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【OANDA Japan株式会社】今週の見どころ(7月31日〜8月4日)

提供:OANDA Japan株式会社


先週の通貨の強弱

先週の通貨の強弱を見ると、引き続きドルが軟調な推移となったほか、強い推移となっていたユーロに調整が入り、スイスフランとともに弱い推移となったのが確認できる。

一方で前週冴えない動きとなっていたポンドは反発し、底堅い推移となっているほか、底堅い資源価格にも支えられ、豪ドルやカナダドルの資源国通貨は底堅さを見せている。

先週注目されたFOMCの声明文ではバランスシートの縮小開始が前回の「This year(今年)」から「relatively soon(比較的すぐに)」に変更されたほか、インフレに関しての現状判断が下方修正された。

声明の内容からするとバランスシート縮小に関しては現時点では次回9月の会合で開始の決定が行われるというのがメインシナリオと読み取ることができる。

利上げに関してはこれからのインフレ指標を中心とした経済指標を見ながら12月会合までにできるかどうかといったところであろう。

現状では週末に発表された雇用コスト指数も冴えない結果となっており、物価上昇に対しての明るい材料は少ない。ただし、直近では原油価格が底堅さを見せていることは明るい材料の一つと考えられる。

市場の利上げの織込み度を探るCMEグループのFedwatchtoolを見ると9月の利上げは絶望的、12月の会合での利上げ確率は50%を下回る状態が続いている。

今週の注目材料

米国雇用統計(8月4日 21:30)他米国経済指標

今回の雇用統計でも注目は平均時給の上昇率と考えられる。前回の反応を見ても非農業部門雇用者数変化に対する反応は薄く、平均時給変化率に対する反応が強かったことや先週末の雇用コスト指数への反応を見ると、非農業部門雇用者数が市場予想がら大きく乖離するようなサプライズとならない限り、平均時給に最初に反応する可能性が高い。その他、ISM景況指数などの重要経済指標にも注目が集まる。

ユーロ圏消費者物価指数(7月31日 18:00)

ECBの金融政策を考える上での最重要経済指標と言っても過言ではない消費者物価指数の速報値の発表が予定されている。伸び悩む結果となると緩和縮小への期待感が後退し、ユーロ売りの動きが強まる可能性もあるため注意したい。

逆に底堅さを見せるようであれば、早期の緩和縮小が意識され、ユーロの下支え材料となる。先行するドイツの消費者物価指数は横ばいとなっており、上下に大きく乖離する可能性は低いと考えられるが、下振れた際には注意が必要である。

BOE金融政策委員会 (8月3日20:00)

英国では BOEの金融政策委員会(MPC)の発表が予定されている。今回は四半期インフレレポートも併せて発表されるスーパーサーズデーとなる。利上げに慎重な意見も出ていることや前回の CPIが軟化したことを考えると今回の会合では利上げは見送りとの見方が優勢であるが、利上げの可能性はゼロではないと考えられる。

利上げ見送りとなった場合は利上げ賛成票の変化に注目が集まる。賛成票が減っているようなことがあるとポンドの上値を圧迫する材料となる。

また、事前に発表されるPMIの結果にも注目したい。最新の英国の景況感が渋っているようであれば、やはりポンドの上値圧迫材料となる。

RBA政策金利発表

今週はオーストラリアでRBAの政策金利の発表も予定されている。政策金利は据え置きが濃厚であるため、市場の注目は声明文の内容に集まる。

昨今では豪ドル高を牽制するようなコメントがRBA要人から出ていることもあり、豪ドル高を指摘するような内容となってしまうと豪ドルの上値圧迫材料となる。最新の消費者物価指数が低下していることもあり、全体的にハト派的と捉えられる内容となる可能性があるため注意したい。

北朝鮮情勢

北朝鮮によるミサイル発射が繰り返されており、今回は米国が射程圏内に入ったとの報道が市場のリスク回避色を強めている。米国と中国の関係にも亀裂が生じる可能性も浮上しており、最新の報道により市場が動揺する可能性があるため注意したい。

