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【Bank of Canada】カナダ銀行、翌日物金利を1.00%に引き上げ


カナダ銀行は翌日物金利の目標を1.00%に引き上げている。それに応じて、銀行の金利は0.25%で、預金金利は0.75%である。最近のカナダの経済データは予想よりも強く、カナダの成長はより広範に基づいて自立しつつあるという世銀の見解を立証している。消費者支出は堅調であり、雇用と所得の堅調な伸びが続いている。

また、企業の投資と輸出には、より広範に伸びている。一方、最近の税金や住宅金融政策の変化に対応して、一部の市場では住宅部門が冷え込んでいるようだ。世界銀行は、7月の金融政策報告書(MPR)に記されている理由により、2017年後半の経済成長ペースの緩和を期待しているが、GDPの水準は世界銀行の予想を上回っている。

7月に予想されているように、世界的な景気拡大は、工業製品価格の上昇を含む予想以上の成長の指標を伴い、同じ速度で進んでいる。しかし、国際貿易や財政政策に関する重要な地政学的リスクや不確実性が残っており、多くの主要通貨に対して米ドルが弱くなっている。 これに関連して、カナダ経済は相対的な強さを反映してカナダドルは高く評価されている。

インフレ率は2%目標を下回っているが、7月には予想通り大きく進化した。短期的な価格ショックと景気後退の悪影響が霧散したことと一致して、トータルの消費者物価指数と銀行のインフレのコア測定の両方がわずかに増加した。それにもかかわらず、カナダの労働市場には過剰な力が残っており、他の先進国で見られたように、賃金や価格の圧力は、歴史的な関係が示唆するものよりもさらに落ち着いている。

予想を上回る経済パフォーマンスを考えると、理事会は今日のかなりの金融政策の刺激を取り除くことが正当であると判断している。将来の金融政策の決定は、あらかじめ決められておらず、インフレの見通しを知らせるように、次期経済データと金融市場の動向に導かれる。とくに、金融政策の焦点は、経済の進化の可能性と労働市場の状況に当てられる。さらに、急上昇している世帯の負債を考慮すると、高金利に対する経済の動向に細心の注意が払われる。

情報メモ

翌日物レート目標を発表する次の予定日は、2017年10月25日である。予測に対するリスクを含む、経済およびインフレに対する銀行の見通しは、同時に金融政策報告書に掲載される。

出典:Bank of Canada

<辻 秀雄>