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【CryptoCoinsNews】世界最大のビットコイン取引市場の地位を固めつつある韓国の業界規制導入計画は中途半端な状態に


世界最大のビットコイン取引市場を狙う韓国

今年の韓国のビットコイン業界規制の導入計画は、政府当局と監督当局が統一的なアプローチができていないため、現在のところ中途半端な状態になっている。

前後して、韓国におけるビットコインとデジタル通貨の人気の高まりは、金融当局が2016年11月にデジタル通貨タスクフォースを設立の開始を促した。ビットコイン取引の規制とライセンスのパラメータを把握することを中心に、そのタスクフォースは 金融監督機関である金融規制委員会(FSC)から立ち上がった。

現在、韓国で金融当局はデジタル通貨業界の取り締り権限を有していない。 そのタスクフォースは、フィンテック推進協議事項に従い、デジタル通貨の制度化を奨励し、詐欺的な計画を企む運営者を監視するための機関として機能すると言われていた。

タスクフォースには、韓国の中央銀行である韓国銀行、金融財政部(MOSF)、金融監督院、そして様々な法的、学術専門家が含まれる。未来創造科学部は、具体的に、ビットコイン取引所での登録が規制ガイドラインに反していないかを監督するように任命された。タスクフォースは、以来、米国や日本を含む他の国々が採用している既存の法的枠組みを参照している。

しかし、これから複数の会合が予定されているにもかかわらず、未だタスクフォースに進展はない。ビジネス・コリア(Business Korea)によると、タスクフォースの参加者は「今、仮想通貨をシステムに導入すべきかどうか、また、もし導入した後にシステムがどのように機能するかについて、合意に至らなかった」と推測される。

さらに、レポートによると、FSC関係者は次のように言う。

『現在、各国は仮想通貨について異なるを見解をしめしており、各国政府間の方向性についての合意はない。 また、参照できるシステムの前例がないため、我々は慎重に仮想通貨市場について検討すべきだ。』

これは、今月に規制当局の討議の結果を発表するという本来のスケジュールに反してるが、今年中の規制の導入に先んじて行われている。 韓国は今年、世界最大のビットコイン取引市場の地位を固めつつある。また、過去24時間のビットコイン取引総額は、現地の情報によると、米国と中国に次ぎ、三番目に多く、日本を上回った(10%の価格プレミアムによる)ことを示している。(出典:CryptoCoinsNews

エムトレの視点

仮想通貨(暗号通貨)市場における韓国のプレゼンスが増してきていることは業界関係者には周知の事実だ。韓国における規制当局のまとまりの無さはもはやお国芸とも言えるが、それだけ各国が取扱や法規制のまとめ方に苦慮しているのもまた事実である。韓国において、仮想通貨、特にリップルの取引量が他国を圧倒しているため、当局も他国の規制のフレームワークを待たずに積極的に関与していくべきだと考える。

なお、韓国の大手取引所における人気仮想通貨は、1.リップル(XRP)、2.イーサリアム(ETH)、3.ビットコイン(BTC)の順であり、取引の約60%がリップルである。

<元彌>