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anyoption社がイスラエルのコールセンターを閉鎖。キプロス証券取引委員会の規制強化で


anyoption社がイスラエルのコールセンターを閉鎖。キプロス証券取引委員会の規制強化で

2月20日、キプロス島でOurboros Derivatives Trading 社として登録されているイスラエル最大のバイナリーオプション・プロバイダーのanyoption社がイスラエルのコールセンター閉鎖とイスラエル国外への移転、そして約80名のイスラエル役職員のレイオフを発表した。

同社のイスラエル撤退は、過去数か月間、キプロス証券取引委員会(CySEC)とイスラエル証券局(ISA)が会合して新たに打ち出したバイナリーオプション業者への厳しい規制が原因だと同社関係者は現地メディアに語った。

もともと同社のイスラエルのコールセンターは、中東地域の投資家を主な見込み客としてコールドコール(電話勧誘)他で活発な営業を展開していたが、これまで、キプロスで登録されている業者に対しては、その活動について、それほど厳しい規制はかかっていなかった。しかし今回、キプロス島以外で働く同社の役職者についても、その教育内容から顧客とのやり取りまでCySECに定期的に報告すると共に、その詳細な記録の保管義務が課せられた。またキプロス島以外の現地事務所については、現地当局による検査の受け入れなど、監督体制も今後、汎ヨーロッパ体制で固められる方向にあることも明らかにされた。

一方で、2018年1月から始まるEU全体の金融規制であるMiFIDⅡで要求されている経営記録の保管義務(最低7年間)も加えられることになり、こうした作業にかかる経費は今後、同社だけでなく、他のキプロス登録業者にも大きな資金負担になるだろうと同社関係者は語る。

今年1月初めに廃業したBanc De Binary社もかつてはキプロス島の登録業者だった。同社は、かつては英国のサッカーチームのスポンサーとしても知られていた世界最大クラスのバイナリーオプション・プロバイダーの1社だったが、米国における違法な営業活動がCFTC他の米国規制当局によって罰せられ、昨年2月におよそ1800万ドル以上の罰金を徴収され、キプロスでも10万ドル以上の罰金を徴収されていた。

今回の規制強化を契機に、キプロス島における登録業者数は今後、減少すると見られているが、CySECでは、イスラエル当局との会合だけでなく、今後、他のEU諸国の金融当局とも積極的にこうした協力を進めていくとしている。

<益永 研>

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