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欧米為替見通し:ドル・円は下値の堅い展開か、米税制改革の実現に期待続く

今日の欧米外為市場では、ドル・円は下値の堅い展開を予想する。前日から始まった大規模な米韓軍事演習で米朝の一触即発の状況を警戒した円買いの継続が見込まれる。ただ、米税制改革法案の早期成立への期待からドルは売りづらく、ドル・円の下げは小幅にとどまりそうだ。

米韓両軍は前日、韓国内で定例軍事演習を開始した。報道によると、この演習は24時間態勢で行われ、北朝鮮の弾道ミサイルの移動式発射台への攻撃など実戦を想定した内容。また、米空軍は最新鋭機を投入するなど、北朝鮮を刺激していることは明らか。北朝鮮政府は機関誌を通じて訓練を挑発的な行動と激しく非難しており、神経をとがらせているもよう。

軍事演習は8日までの予定で、市場関係者は北朝鮮が米韓軍事演習を口実に行動を起こし、朝鮮半島有事に発展する事態に警戒感を示す。加えて、ロシアゲート再燃により米政治情勢の不透明感も広がっており、前日同様に円買い圧力が強まりやすい展開が予想される。

反面、トランプ政策の柱となる税制改革法案の成立に期待が続き、ドル売りは想定しづらい。米上院は前週末、税制改革法案を賛成多数で可決し、共和党執行部は今後、下院ですでに可決された法案内容との擦り合わせを進める方針。調整は難航が予想されるものの、市場は法案の年内成立を次第に織り込みつつあるようだ。

これを受け、米10年債利回りの上昇基調の継続や米国株の続伸を手がかりにドルに買いが入りやすい。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、前日発表された10月製造業受注のように予想を上回る経済指標も目立つ。今晩発表の11月ISM非製造業景況指数(総合)は前月から鈍化するとの予想だが、まだ高水準にあることで、ドル売りにならないとみられる。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・11月サービス業PMI改定値(予想:56.2、速報値:56.2)
・18:30 英・11月サービス業PMI(予想:55.0、10月:55.6)
・18:30 南ア・7-9月期GDP(前年比予想:+0.8%、4-6月期:+1.1%)
・19:00 ユーロ圏・10月小売売上高(前月比予想:-0.7%、9月:+0.7%)
・22:30 米・10月貿易収支(予想:-475億ドル、9月:-435億ドル)
・22:30 カナダ・10月貿易収支(予想:-27億加ドル、9月:-31.8億加ドル)
・23:45 米・11月サービス業PMI改定値(予想:55.2、速報値:54.7)
・24:00 米・11月ISM非製造業景況指数(総合)(予想:59.0、10月:60.1)
・EU財務相理事会


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