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【株式会社マネースクウェア・ジャパン】M2Jアカデミア学長吉田恒の「100万$ナイト為替セミナー」に潜入


100万$ナイト為替セミナーの司会2017年5月10日(月)、午後6時30分から、東京・六本木のミッドタウン40階にある株式会社マネースクウェア・ジャパン【関東財務局長(金商)第2797号】のセミナールームで、「100万$ナイト為替セミナー」が開催された。講師はもうすっかり個人投資家にはお馴染みの、M2Jアカデミア学長の吉田恒さん。軽妙な語り口で参加者の笑いを誘いながら話を進めるテクニックでは右に出る者はいないといっても良い。

それだけに大人気のこのセミナーは、今回もセミナールームの客席がほぼ埋まるほどの80数名の参加者があった。

「当面の為替を予想する(5月版)~「米ドル/円」、クロス円、ドルストレートの短中期予想」

100万$ナイト為替セミナー風景

開口一番、吉田さんはこう参加者に告げた。

「なんだか怖いほど、私の予想が当たっていますね」と。そして、こう続けた。

「私はずっとこう言っていました。3月は株式相場が少し下がりますから、『米ドル/円』も一時的に下がりますが、『米ドル/円』もクロス円もドルストレートも、買いはすべてOKですと」

なぜなら、「米ドル/円」は108円で底を打って、また、ドル高が再開し、5月、6月、7月と、115円から120円に向かって、ドル高が再燃するからで、だから、買いはすべてOKで、売りは難しい、という話を吉田さんはしていたからだ。「米ドル/円」は、今後、118円を更新する動きになるのではないか、と指摘する。

100万$ナイト為替セミナー吉田氏そして、今回のセミナーでは、もっとトレードに踏み込んで、取引をするうえでの「想定レンジ」「参考レンジ」を打ち出していったほうがいいのかな、考えていると話す。「資産運用を通して日本を豊にする」を標榜するマネースクウェア・ジャパンとして、今後は、「参考レンジ(レファレンス・レンジ)」を打ち出していくことを考えているという。

第一部 当面の「米ドル/円」予想する

まず、吉田さんは、2016年7月から「米ドル/円」のチャートを示しながら、こう話し始めた。

 

「米大統領選挙でトランプが勝利したことから一気に『米ドル/円』高が進み、118円までいった。だが、2017年に入ってじわじわ下がり、110円をわれて、108円まで米ドルが下がったわけです。しかし、108円で底打ちをして、今日は(5月10日)は114円前後の動きになっています。じゃあ、円高は108円で終わったのかどうか。いつも話している通り、『米ドル/円』の動きを説明できるのは、日米の長期債(10年債)の金利差です。『米ドル/円』が反発したのは、金利差のドル優位が拡大したので、米ドルも反発したことがよくわかりますよね」

100万$ナイト為替セミナー講師の吉田恒氏

では、なぜアメリカの金利は反発をしたのか、に話が移る。

「ひとつは、5月7日(日)に行われたフランスの大統領選挙で、ルペンが敗れたため、EUに波乱が起きないことがわかり、地政学リスクのひとつが消えたことです。しかし、朝鮮半島は未だにくすぶっています。それなのに、アメリカの長期金利はよく上がっているね、という話になりますよね。トランプ減税の期待という話しもありますが、現実味が薄いと言うことで評判が非常に悪い。ですから、トランプ減税を期待して金利が上がるというのは、嘘くさい。ましてや、アメリカの2017年第一四半期の成長率は3年ぶりに低かった。景気が悪いのになぜ金利があがったのだろうか」

だからこう考える必要があると、吉田さんはこう指摘する。

「上がりやすくなっていたのではなく、金利が下がりにくくなっていたのではないでしょうか」

「米10年債のポジションを見ると、ちょっと前まではめちゃくちゃ売られすぎていた。だから、債券の買い戻しに入りやすい状況にあったわけです。今は、過去最高の買い越しです。売られすぎだなと思っていたら、今度は一転して買われすぎになってしまった。もうこれ以上買えないぐらい、債券を買い越した状態になっていたわけです。アメリカの国債を買った結果、債券価格が上がって、金利が低下するという金利低下というのは、とても反応しづらい状況になっていたわけです」

そして、今は、金利上昇の第2幕の始まりの可能性があると指摘する。つまり、トランプラリーの第2幕の始まりか?という話である。

そこで今度はトランプ政権に焦点をあてる。まず、2017年5月1日(月)のムニューシン財務長官が朝刊になる前に行った「超長期国債の発行を真剣に検討している」という発言をとりあげ、この問題は、トランプ政権の積極財政の財源として考えられている、という豊島逸夫さんのブログ発言を紹介した。

100万$ナイト為替セミナー講師の吉田恒氏つまり、トランプ減税の財源は超長期国債を発行して、それを減税の財源に考えているとうことである。

そうすると、なぜ金利があがるか、ということなのだが、それは、トランプインフレ警戒の結果としての米金利の急騰ではないのか、さらに、財務長官となったムニューシンのこの発言で、本気で超長期国債の発行をやるんだということで、米金利急騰の第2幕のトリガーになるのではないか、と吉田さんは言う。

だから、金利が上がるのだから、それと相関性が強い「米ドル/円」は上がるのではないかな、と話す。

こんなふうに、今後の「米ドル/円」相場に就いて、吉田さんの丁寧な解説は続いた。会場の参加者は皆、真剣な顔をして聞き入る。まさに、「吉田学校」といってもいい光景である。この後、景気の話や原油価格の話し続き、今後、「米ドル/円」がどのぐらい期間、ドル高円安相場であり続けるかの話へと続いた。

そして、第二部が冒頭で述べたように、トレードをする上での「参考レンジ」の話になった。ここでは、「米ドル/円」をはじめとする主要通貨ペアや、新興国通貨ペアのトレードのやり方に言及し、1時間半という吉田さんのセミナーは終わった。

実に、勉強になるセミナーだったといっても過言ではない。

<辻 秀雄>

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