主要通貨の対ドルでの動き

USDJPY

ドル円は先週、反発の兆しもあったが、FOMC後には上値の重い推移となり、週末はGDPこそ市場予想通りであったものの、同時に発表された雇用コスト指数が伸び悩んだことや、北朝鮮のミサイル発射報道を受けて下値を探る動きが活発化している。

週末時点では直近のサポートとなっている110.60に迫るところまで下押す動きとなっている。日足チャートでは上下にスイングしながら、安値を切り上げ、高値を切り下げ徐々に振れ幅が小さくなり力が均衡する状態となっており、どちらかに振り切れると大きな変動となる可能性が挙げられる。

今週はまず先週のサポートとなった110.60を守れるかどうかに注目が集まる。あっさりと破られるようであれば、もう一段の下落に警戒しなくてはならない。

ただし、週明けのオセアニア時間に下にツッコミ、アジア時間に戻ってくるような動きとなった場合は逆に序盤は底堅い推移となる可能性も挙げられるため、売りで攻めるのであれば十分に引きつけてから売りたい。

OANDAのポジションを見ると、買いポジションの比率が増えており、含み損を抱えた買いポジションが多く残されていることが確認できる。さらに下落するような動きとなるとこれらの損切りの売りが下落を後押しすることが想定される。

OANDAのポジションと価格は逆行することが多いということを考えるともう一段の下落には注意したい。少し前にユーロドルで含み損を抱えた売りが増加した後に上昇基調がさらに強まったことは記憶に新しい。

必ずしもそうなるとは限らないが、値ごろ感からの安易なトレードは避け、もう一段の下落も視野に入れながらトレードに挑みたい。

今週は米国雇用統計の他、ISM景況指数などの影響を受ける他、ユーロ圏消費者物価指数やその他の中銀の発表による横からの波に揺さぶられる可能性にも注意したい。また、北朝鮮情勢やトランプ大統領に関する最新の情報による市場のリスク許容度の強弱にも注意したい。

EURUSD

ユーロドルは底堅い動きが続いている。木曜日に調整が入るような動きとなったが、翌日には弱い米ドルに押し上げられるように下落分を回復するような動きとなっている。

ただし、上昇基調が鮮明であるが、RSIの伸びは緩やかであることを考えると、どこかで調整が入る可能性も十分に考えられる。

ONADAのポジションを見ると引き続き売りに大きく傾いている状態が続いており、下落したところではやれやれ買い、さらに上昇したところでは損切りの買いとなり、そこを支えてくれそうな気配となっているため、もう一段の上昇にも引き続き警戒は必要な状態と考えられる。

今週は米国雇用統計に注目が集まるが、ユーロに関しては月曜日のユーロ圏消費者物価指数の結果で大きく動く可能性があるため、注意したい。冴えない結果となると調整売りが進むというシナリオも考えられるが、その逆の可能性もゼロではない。

GBPUSD

先週調整の進んだポンドドルは今週は底堅い推移となり、再び1.31台に乗せる動きとなった。緩やかな上昇基調は継続していると考えられるが、RSIが鈍化傾向にあるのが少し気がかりな状況と言える。

OANDAのポジションを見ると、売りポジションに傾いており、含み損を抱えた売りポジションが目立つ状況となっている。さらに上昇するような動きとなるとこれらの損切りが上昇をサポートする可能性があるため、上値を追い出した場合は少し注意が必要である。

今週は米国雇用統計の他、英国ではBOEの金融政策委員会の発表が予定されているため、結果により不安定な推移となることが想定されるため、発表前後は注意したい。

AUDUSD

豪ドルは底堅い推移となったが、木曜日に高値を更新した後は長い上ヒゲを残し、調整が入る動きとなっている。しばらく強い上昇基調が続いていただけに、今週はもう一段の調整にも注意したい。

OANDAのオーダーを見ると、含み損を抱えた売りポジションが引き続き多い状態となっているが、直近では高値掴みしてしまった買いポジションも多少残っており、調整が強まる場面ではこれらの損切りが出やすい状況となるため注意したい。

今週は米国雇用統計に注目が集まるが、オーストラリアではRBAの政策金利の発表が予定されている。声明文の内容次第では発表直後大きなインパクトとなる可能性があるため、注意したい。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。

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