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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩み、米CPI下振れなら急落に警戒も

今日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。注目の米国の9月消費者物価指数(CPI)など経済指標はハリケーンの影響が加味されるため、予想内の内容ならドルの押し上げは限定的となりそうだ。逆に低調となればドル買いポジションを整理する動きが強まろう。

9月19-20日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、今後の利上げに関しインフレ指標を見極めたいとの複数の慎重な意見があったことが、議事要旨から明らかになった。こうしたなか、前日発表の米国の9月生産者物価指数(PPI)は予想通り伸びが拡大、コア指数も上振れとなり、今晩21時半発表のCPIに期待が高まっている。市場予想は前年比+2.3%(8月は+1.9%)で、予想通り連邦準備制度理事会(FRB)目標の+2.0%をクリアできれば、金融正常化を後押しすることになろう。また、9月小売売上高は前月比+1.7%と、8月の-0.2%を大幅に上回ると予想され、米景気拡大への思惑からドル買いを誘発するだろう。

ただ、今晩発表の経済指標はハリケーン被害が考慮されている可能性から、ドルの押し上げ要因としては弱そうだ。ある短期筋は「CPIと小売売上高の両方が堅調な内容となっても、ドルの上昇は限定的」との見方を示す。むしろ、経済指標の下振れなどネガティブな材料を口実にドル買いポジションを整理する動きに警戒が必要だろう。実際、本日のアジア市場ではボスティック米アトランタ連銀総裁が「12月に利上げするかわからない」と述べたことが伝わると、ドル売りが徐々に強まり、ドル・円は112円割れまで値を下げてい
る。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・9月消費者物価指数(前年比予想:+2.3%、8月:+1.9%)
・21:30 米・9月小売売上高(前月比予想:+1.7%、8月:-0.2%)
・21:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁が金融政策に関する会議開催
・23:00 米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:95.0、9月:95.1)
・23:00 米・8月企業在庫(前月比予想:+0.7%、7月:+0.2%)
・23:25 エバンス米シカゴ連銀総裁講演(経済情勢と金融政策)
・24:30 カプラン米ダラス連銀総裁質疑応答(債券管理関連)
・世界銀行・IMF年次総会(15日まで)

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