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【OANDA Japan株式会社】今週の見どころ(2017年10月30日〜11月3日)

提供:OANDA Japan株式会社


先週の通貨の強弱

先週は注目が集まったECB理事会で市場予想通り、資産購入額を減らすことが決定されたものの、量的緩和政策を少なくとも来年9月まで延長することが示された。ドラギ総裁の会見もハト派的な内容となったこともあり、市場ではユーロ売りが進む動きとなった。

また、オーストラリアの消費者物価指数が伸び悩んだことを受けて豪ドルが軟調な推移とったほか、カナダ中銀が利上げに慎重な姿勢を見せたことでカナダドルも上値の重い推移となっている。

一方で強い推移となったのはこれまで弱い推移が続いていた円や底堅さを維持した米ドルであった。

また、南アフリカランドやトルコリラといった新興国通貨の対米ドルでの売りも目立ち始めている。

今週の注目材料

次期FRB議長

FRBの次期の議長に市場の注目が集まっている。現在パウエル理事とテイラー教授が有力候補と考えられている。ハト派寄りと考えれられているパウエル理事が優勢との報道が出てくるようであればドルの上値を圧迫する材料となることが想定されるのに対し、タカ派と考えられているテイラー教授が優勢との報道が出てくるようであればドル高で反応することが予想される。

今週中に結果が出る可能性が高まっているため、発表による不安定な動きには注意したい。

FOMC、日銀金融政策決定会合、BOE金融政策委員会

今週は米国、日本、英国で金融政策の決定会合が予定されている。米国のFOMCと日本の日銀金融政策決定会合は金融政策の据え置きが予想されており、サプライズの可能性は低いと考えられるのに対し、英国では消費者物価指数が3%に達したこともあり、利上げの可能性が高いと考えられている。今回の金融政策委員会(MPC)では議事録に加え四半期インフレレポートも併せて発表される。利上げはある程度織り込まれているため、利上げを見送るとなるとショックで失望売りとなることが想定されるほか、利上げをしたとしても今後の利上げに積極的な姿勢を見せるようなことがなければさらなるポンド買いの材料にはなりにくいと考えられる。

米国雇用統計、他米国経済指標

今週は週末に米国の雇用統計が発表される他、ISM景況指数、雇用コスト指数など重要経済指標の発表が予定されている。FRB議長の人事に市場の注目が集まっていることもあり、個々の経済指標に対する反応は一喜一憂となることが想定されるものの、いずれも重要な経済指標となるため、発表前後の動きには注意したい。

雇用統計は先行する新規失業保険申請件数はハリケーンの景況で上昇した後は落ち着きを見せており、引き続き底堅い結果となりそうである。

ユーロ圏消費者物価指数

今週はユーロ圏の消費者物価指数の速報値の発表が予定されている。先週はECBの決定、ドラギ総裁の会見で緩やかな緩和縮小が意識されていることもあり、消費者物価指数が伸び悩むような結果となると、それが再度意識されユーロの上値を圧迫される可能性がある。

北朝鮮情勢

このところ北朝鮮側からのアクションがほとんどない状況が続いているが、トランプ大統領が日本をはじめとするアジア歴訪が予定されており、何らかのアクションを起こしてくる可能性がある。

水爆実験実施など、大きなアクションがあると本格的に開戦が意識され、市場のリスク回避の円買いが強まる可能性がある。

主要通貨の対ドルでの動き

USDJPY

ドル円は底堅い動きとなっているものの、週足チャートなどで見るとレジスタンスとなっている114.50付近で上値が詰まる動きとなり方向感の薄い推移が続いている。先週末の動きを見ると、基調は引き続き上昇基調と考えられるものの、高値更新後、113円台中盤まで押し戻されており、上値の重さが意識させられる動きとなり、調整が強まる可能性も考えられそうな気配となっている。

OANDAのポジションを見ると売りポジションに傾いており、含み損を抱えた売りポジションも多く、レジスタンスとなっている114.50付近を上抜ける動きとなるとストップ買いが増えそうな気配となっている。ただし、直近では少し含み損をかかえた買いポジションが増えており、下値を探る動きとなるとストップ売りが多少出る可能性も考えられるため、上下双方向への動きを想定しながら、方向感を探っていきたいところである。

EURUSD

先週末の日足チャートを見ると、ユーロドルはサポートとなっていた1.167付近を割り込むような動きとなっている。逆ヘッド&ショルダーを形成するような動きとなっており、さらなる下落にも注意が必要な状態と考えられるが、ECB理事会後の変動により短期的に大きな下落となった後ということもあり、多少の反発にも注意したい。

OANDAのポジションを見ると売りポジションに大きく傾いているものの、含み損を抱えた買いポジションが目立つ状況となっており、さらに下値を探る動きとなると、損切りの売りが下落を後押ししそうな状況となっている。

GBPUSD

ポンドドルは方向感の薄い動きが続いている。値動きが収縮してきていることを考えると均衡を抜け出した方へ大きく動きそうにも見える。

OANDAのポジションを見ると買いポジションにやや傾いているほか、含み損を抱えた買いポジションが多く残っており、下値を探る動きとなったところではストップ売りが進みそうな気配となっている。

今週はBOEの金融政策委員会に注目が集まり、上下に揺さぶられることが想定され、それまでは方向感の鈍い動きとなる可能性も考えられる。

AUDUSD

豪ドルは上値の重い推移となり、0.76に迫るところまで下落する動きとなった。週末には下げ止まり感が出てくるような動きとなったものの、安値を更新し高値を更新できない動きが続いており、下落基調が続く可能性が高いと考えられる。

OANDAのポジションを見ると、含み損を抱えた買いポジションに傾いており、含み損を抱えた売りポジションが多い状況が続いており、さらに下値を探る状況となるとストップ売りが多く出そうな気配となっており、戻ってきたところでもやれやれ売りが出てくることが想定され上値が重くなりそうな気配となっている。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。

提供:OANDA Japan株式会社

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