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日経平均は続落、ハイテクは上昇トレンドの中での利益確定

 日経平均は続落。95.55円安の22611.61円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えた。4日の米国市場では税制改革案の実現への期待からNYダウが上昇する一方、減税による恩恵を受けにくいとの見方から、主要ハイテク株の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の22480円となり、これにサヤ寄せする格好から売りが先行した。ただし、日経平均は25日線が支持線として意識されるなか、同線での底堅さが意識されている。一方で5日線を下回って始まっており、同線が抵抗線となる格好から、狭いレンジ取引をみせている。

 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、日東電<6988>、京セラ<6971>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>が下落。一方で、ファーストリテ<9983>、電通<4324>、花王<4452>が下支え。セクターでは鉄鋼、海運、証券、陸運、空運、建設、保険がしっかり。半面、その他製品、精密機器、電気機器、サービス、ゴム製品、非鉄金属がさえない。

 日経平均は5日線と25日線との狭いレンジでの取引をみせている。午後は日銀のETF買い入れへの思惑等で底堅さが意識されそうだが、5日線が抵抗といった形になりやすい。今週末は先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)がある。そのため、先物市場では限月交代に伴うロールオーバー中心の売買になりやすく、全体としては方向感に欠く展開が続こう。

 もっとも、相対的に出遅れいていたセクターや銘柄を見直す動きがみられている。ハイテクの弱さが気掛かりではあるが、東エレク<8035>など長期的な上昇トレンドが続いていたこともあり、利益確定の売りを出しておきたいところであろう。ソフトバンクG<9984>も足元で調整が強まっているが、昨年2月安値からの上昇トレンドが継続している。レンジ下限まで下げてきており、そろそろリバウンドをみせてくるかが注目されるところである。
(村瀬智一)

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