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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、衆院選公示で円高リスクはやや後退

今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常化を受けたドル買い基調は継続。また、北朝鮮の威嚇行動は警戒されるものの、本日公示された衆院選で与党の過半数獲得の可能性から円高リスクはやや弱まりそうだ。

前週発表された米国の9月ISM製造業景況指数や9月雇用統計から、FRBの金融正常化推進への思惑を背景にドル買いに振れやすい地合いが続いている。3連休明けの東京市場では、北朝鮮が労働党創建記念日に当たる本日、新たな威嚇行為を行うとの警戒から円売りは弱まっているが、米長期金利や株式先物の堅調地合いを手がかりに、ドル・円は112円半ばから後半の水準を維持。今晩の海外市場も前日同様に重要イベントの予定がないなか、長期金利や株価の上昇基調が続けばドル買いが入りやすい展開となりそうだ。

足元で最大の懸念材料となっている北朝鮮問題に関しては、ビル・クリントン政権時代に訪朝し、米朝対話のきっかけを作ったジミー・カーター元大統領の再訪朝の可能性が取りざたされている。ただ、トランプ米大統領が北朝鮮との対話に関し「時間の無駄」との見解を先に表明。報道によると、平壌に大使館を構える欧州連合(EU)加盟国は9月に北朝鮮側と公式協議を行ったものの、不調に終わったようだ。対話による道が閉ざされているとの見方から、引き続き朝鮮半島有事を警戒した円買いは継続するだろう。

一方、今月22日投開票の衆院選が本日公示され、選挙戦に突入した。今回の総選挙は前回より10議席減の465議席が争われる。国内メディアの直近の情勢調査によると、安倍政権に対する不支持率は支持率を上回っているものの、躍進が見込まれていた小池百合子東京都知事が率いる希望の党は足元で失速。目先の政治情勢への影響は限定的との見方が広がり、政治リスクはやや後退しているもよう。自公政権の議席減は避けられないが、過半数を割り込むような大敗は想定しにくく、選挙戦を意識した円買い圧力は弱まろう。(吉池
威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・8月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、7月:+0.2%)
・17:30 英・8月貿易収支(予想:-111.5億ポンド、7月:-115.76億ポンド)
・23:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁開会あいさつ(地域経済関連会合)


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