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【株式会社マネースクウェア・ジャパン】米金利低下=米ドル安・円高「一時的」なら長くて1−2週間、反転の鍵はユーロ?!

提供:株式会社マネースクウェア・ジャパン


要約

・米長期金利低下と連動した米ドル安・円高が続いているが、米金利上昇予想は外れた?!
・あくまで「一時的米金利低下=米ドル安」なら、長くてもあと1−2週間だが?!

「米金利低下=米ドル安・円高」は続くのか?

米ドル/円は、先週も109円台中心に米ドル安・円高傾向が続きました。これは、米ドル/円と相関性の強い日米長期金利(10年債利回り)差の米ドル優位縮小傾向が続いた影響が大きかったでしょう≪資料1参照≫。

資料1=米ドル/円と日米10年債利回り差(2016年9月-)

出所:トムソン・ロイターより作成

金利差米ドル優位縮小の本質は、もちろん米長期金利の低下です。米10年債利回りは、先週も2.2%を下回り、今年の最安値圏での推移が続きました≪資料2参照≫。とくに、トランプ大統領が米政府閉鎖の可能性を示唆したことに反応した面などが大きかったようです。

資料2=過去一か月の米10年債利回り

出所:Bloomberg

では、米長期金利はいよいよ今年の最低水準を下回り、それに連れる形で米ドル安・円高も一段と広がることになるのでしょうか。それを考える上で、著名人による米長期金利「下がり過ぎ」、米長期金利大幅上昇見通しなどを、改めて検証してみましょう。

たとえば、グリーンスパン元FRB議長は、「どのような基準から見ても、実質長期金利はあまりにも低過ぎるため、持続不可能だ」(8/1付けブルームバーグ)との見方を示していました。

また、著名な投資家である米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は、7月7日付けブルームバーグ報道によると「質問に対する電子メールでの回答で、米10年債利回りは年内に3%に向かって進むだろうと指摘した」とのことでした。

このような著名人の米金利予想も外れたということでしょうか。そうでなければ、この米金利低下はあくまで一時的な動きに過ぎないということになりますが、果たしてどうでしょうか?

そんな米長期金利と高い相関関係が続いてきた米ドル/円は、先週までに52週MA(移動平均線)を3週連続で下回りました≪資料3参照≫。しかし経験的には、一時的な動きなら1か月以上長くは続かない可能性が高くなります。

資料3=米ドル/円と52週 MA (2000年-)

出所:トムソン・ロイターより作成

これを参考にすると、「米長期金利低下=米ドル安・円高」が、あくまでも「米長期金利上昇=米ドル高・円安」トレンドにおける一時的な動きに過ぎないなら、長くてもあと1−2週間続くかどうかということであり、米ドル/円は週末終値で、足元110.3円程度の52週MAをいつ上回ってもおかしくないといった見通しになりますが、果たしてどうでしょうか?

また、米ドル/円と異なり、ユーロ/米ドルは、7月にかけて52週MAよりもユーロ高・米ドル安が大きく進み、それが一時的ではなく、トレンド転換を受けた動きである可能性が高まりました。

対ユーロでの動きは米ドルの方向性に大きな影響を与えるものであり、それが米ドル安トレンドへ転換しているかもしれないということが、米ドル安・円高にも影響を与える可能性はありそうです。

以上をまとめると、これまで見てきたように対円では米ドル高トレンドが続いているものの、対ユーロでは米ドル安トレンドへ転換したといった具合に、対円と対ユーロで米ドルのトレンドが異なる状況にあるという見方が正しいなら、対ユーロでの米ドル安一服が、対円での「一時的米ドル安」一巡の手掛かりになるのではないでしょうか。(了)

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。
※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。
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