FX・仮想通貨・先物の最新業界情報メディア

Menu

【Fxstreet】米国経済指標が軟調な中、米ドル価格は上昇するのか?


米ドル価格は上昇するのか

米国の経済データは非常に弱まってきており、今月は雇用統計とインフレ指数ともに軟調である。先日住宅着工許可件数や新規住宅着工件数に関する予想よりも低いデータがあったが、ミシガン大学消費者信頼感指数も同様に予想と違ったデータを公表した。米ドルの値段も下がっているが極端ではない。その理由は連邦準備銀行 (FED)が6月14日に発表した、”経済データの軟調さは一時的であり、中央銀行が引き締めをやめるというわけではない”、ということが関係しているだろう。さらに、ハト派的な日銀と欧州中央銀行は米ドル/円とユーロ/米ドルで、それぞれの弱気と強気のトレンドの反転の可能性があることを示し、米ドルをサポートするのに役立っている。したがって、経済指標は軟調しているが、米ドルの価格は上昇することができるかもしれません。しかし、もし今後の経済が悪くなると、米連邦準備制度理事会(FRB)の米国経済の予測は間違っている可能性があると評価されるかもしれない。今のところ、投資家はFRBの予想を信用しようとしている。

様々な主要経済イベント後である来週は、経済データの点でより穏やかになるであろう。だが、もう一つ重要なニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策金利決定会合が、6月22日に控えている。これは変更なしと予想されている。6月23日のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)は今週の重要なデータ発表の1つとなるであろう。北米とカナダの小売り売上高と 消費者物価指数(CPI)は重要であるが、その他に特に重要なイベントは今のところはない。

米ドル指数は、タカ派な連邦準備理事会(FRB)の潜在的な反転パターンを示している。またローソク足のハンマーが、だましであった前回安値の96.50をブレークしたあと、61.8%のフィボナッチ・リトレースメントレベル付近で形成されている。米ドル指数の反転パターンを、これはちょうど年末にドルラリーの終焉だった103.55の高値を付けて反転したように、見ているのかもしれない。しかし、もしドル指数がさらに低い数値を記録すれば、すべての強気な賭けは無駄になるだろう。「出典:Fxstreet/著者:Fawad Razaqzada(Forex.com)」ドル指数(USD INDEX)

エムトレの視点

年明けからしばらく米国経済指標の結果が良かったが、ここに来て予想を下回ることが増えてきている。FEDは6月は予想通り利上げを行ったが、このまま経済指標が悪ければ、9月ないしは12月の利上げを躊躇することになるかもしれない。トランプ大統領の強気政策に対して、現実は殆ど実行できておらず、ダウ平均株価やS&P500は好調なもののトランプ大統領の政策によって経済が好調であるとは言い辛いのが現実だろう。このまま好調を維持できるのか、一転して反転してしまうのか注視していきたい。

<元彌>