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【OANDA Japan株式会社】今週の見どころ(2017年8月28日〜9月1日)

提供:OANDA Japan株式会社


先週はユーロ、スイスフランが強い推移となったのに対し、円の弱さが目立つ推移となった。注目が集まった週末のジャクソンホールのシンポジウムではイエレンFRB議長の講演では金融政策に対する言及はなく、ドル売りが強まったほか、ドラギ総裁の講演ではユーロ高を懸念するコメントへの警戒が強まっていたが、ユーロ高についての言及が行われなかったことがユーロ高容認ととられ、ユーロ買いが強まった。

オセアニア通貨は中銀総裁の通貨高懸念コメントが意識され上値の重い推移となった。また、ニュージーランドはGDP見通しが引き下げられたことも売り圧力となった。

今週の注目材料

米国経済指標

今週は週末に米国8月雇用統計の発表のほか、ISM製造業景況指数、GDP改定値、個人消費支出など多くの重要経済指標の発表が予定されている。

雇用統計は引き続き平均時給の増減に注目が集まる。ISM製造業指数は下振れてしまうと米国経済の失速が意識される材料となりそうである。個人消費支出は同時に発表されるコアPCEデフレーターの結果に注目が集まる。

ユーロ圏消費者物価指数(速報値)

9月のECB理事会ではECBの緩和縮小への期待が高まっているが、消費者物価指数が伸び悩んでしまうと期待が失速し、ユーロ売りが強まる可能性がある。逆に強い結果となるとECB理事会への期待が高まりユーロの下支え材料となりそうである。前日に発表されるドイツの消費者物価指数の結果にも注目したい。

北朝鮮リスク

米韓の合同軍事演習が行われており、引き続き北朝鮮リスクが意識されそうである。先週末も北朝鮮がミサイルを発射しており、今週も何らかの動きがあることが想定される。また、ネガティブな材料のみならずポジティブな材料が出てくる可能性もゼロではないため、双方への警戒が必要である。

主要通貨の対ドルでの動き

USDJPY

ドル円は底は堅いものの、上値も重く方向感の薄い推移が続いている。MACDを見るとMACDがシグナルを上抜け始めているほか、RSIもダイバージェンス気味の推移となっており、反発の兆しが出始めているようにも思える。

ただし、OANDAのポジションを見ると買いに大きく傾いていおり、上昇したところでは利益確定の売り、下値を探る動きとなった場合は損切りの売りが下落を後押ししそうな気配となっており、再度下落するというシナリオも考えられそうである。

EURUSD

ユーロドルはもみ合いを続けていたが、上に抜ける動きとなり、高値を更新する動きとなり、1.19台中盤まで上昇する動きとなった。しばらく揉み合う動きが続いていたことを考えるとさらに上昇する可能性も視野に入れておきたいところである。

OANDAのポジションを見ると引き続き売りポジションが溜まっている状況が続いている。さらに高値を追うような動きとなると損切りの買いが上昇を後押することが想定されるほか、下がったところではやれやれ買いが下値を支えそうな状況となっており、底堅い推移が続きそうな気配となっている。

GBPUSD

ポンドドルはトレンドラインを割り込み下値を探る動きとなっていたが、週末のジャクソンホール後に反発する動きとなった。下落が続いた後の長めな陽線出現となったため、もう少し反発が続きそうな気配となっている。

OANDAのポジションを見るとポジションの傾きは無いが直近では含み損を抱えた売りが少し多い状況となっており、反発が強まるようであれば、売りポジションが絞り出されるような動きとなる可能性がある。

AUDUSD

豪ドルは底堅さは見せるものの上値も詰まる動きとなっており、方向感が見出しにくい状況となっている。高値更新に失敗しており、安値を結んだトレンドラインを割り込む動きとなると下落が勢い付く可能性が浮上する。

OANDAのポジションを見るとやや売りに傾いており、直近では含み損を抱えた買いポジションも増えてきており、下値を探る動きとなった場合にはそれらのポジションが苦しくなる状況となる。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。

提供:OANDA Japan株式会社