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【村式株式会社】ビットコインによる新たなインターネットサービス「&go(アンド ゴー)」提供開始


村式株式会社は、2016年度の経済産業省の「飛び出せJAPANプロジェクト」のモデル事業として、日本-フィリピン間における実際の貿易決済に暗号通貨を導入した商取引プラットフォームの実証実験を行い、取引の迅速化と大幅なコストダウンに成功した。

新たなインターネットサービス「&go(アンド ゴー)」

そこで、ブロックチェーン技術と運営ノウハウを活用して、新たなインターネットサービス「&go(アンド ゴー)」を開発して、自社事業としてグローバル展開することにし、まずは、暗号通貨によって国際間の決済を行う際のコミュニケーションをサポートするサービスプラットフォームの提供を開始する(ベータ版を2017年8月に公開予定)。

プラットフォームによるBitcoin商取引実証実験の結果は、決済手数料のコストダウン1.67%~19.1%を実現し、取引完了時間は従来、3~4日かかっていたものが、1時間~2時間に短縮された。

「&go(アンド ゴー)」実証実験の仕組み

ユーザーはまず、「&go」のサービスプラットフォームから、ユーザーが契約するBitcoin交換所に接続できる。そのため、Bitcoin交換所における国際間取引決済(当該交換所における決済はBitcoinによる決済のため、自国通貨を相手先通貨や基軸通貨へ変換する必要がない)の遂行がスムーズに行われ、ビジネス決済に関わる煩雑な業務が軽減される。

「&go」のサービスプラットフォームは、複数のBitcoin交換所におけるレート変動のモニタリング機能を有しているため、適切なレートとなったタイミングでの交換指示が可能である。ユーザーがネット上で決済プロセスをトレースでき、取引の確実な着地を確認できる。

ただし、村式はBitcoin交換所ではない。Bitcoinと法定通貨の交換及びBitcoinの転送はBitcoin交換所が実行する。

新たなインターネットサービス「&go(アンド ゴー)」

現在、「&go」のサービスプラットフォームから接続可能なBitcoin交換所は、コインチェックSatoshi Citadel Industries Inc.の2社。今後は接続可能なBitcoin交換所を9月頃までに10社程度にする予定である。

エムトレが聞く

具体的に「&go」をどうやって利用していくのか。村式の広報担当者である長内香織さんに話を聞いた。

新たなインターネットサービス「&go(アンド ゴー)」「まず、ユーザーは『&go』のアカウント登録が必要です。当然、当社が契約している仮想通貨の交換所の会員登録も必要になってきます。そのうえで、『&go』を利用していただくわけですが、ユーザー同士が『&go』のプラットフォーム上で、商取引に関するさまざまな条件、たとえば、支払金額とか商品の納期をどうするかなど話し合ってもらい、商談を進めていきます。そして、結論がでたところで、『&go』から仮想通貨交換所へ金額などを連絡します。以降は、仮想通貨交換所が送金や法定通貨との交換を行います」

つまり、貿易に関する当事者同士のコミュニケーションを『&go』で行うことで、国際電話での料金のコストダウンにつながるし、仮想通貨交換所同士でビットコイン送金や両替を行うことで、従来かかっていた海外への銀行送金の馬鹿高い手数料や、銀行での両替手数料などの軽減にも繋がる。取引完了の時間も短縮できるというわけである。

<辻 秀雄>