とトレーダーは、安全な避難資産と長期投資として、ビットコインに焦点が移り始めたと説明している。

Chernesky氏は次のように述べている。

「投資家が市場の深刻な景気後退の場合にリスクを分散させようと、仮想通貨に移し始めている傾向が見て取れます。仮想通貨が他の資産との慣例性が低いと見なされているため、このような動きが広まっているものと思われます」

ニッチ市場

今日、ビットコインと仮想通貨の業界がニッチ市場であると主張するのはもはや難しくなっている。なぜなら、仮想通貨市場は驚異的な1390億ドル市場で、毎日の取引額は時価総額にして56億ドルに上っているからである。厳しく規制されたビットコイン取引所および取引プラットフォームを通じて、しっかりとした投資家とトレーダーは高い流動性を得ることができるのだ。

Goldman SachsJPMorganなどの投資銀行と、Fidelityなど数十億ドル規模の投資会社は、市場の成長と世界的な仮想通貨の急激な増加を考慮して、自社の顧客や投資家、ポートフォリオ管理者に、ビットコインや仮想通貨への投資を検討するよう促している。

多くのアナリストとBloombergなどの金融データ会社は、ビットコインの最近の反騰相場の成功は、デジタルゴールドまたは安全な避難資産としてのビットコインの採用が増えたことに起因しているの述べている。

ワイルドなビットコインは安全な避難資産となるのか?

ビットコインのなかに避難場所を探して

2017年8月初め、ドナルド・トランプ大統領が北朝鮮問題に積極的な発言をした直後、イーサリアムの取引量は26億ドルも増加した。なかでも、韓国では、イーサリアムの人気がトレーダーの間では高まっている。これは主に、ビットコインの急騰相場を見逃したことからきているといっていい。

アジア全体では、ビットコインの価格が過去最高値を記録し、歴史上初めて4,200ドルの領域に入るようになったため、ビットコインに対する需要が、イーサリアムともに増えている。

投資家やトレーダーは、ビットコインやイーサリアムのような仮想通貨のなかに避難場所を求めている傾向にある。すでに、ビットコインは安全な避難資産やデジタル・ゴールドとして受け入れられている。金融機関の不安定化や世界的な経済不安のなかで、機関投資家や大口トレーダーがビットコインを追い求める限りにおいては、ビットコインと仮想通貨の価値はいっそう高まっていくものと思われる。

出典:Cointelegraph

<辻 秀雄>