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欧米為替見通し:ドル・円は下値の堅い値動きか、米FOMC議事要旨を材料視

今日の欧米外為市場では、ドル・円は下値の堅い値動きを予想したい。スペイン・カタルーニャ独立問題は対話による解決に向かう方向となり、ユーロ・ドルの買い戻しが見込まれる。ドル・円にもドル売り圧力がかかるものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨から金融正常化の方針が改めて材料視され、ドルの下げは小幅にとどまりそうだ。

今月1日に行われたスペイン・カタルーニャ自治州の独立の賛否を問う住民投票で、「賛成」が大多数を占めた結果を受け、プチデモン州首相はスペインから独立を強行する構えを見せていた。しかし同首相は前日の演説で、独立を阻止したいスペイン政府との交渉と独立の延期を表明した。対話による解決の可能性が高まったことから、この問題を不安視したユーロ売りはいったん収束。今日の欧州市場ではその動きを消化する展開となるだろう。

欧州中央銀行(ECB)は10月26日開催の理事会で、市場の予想通り資産買い入れプログラム縮小を決定するとの観測が続いており、目先はユーロ・ドルの買い戻しが進み、ドル・円にもややドル売り圧力がかかる可能性があろう。ドル・円は前日NY市場で一時112円を割り込んだ影響から、本日アジア市場での戻りのペースは鈍い。市場では「北朝鮮問題の先行きも読みにくい」(短期筋)との声が聞かれ、円の売り買いも仕掛けづらいようだ。

一方、今晩公表のFOMC議事要旨(9月19-20日開催分)が注目される。この会合では、現行の金融政策維持が決定されたが、声明やイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が金融正常化方針の堅持を示すものだったことから、足元のドル買い基調につながっている。議事要旨により改めて12月追加利上げ観測が高まり、ドル買い再燃もある程度見込めそうだ。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-0.4%)
・20:15 エバンス米シカゴ連銀総裁質疑応答(経済、金融政策関連)
・23:00 米・8月JOLT求人件数(予想:613.5万件、7月:617万件)
・24:30 米財務省3年債入札(240億ドル)
・02:00 米財務省10年債入札(200億ドル、リオープン)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表(9月19-20日開催分)
・03:40 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演(地域リーダー関連)
・北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第4回協議(ワシントン、15日まで)

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