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【FXStreet】9月24日にドイツの4年に一度の国政選挙。ヨーロッパはメルケルの支配の元進んでいく


ドイツは、ヨーロッパの政治と経済において、常にリーダー的役割を果たしてきた。その経済の大きさだけでなく、ドイツの歴史もそれを示しており、言わばヨーロッパでのゲームを動かす国である。

ドイツの議会選挙が近づくにつれ、多くのヨーロッパの政治家は欧州連合(EU)を一層団結させるためメルケルの再任を待つことができないようだ。世論調査によると、メルケルのキリスト教民主党(CDU)は元欧州議会議長のマルティン・シュルツ(Martin Schulz)が率いるドイツ社会民主党(SDP)を一貫してリードしている。 唯一の疑問は、キリスト教民主党が政府を単独で結成することができるのか、それともライバルの社会民主党と手を組むのかと言うことだ。

どちらのドイツの党首はそうした両方の可能性を秘めているようだ。メルケルとシュルツの最後のテレビ討論では、他の欧州地域での政治的議論の代表的な要素である、互いに論争や攻撃をすることない、滑らかな調子を示した。ドイツの有権者の40%がまだどちらに投票するか未定であり、結果がどうなるかまだ明らかではない。しかし、最後の方のテレビ討論のトーンでは、メルケルとシュルツの両者が手を組むことを考えているということだった。これは現在の大規模な連合の継続を表している。

ドイツの選挙の結果に関係なく、欧州の将来と通貨統合はメルケルによって形成される。それはユーロ通貨にとっては良いニュースであるが、過去1年間での約15%の上昇は、フランクフルトに拠点を置く欧州中央銀行の政策立案者にとって心配の源である。

ドイツのリーダーシップは、英国が欧州連合を脱退すること、イタリア政治が不安定が、経済の衰弱と高水準の負債によって象徴されいること、エマニュエル・マクロンのリーダーシップの下にあるフランスが労働市場改革という宿題を負っていることを考えると自然である。スペインやポーランドのような中規模の国々もその責任を負うことはできないようである。スペインは依然として景気後退から脱している最中である一方、ポーランドは現在EUの資金の大部分を受け取っているという事実にもかかわらず、EUの政治のほぼすべての面で敵対している。

マクロン大統領は、ドイツとの協力強化を新たに、より緊密な新体制で強化する意志を示しているが、メルケルの反応は「あなたの宿題をまずやってください」ということだった。フランスが回復しても、ヴォルフガング・ショイブレ財務大臣の下では、生産性向上を目指す緊縮財政、債務削減、労働市場改革が唯一の可能な方法であることがすでに示されている。

ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は、今週の欧州議会での演説で、より緊密なEUの政治を概説した。 ジャン氏は、「より統一された、より強く、より民主的な連合を構築するための基盤」と述べ、ヨーロッパ政治が変化することを主張した。この変化は、ドイツのメルケル政権と共に進められるだろう。(出典:FXStreet

エムトレの視点

ドイツの4年に一度の国政選挙が9月24日に迫っている。安定志向のドイツにおいて現状波乱はなく順調にいくだろう。EUにおけるドイツの負担が多いことに不満の声はあるものの、ドイツの国内の好調さの裏返しとも言える。2015年に難民に対し門戸を開いた後の初の国政選挙でもある。ドイツへの難民申請者は2015年と2016年で約123万人となったが、2017年は約11万人に留まっており、英国ほど難民に対する国民の不満は高まっていないものと見られる。

<元彌>

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