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【FX Empire】通貨戦争という第三次世界大戦?


通貨戦争の段階に入っていますか?

過去数十年続いた長い期間の後、私たちは今、この10年の間、武器を使用するのではなく、通貨を使って戦っている。各国は、軍隊をターゲットにするのではなく、経済をターゲットにして他の国を破壊することは、実際に戦争をするより簡単で、コストもあまりかからず、そしてけっして暴力的ではないことを認識している。

これが、世界の主要経済国間の通貨戦争を本質である。各国とも本質的に、自国の通貨を低く抑え、できるだけ安くすることである。このような戦争は暴力的ではないかもしれないが、その効果は、従来の戦争と同じくらい壊滅的であることを、各国はわかっていない。

実際、そのような通貨戦争は、国や国民が国の内側に目を向け始め、自分と国だけを気にかけ、経済を成功裡に破壊した後にその国を支配しようと試みるため、それは従来の戦争につながる可能性がある。

地政学的緊張につながる通貨戦争

現在の主要通貨戦争は、一方では米国と中国の間にあり、他方では、米国と日本の間にあり、従って、日本、米国、中国が、それぞれの国の通貨を弱めるために、より多くのお金を印刷することで、QEプログラムを長く維持しているようである。

中国は通貨を完全にコントロールし、日々の基準で人民元の価値を設定しており、これは中国の輸出を世界中の多くの市場に展開し、輸出が関係している限りは、世界のリーダーになろうとしているのは明確である。

さらに、これは、世界経済の多くの地域で、中国からの安価な製品の輸入で、中国製品が各国に急増し、その国の経済や製造業に悪影響を及ぼしている。場合によっては、中国製品の大量の流入によって、多くの国では、国内の小規模産業の一部が破壊されている場合もある。アメリカでも、安い中国の製品が市場に流入しているため、国内の産業に深刻なリスクをもたらしている。

日米間でも、通貨を使った貿易戦争を展開しているが、日本政府と日本銀行は円を弱めるために、より多くの資金を投入しようとしている。「USD/JPY」のペアが現時点で、約75円から115円に移行(ただし、2017年9月20日過ぎの時点では110円台)しているのを見ても、このような措置は数年間でかなり成功したと言わざるを得ない。

これは、両国がお互いに通貨を弱めていると非難し、米国、日本、中国だけでなく各国が貿易と経済を引き上げるために自国の通貨を弱くして貿易戦争に立ち向かおうので、二国間での緊張感を高めそうである。そうすれば、大規模なインフレにつながり、通貨はその価値を失う状況になるだろう。

トランプ大統領と通貨戦争への彼の影響

トランプ大統領が通貨について話すことは珍しいことだが、それはまさにトランプがドイツと日本と中国に通貨操作を訴えたときのことだった。トランプはこの問題を全面的な通貨戦争に引き上げ、内向きの政策を採用して、アメリカとアメリカの市場を他の諸国の手の届かないところに保つために、彼の政策と約束は米国中心なければならないと考えている。ますます多くの国が内向きに目を向け始め、グローバリゼーションが崩壊する可能性がある。

グローバリゼーションは、他の国々が経済を成長させるのを助け、自分たちの経済を成長させるために、お互いを助け合う国として、外に目を向けるのがすべてである。しかし、国の内面を見るこの局面は、トランプと彼の政策によって悪化するだろう。もちろん、米国は短期的には米ドル安のために製品がより安くなって、利益を得る可能性があるが、輸入品が高価になると工場は繁盛するが、商品もまた品質を失い始めるだろうし、通貨の価値がさらに下がるので、どん底に向かっていくことになるだろう。

これは、市場原理が他の方向を指し示しているにもかかわらず、通貨が価値を失って、不安定さが増し、流動性が低下するので、通貨不安定化を引き起こす。通貨戦争は世界経済と政治的な安定にとって脅威である。世界中でナショナリズムの力が生まれ、まず米国が最初で、他の国々がナショナリズムに染まることが予想できるので、通貨操作は、すべての人が取り組まなければならない主要な課題になるだろう。

出典:FX Empire

<辻 秀雄>

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