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【Coin Journal】カリフォルニア大学教授、中央銀行が発行する仮想通貨を批判


カリフォルニア大学サンタバーバラ校の経済学部の教授であるRod Garratt氏は、MIT Technology Review誌とのインタビューで、中央銀行が自国のデジタル通貨の発行を開始する取り組みを批判した。

2017年の初頭以来、中国人民銀行を含む多くの中央銀行が、承認された台帳に裏打ちされた国有の仮想通貨を開発し、展開する意向を明らかにした。

2017年6月、Tsinghua Financial Reviewとしてよく知られている清華大学の学術誌は、中国人民銀行による国有デジタル通貨の開発に関する研究論文を発表した。

多くのアナリストは、中国政府が不意に全国的にICOと仮想通貨の取引を禁止したのは、政府が独自の仮想通貨を発行する意向と関係があるのではないかと疑っている。なぜなら、ビットコインやその他の分散型仮想通貨が、自国が進めているデジタル通貨にとって脅威となるかも知れないからだ。

2017年9月18日、中国人民銀行の財務ニュースは、中央財経大学の研究者で、中国人民銀行の研究者でもあるHuang Zhen氏と、インタビューを行った。インタビューの間中、Zhenは次のように述べた。

「仮想通貨と他のバーチャル通貨は、主権国の通貨発行権に挑戦しようとしており、通貨発行の国有化政策を要求している。中国はデジタル形式の通貨をはっきりと理解しており、積極的にその関連業務に従事している。中央銀行は、主権国の通貨の電子化を調査するための研究グループとデジタルマネー研究機関を設立した。バーチャルマネー市場を監督した後、中国のグローバル・デジタル・ファイナンスの開発においてリーダーシップを維持するためにも、中央銀行の庇護の元で、自国の通貨のデジタル通貨を、できるだけ早く発行することを期待している」

Huang Zhen氏は、ビットコインと他の仮想通貨は、中国人民銀行によって脅威とされていると考えられていることを強調した。ビットコインや急速に成長している仮想通貨の市場と基本的に競合するため、中国人民銀行は、ブロックチェーンに基づく独立したデジタル通貨を開始する準備をしている。

しかし、Rod Garratt氏は、ブロックチェーン技術を利用すると、中国人民銀行と国有のデジタル通貨の開発のように、中央銀行にとって不必要な技術的合併症が発生すると説明している。

ビットコインは、政府を迂回し、世界的な金融システムの代替手段として機能する特定の目的をもって作成された。CNBCのアナリストであるBrian Kelly氏は、次のように述べている。

「ビットコインは、政府の周りを回るように設計されています。それはまさに設計の狙いだし、あなたはそれを見始めています。 JPモルガン・チェース銀行の最高経営席に者のJamie Dimon氏は、たとえが、あなたがベネズエラにいるのであれば、ビートコインを使って政府の周囲を回るのがいいかもしれない、と述べています。これがまさにポイントです」

ブロックチェーン技術は、ビットコインの特徴のひとつであり、取引データと支払い履歴を格納するデータベースとして機能することができる。ビットコインが純粋に分散された方法で取引を決済するためには、Schnorrシグネチャーや高度な楕円曲線アプリケーション、リングシグネチャーなどの他のテクノロジに依存する。

さらに重要なことに、国有の仮想通貨は、合意プロトコルを排除してしまう。それは、金融ネットワーク全体と仮想通貨のすべての特徴が中央銀行によって監督されるためである。そのような中央集権化はまた、グローバル仮想通貨市場において、ビットコインやイーサリアム、その他の仮想通貨を含む仮想通貨の基本原理や主要な原則を直接、否定する。

「現在のバックオフィスの金融市場インフラを置き換えるだけです。 一般市民は、現金に似た財産とデジタル・メディアの交換を要求するでしょうか? そうした場所では、政府がそれを提供するよう圧力がかかり、そうでない場所では、そうはならないかもしれない」と、Rod Garratt氏は語った。

出典:Coin Journal

<辻 秀雄>

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