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【CryptoCoinsNews】Overstock社がICOで5億ドルの資金調達をするという発表後、同社の株価が30%上昇する


オンライン小売業を運営するOverstock社のポートフォリオ企業がICOで5億ドルの資金調達をすることを発表した後、Overstock(OSTK)社の株価は今週30%上昇した。

CCNが報告したように、子会社のtZEROは、米国で初めて規制されたICOトークンの取引プラットフォームのジョイントベンチャー他2社との合弁会社を設立した。Overstock社は代替取引システム(ATS: alternative trading system)を運用するライセンスを持っているため、連邦証券規制の対象となるトークンを公表することができる。

Byrne氏はその後、tZEROがそのプラットフォームの開発ためICOで資金調達をすることを明らかにし、今週ラスベガスで開催されたMoney 20/20カンファレンスでICOに関する詳細を発表した。その発表で最も重要なことは、tZEROトークンは証券として機能し、投資家が同社の利益の一定割合をもらうことができることである。彼はそのICOで5億ドルの資金調達をする自信を持っており、これはFilecoinが現在保有している2億5,700万ドルの調達記録を抜く数字である。

又、この発表はOverstock社の株価を急上昇させた。10月20日以降、OSTKの株価は35ドルから46ドルの高値となり、7日間の上昇率は30%を超えている。過去1年間で、Overstock社の株価はほぼ3倍に上昇し、アナリストはこの価格上昇は主に、同社がブロックチェーン関連子会社であるMedici Venturesを通じて、ブロックチェーン分野に関与していることが起因と考えている。

Overstock社の株価は急上昇しているが、同社はまだ投資家に大きな可能性を提供できるかもしれない。ブルームバーグによると、株式アナリストのトム・フォルテ(Tome Forte)氏は、Overstock社のICO発表後、中期的な株価目標を57ドルに引き上げた。フォルテ氏は今週顧客に次のように伝えた。「Overstock社がICO発表したことと、tZEROが事業を展開しているという方向性に可能性を感じる」

無論、Overstock社が、ブロックチェーンへの参入で唯一利益を得ている会社ではない。MGT Capital社の株価は、同社が暗号通貨のマイニング事業に投資を始めた際に急上昇した。また、”ライオット・ブロックチェーン”としてブランドを変更し、暗号通貨のスタートアップに投資を行うと発表したあるバイオテクノロジー会社の株価は上昇した。

しかし、ブロックチェーン技術に関する投資家の過剰な反応は規制当局を心配にさせている。米国証券取引委員会(SEC)は、企業(特にその株式が店頭取引(OTC)されているもの)がブロックチェーン技術に関連して株価を人為的に上昇させる可能性があると警告している。SECは過去数ヶ月間にOTCブロックチェーン企業に対していくつかの一時的な取引停止を行っている。(出典:CryptoCoinsNews

エムトレの視点

Overstock社の株価上昇は、それが全ての原因でないにしろ、ICOによる資金調達が、株式市場において、株式や負債による資金調達に比べ、投資家の利益毀損が少なく、むしろメリットと捉えられている証左といえるだろう。日本においても、ビットコインやブロックチェーンの開発企業は、その発表だけで株価が上昇することが散見される。以前のITバブル(ドットコムバブル)時代と同様の傾向だ。企業のブロックチェーンやICOによる資金調達発表で人為的に価格操作が可能なため、SECや金融庁がその動向と傾向に注視し、警告を発するのは至極当然のことと言えよう。

<元彌>

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