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【OANDA Japan株式会社】今週の見どころ(8月14日〜8月18日)

提供:OANDA Japan株式会社


先週の通貨の強弱

先週は北朝鮮情勢の緊迫化により市場全体のリスク回避色が強まり、円、スイスフランといった安全通貨が底堅い動きとなった。一方で中銀の通貨高への牽制が目立つ豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨が軟調な推移となっている。注目が集まった米国消費者物価指数は前回から横ばいとなり、発表後はドル売りで反応となった。

今週の注目材料

北朝鮮情勢

北朝鮮がグアムに向けてミサイルの発射計画を立てているとの報道を受けて緊張が高まっている。さらに緊迫化が進むような報道が出てくるようであれば、リスク回避色の強い相場となることが想定される反面で、緊張が緩和するような報道が出てくると、その反動も大きくなる可能性も挙げられる。いずれにせよ最新の報道には注意したい。

米国FOMC議事録

今週はFOMC議事録の公表が予定されている。イエレン議長の記者会見のなかった回のものであるため、議事録への注目度はやや高めと考えられ、大した内容でなくとも市場が過敏に反応する可能性がある。

物価の伸び悩みに慎重な内容となるとドルの上値圧迫材料となりそうであるのに対し、強気な内容となるとドルの下支え材料となる。

米国経済指標

今週は米国で小売売上、鉱工業生産、住宅着工件数などの経済指標が予定されている。冴えない結果となると米国景気失速への警戒感が強まるため注意したい。

その他経済指標

米国以外では英国で消費者物価指数、雇用統計が発表が予定されている。消費者物価指数が伸び悩むような結果となると、利上げ観測が後退となり、ポンドの上値圧迫材料となる。英国の国民投票から1年が経過し、ポンド安の影響が薄れるのも不安材料の一つとなる。

オーストラリアではRBAの議事録、雇用統計の発表が予定されている。いずれも発表直後は豪ドルへのインパクトが大きくなる可能性があるため注意したい。

主要通貨の対ドルでの動き

USDJPY

ドル円は下値を探る動きが続き、109円を割り込む動きとなった。その後は利益確定が進み109円台に戻す動きとなっている。

日足チャートを見ると保ち合いを抜け出すような動きとなっており、下値余地が拡大しているようにも見える。ただし、直近では下げ止まり感も出ているため、調整には少し注意が必要かもしれない。

OANDAのポジションを見ると買いポジションに大きく傾いており、さらに下値を探る動きとなるとストップ売りが下落を後押ししそうな状況となっているため注意したい。

EURUSD

ユーロドルは序盤に調整売りに押される動きとなったが、その後は底堅さを見せ、1.18台を回復する動きとなっている。今週はレジスタンスとなっている1.19を突破できるかどうかに注目したい。

1.19を突破できずに失速するようであれば、上昇基調に黄色信号が点灯する。

OANDAのポジションを見ると引き続き売りに大きく偏っている状態が続いており、直近の反発により、含み損を抱えたポジションが再度目立つ状況となっており、再上昇となるとこれらのポジションのストップ買いが上昇を後押ししそうな気配となっている。

GBPUSD

先週のポンドドルは鈍い動きとなった。上値は重いものの、底も硬い状態が続き、方向感を欠く動きとなっている。大きな流れでは緩やかな上昇基調は続いていると考えられるが、サポートとなっている1.293付近を割り込むような動きとなると雲行きが怪しくなる。安値を結んだラインをしっかりと割り込む1.28付近を割り込むような動きとなると本格的な下落基調も視野に入る。

OANDAのポジションを見ると売りポジションの方が多い状況であるが、直近では含み損を抱えた買いポジションが目立つ状況となっており、上値を圧迫しそうな状況となっている。

AUDUSD

豪ドルはジリジリと値を下げる動きとなり0.78台での推移となっている。週末に発表された米消費者物価指数の結果を受けて少し反発したが、上値の重さは残る状態となっている。

先週末は下げ渋る動きとなり、調整に一服感が出てきているようにも見えるが、まだ安心はできない状況が続いていると考えられる。

OANDAのポジションを見ると含み損を抱えた買いポジションが目立つ状況であることを考えると反発したところでは上値が圧迫される可能性が挙げられる。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。

提供:OANDA Japan株式会社