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【OANDA Japan株式会社】今週の見どころ(6月12日~6月16日)

提供:OANDA Japan株式会社


先週の通貨の強弱

先週は英国選挙、コミー前FBI長官の証言、ECB理事会とイベントが多い週であったが、大きな混乱を生じることはなく、リスク回避色が強まる相場とはならなかった。

通貨の強弱を見ると序盤底堅さを見せていたポンドも選挙の結果を受け大きく売られる結果となった。円はイベント警戒感からか序盤に底堅い動きとなったが、終盤にかけて売られた。ユーロもハト派的なドラギ総裁の会見を背景に上値の重い推移となっている。

一方で底堅い推移となったのは豪ドルであった。資源価格は引き続き軟調な推移となったがRBA理事会での景気の先行きについて明るい見通しを示したことやリスクが欧米にあったことも豪ドルを押し上げる要因となった。

今週の注目材料

FOMC

今回のFOMCでの利上げは濃厚と考えられており、市場の注目はメンバーの金利見通しとバランスシート縮小に関する情報となる。そのため、声明文と金利見通し、イエレン議長の会見と材料が続くため、その前後は相場が乱高下する可能性があるため注意したい。

米国経済指標

今週は米国消費者物価指数、小売売上、鉱工業生産などの主要経済指標の発表が続く。注目は今後のFRBの金融政策を占う上で重要な経済指標となる消費者物価指数である。発表がFOMCの直前とはいえ、冴えない結果となるとドル売りが強まることが想定される。

BOE金融政策委員会

今週は英国の金融政策の発表も予定されている。市場の予想は金融政策の据え置きであるが、今回の選挙の結果を受けて多少ハト派的なメッセージが出てくる可能性が挙げられる。内容次第ではポンドの上値を圧迫する材料となる。

日銀金融政策決定会合

今回の会合では金融政策は据え置きと考えられている。注目は景気判断や出口戦略に関する情報に集まる。黒田総裁の会見でも出口戦略に関する質問が出てくることが想定され、内容次第ではドル円を中心に過敏に反応する可能性もあるため注意したい。

主要通貨の対ドルでの動き

USDJPY

ドル円は序盤に上値の重い推移が続いたが、その後は底堅い動きとなり、110円後半まで伸びる動きとなったが、その後は伸び悩む動きとなった。

短期的には下落基調が続いているような状況となっており、ここで踏ん張れるかどうかに注目したい。再度大台の110円を割り込み下値を探る動きとなると大きく崩れる可能性も浮上する。110円を割り込んだ際は前回のサポートとなっている109.00を守れるかどうかに注目したい。

EURUSD

ユーロドルは上値が詰まる動きが続いた後、週末にかけて軟調な推移が続いた。先週まで続いた1.12-1.1285付近のレンジを下抜けるような動きとなった後、サポートとなっていた1.12付近まで戻す動きとなっている。上下に長めなヒゲを残すような動きとなっているため、上下双方向への警戒が必要な状態となっている。現時点では基調は引き続き上昇基調と考えられるが、サポートラインを割り込むような動きとなった場合には売りが勢いづく可能性も十分に考えられるため、注意したい。

GBPUSD

先週のポンドはジリジリと上昇する動きとなったが、英国議会選挙で保守党が過半数割れとの報道を受けて急落する動きとなり、2週間の上昇分を吐き出すうごきとなった。大きく下落した後、長めな下ヒゲを残す動きとなっているところを見ると今週序盤は多少の戻りが期待できるかもしれない。

大きな流れで見ると高値更新に失敗した後、安値を切り下げる上値の重さを意識させられるような形となっており、また、安値を結んだトレンドラインを割り込む動きとなっていることを考えると、反発が落ち着いた後は再度下値を探る可能性は十分に残っているように思える。RSIは急降下するような動きとなっているが、30までは余裕があり、MACDは0が近づいているような状況となっており、まだ伸びしろは残っている。

AUDUSD

豪ドルは底堅い推移が続き、高値を結んだラインを上抜け保ち合いを上抜ける動きとなったほか、直近のレジスタンスとなっていた0.751も上抜ける動きとなり、上昇基調が強まっているのを確認することができる。直近の2日間は上値が詰まる状況となっているため、多少の調整は入りそうであるが、基調は上向きの状態は続くことが予想される。レジスタンスとなっていた0.75付近までで下げ止まるような動きとなり、反発に転じることができるかどうかに注目したい。MACDもようやくプラス圏に顔を出す動きとなっており、上昇基調が強まってきているのが確認でき、上値余地も十分にありそうである。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。

提供:OANDA Japan株式会社