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【株式会社マネースクウェア・ジャパン】北朝鮮リスクにらみつつ、「15日前後108円程度で米ドル反発パターン」今回は?

提供:株式会社マネースクウェア・ジャパン


要約

・3月以降、偶数月の15日前後108円程度で米ドル反発パターン、今回はどうか?
・上述のパターン通りになるかどうかの鍵は米金利。グリーンスパン警告なら米金利低下限定的?!

朝鮮半島リスク回避の円高はいつまで続くのか?

米ドル/円は先週一時108円台まで続落しました。北朝鮮情勢を巡るリスク回避が主因との見方が基本のようです。では、今週はさらに円高が進むかについて、考えてみたいと思います。

米ドル/円は、7月上旬の114円からほぼ一本調子で、先週は108円台まで続落となりました。ところで、このような動きは、3月以降これまで2回繰り返されてきたプライス・パターンとほぼ同じです。

3月以降の米ドル/円には、奇数月の10日前後に114円程度から米ドル安に向かい、翌偶数月の15日前後に108円程度で底打ちするパターンが過去2回繰り返されました≪資料1参照≫。上述のように、7月上旬114円からの今回の米ドル安・円高も、これまでのところはそんな過去2回のパターンと基本は同じですから、仮に同じパターンが3回繰り返されるということなら、今週中に108円程度で米ドル/円は反発に転じる見通しになります。

資料1=米ドル/円と90日MA(2017年1月-)

出所:トムソン・ロイターより作成

ところで、そんな米ドル/円は、基本的に日米長期金利(10年債利回り)差、とくに米長期金利と相関性の高い状況が続いてきました≪資料2参照≫。その意味では、過去2回、偶数月の15日前後に米ドルが108円程度で反発に転じたのは、米長期金利が底打ち、反発に転じた影響が大きかったのでしょう。

資料2=米ドル/円と日米10年債利回り差 (2016年9月-)

出所:トムソン・ロイターより作成

したがって、今回も3回連続で偶数月の15日前後に米ドル/円が反発に転じるかどうかの鍵を握っているのは米長期金利の動向ではないでしょうか。その米長期金利は、弱い米インフレ率や朝鮮半島危機などへの懸念から、先週は再び2.2%割れとなりました。

ただ、グリーンスパン元FRB議長などは、「どのような基準から見ても、(米国の)実質長期金利はあまりにも低過ぎるため、持続不可能だ」(8月1日付けブルームバーグ)との見方を示していました。

そうであれば、米金利の低下には自ずと限度があり、むしろ反発に転じる可能性が高いのではないでしょうか。そして、そんな米金利と米ドル/円の相関関係に変わりないなら、米ドル/円は今年のパターンから大きくずれることなく、15日前後、108円程度でそろそろ米ドル反発に転じる可能性が注目されるのではないでしょうか。

米ドル/円は、先週足元で110円程度の52週MA(移動平均線)を割れてきました≪資料3参照≫。経験的に一時的な動きは、52週MAを「大きく、長く」ブレークしない程度にとどまるもので、基本的な目安は最大でも5%以内、1か月以内のブレークにとどまるというものです。

資料3=米ドル/円と52週MA (2000年-)

出所:トムソン・ロイターより作成

米ドル/円は米長期金利と相関性が高く、その米長期金利は低下に限りがあり、大きく上昇に向かう可能性が高いなら、それと連動する米ドル/円の米ドル安・円高はあくまで一時的であり、一時的な動きなら105円割れ(52週MAをマイナス5%下回る)の可能性は低く、9月初めまでに52週MAを回復する、そんな見通しになりますが、果たしてどうでしょうか?(了)

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。
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※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
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