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後場に注目すべき3つのポイント~ハイテクは上昇トレンドの中での利益確定

5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は続落、ハイテクは上昇トレンドの中での利益確定
・ドル・円はもみあい、米金利の持ち直しがサポート
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は日東電<6988>

■日経平均は続落、ハイテクは上昇トレンドの中での利益確定

日経平均は続落。95.55円安の22611.61円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えた。4日の米国市場では税制改革案の実現への期待からNYダウが上昇する一方、減税による恩恵を受けにくいとの見方から、主要ハイテク株の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の22480円となり、これにサヤ寄せする格好から売りが先行した。ただし、日経平均は25日線が支持線として意識されるなか、同線での底堅さが意識されている。一方で5日線を下回って始まっており、同線が抵抗線となる格好から、狭いレンジ取引をみせている。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、日東電<6988>、京セラ<6971>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>が下落。一方で、ファーストリテ<9983>、電通<4324>、花王<4452>が下支え。セクターでは鉄鋼、海運、証券、陸運、空運、建設、保険がしっかり。半面、その他製品、精密機器、電気機器、サービス、ゴム製品、非鉄金属がさえない。

日経平均は5日線と25日線との狭いレンジでの取引をみせている。午後は日銀のETF買い入れへの思惑等で底堅さが意識されそうだが、5日線が抵抗といった形になりやすい。今週末は先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)がある。そのため、先物市場では限月交代に伴うロールオーバー中心の売買になりやすく、全体としては方向感に欠く展開が続こう。

もっとも、相対的に出遅れいていたセクターや銘柄を見直す動きがみられている。ハイテクの弱さが気掛かりではあるが、東エレク<8035>など長期的な上昇トレンドが続いていたこともあり、利益確定の売りを出しておきたいところであろう。ソフトバンクG<9984>も足元で調整が強まっているが、昨年2月安値からの上昇トレンドが継続している。レンジ下限まで下げてきており、そろそろリバウンドをみせてくるかが注目されるところである。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円はもみあい、米金利の持ち直しがサポート

5日午前の東京市場でのドル・円はもみあい。日本株は寄り付きから軟調地合いが続き円買いに振れやすいものの、米金利の持ち直しでドル売りは後退した。

日経平均株価は寄り付きから前日比100円超安の軟調地合いとなり、ややリスク回避的な円買い方向に振れたようだ。ただ、時間外取引の米10年債利回り朝方の2.37%台から2.38%台に回復し、ドル売りは出にくいもよう。

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しているが、下げ幅を縮小しており日本株は反転する可能性もあろう。また、米10年債利回りがさらに上昇した場合、ドルは113円台を目指す展開となりそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円38銭から112円58銭、ユーロ・円は133円35銭から133円59銭、ユーロ・ドルは1.1862ドルから1.1875ドルで推移した。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・ハイパー<3054>やALBERT<3906>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は日東電<6988>

■経済指標・要人発言

・スペンサーNZ準備銀行総裁代行が講演
「(見通しに沿って回復しなければ)追加的な金融緩和政策を検討する必要がある」

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・12:45 10年国債入札の結果発表

<海外>
・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)

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