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【OANDA Japan株式会社】今週の見どころ(2017年10月9日〜10月13日)

提供:OANDA Japan株式会社


先週の通貨の強弱

先週は週末に米国の雇用統計が発表された。結果はハリケーンの影響もあり非農業部門雇用者数変化が市場予想を大きく下回る結果となったものの、失業率が労働参加率の上昇と併せて4.2%まで低下していたことや平均時給変化率が+0.5%と市場予想を大幅に上回る結果となったことで発表直後はドル買いが進む展開となった。

しかし、その後、ロシアの議員から近い将来、北朝鮮の長距離ミサイルの発射実験が示唆されるとリスク回避の円買いが進む展開となり円は週間で一番強い通貨となっている。

雇用統計以外の経済指標も底堅い結果となり、米国の年内利上げ観測は高まり、ドルも円以外の通貨に対し強い動きとなっている。

弱さが目立ったのはこれまで底堅い推移を続けてきた反動とブレグジットの交渉難航が懸念された英ポンドであった。

豪ドルは対ドルで上値の重さが目立ったほか、小売売上の結果が悪化したこともあり、下値を探る動きとなっている。

米国の年内利上げの織り込み進む

週末の米国雇用統計にて非農業部門雇用者数変化がマイナスに陥ったものの、平均時給変化率が市場予想を大きく上回ったほか、失業率が4.2%まで低下したことでCMEグループのFedWatchToolを見ると12月の利上げ期待は90%近くまで上昇しており、ほぼ織り込まれている状況となっている。よって利上げ期待からのドル買いが限定的なものとなる可能性には注意したい。

今週の注目材料

米国消費者物価指数、小売売上

今週は米国で消費者物価指数、小売売上等の重要経済指標の発表が予定されている。年内の利上げの織り込みが進んでいる状態で消費者物価指数が冴えない結果となってしまうと失望のドル売りへと繋がる可能性がある。底堅い結果となった場合は多少ドル買いが進むことも想定されるが、年内利上げが織り込まれていることを考えると相当強い結果とならない限りは上値余地は限定的となる可能性も挙げられる。

北朝鮮情勢

北朝鮮では10日に労働党の創建記念日を迎えるため、何らかのアクションへの警戒が強まっている。先週末、雇用統計後にロシアの議員から近い将来、長距離ミサイルの発射実験を行うとのコメントも出ており、リスク回避の円買いが進んでいる。為替相場では大きなアクションへの警戒が必要なことに加え、何もアクションが無かった場合や軽微なアクションにとなった場合のリスク回避の巻き戻しにも注意が必要である。

主要通貨の対ドルでの動き

USDJPY

先週のドル円は方向感の薄い推移が続いた後、米国雇用統計後に大きく上昇するも、その後に失速する動きとなり、日足チャートでは長い上ヒゲを残す足となり上値の重さを意識させられるような動きとなっている。

107円台から続いた上昇に一服感が出てきており、調整売りが進むというシナリオも考えられそうである。MACDもシグナルとの距離が狭まってきており、売りサインが転倒しそうな気配となっている。

OANDAのポジションを見ると偏りは少ないものの、含み損を抱えた買いポジションが多く残されており、さらなる下落となると、ストップ売りが増えそうな気配となっている。

ファンダメンタルズ材料を見ると年内の利上げは織り込まれ、さらなるドル買い材料に乏しいようにも思える。

EURUSD

ユーロドルは上値の重い推移が続き、一時1.17を割り込むところまで押し込まれる動きとなった後、1.17台を回復して週末を迎えた。4時間足チャートに掘り下げるとRSIでダイバージェンスが発生しており、下落基調が弱まっているのが確認できる。この水準で反発というシナリオも考えられそうである。

ただし、OANDAのポジションを見ると引き続き売りに傾いているものの、以前ほど偏りは大きくないほか、直近では含み損を抱えた買いポジションが増えており、下値を探るような動きとなるとストップ売りが下落を後押ししそうな状態となっており、下方向への動きにも引き続き警戒が必要な状況と考えられる。

GBPUSD

ポンドは下値を探る動きが続き1.3に迫る動きとなった。英国の利上げ観測が強まったことで上昇が続いていただけに失速の動きも早いものとなっている。短期的に角度の鋭い動きとなっているため、多少の反発に警戒が必要とも考えられるが、MACDを見るとようやく0に迫る動きとなっており、まだ下落余地がありそうにも思える。

OANDAのポジションを見ると傾きは少ないものの含み損を抱えた買いポジションが多く溜まっている状況で、さらに下値を探る動きとなるとストップ売りが下落を後押しすることが想定され、今週はさらなる下落にも注意したい。

AUDUSD

豪ドルは序盤は下げ渋る動きとなったものの、後半は下値を探る動きとなり、サポートとなっていた0.78を割り込む動きとなった。直近では長めな下ヒゲを残す足となっているため、多少の反発には警戒が必要であるが、サポートとなっていた0.78を割り込んできているため、上値の重い状態は続くというシナリオも考えられる。

OANDAのポジションを見ると、多少買いポジションに傾いているほか、含み損を抱えた買いポジションが多い状態となっており、下値を探る動きとなると損切りが多く出て下落が勢い付きそうな気配となっている。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。

提供:OANDA Japan株式会社

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