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DLE Research Memo(2):「ファスト・エンタテインメント」で急成長を遂げ、総合エンタテインメント企業へ

■会社概要

1. 会社概要
ディー・エル・イー<3686>はアニメーション・キャラクターと、ファッション・ビューティーという2分野で日本を代表するIPを保持し、これらをプロデュースすることで収益を産み出している企業である。アニメーション・キャラクターの分野には、放映以来10年を超える「秘密結社 鷹の爪」、静岡からスタートし、その後日本全国に人気が広がった「パンパカパンツ」、TOHOシネマズの幕間ムービーやセールスプロモーションでの活用を経て、日本テレビ系列朝の情報番組「ZIP!」でレギュラー放送され知名度が上がった「貝社員」などがある。ファッション・ビューティーの分野には日本を代表する若年女性向けファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」がある。

事業領域には、キャラクターを活用しセールス・プロモーション、アプリ、スタンプなどのデジタルコンテンツ、グッズ製作、「TOKYO GIRLS COLLECTION」等、ファスト・エンタテインメントを中心的に手掛けるソーシャル・コミュニケーション領域、キャラクターや実写映画プロデュースなど、TV、映画等を手掛けるIPクリエイション領域がある。

2. 沿革
同社は2001年に、主に米国ハリウッド・メジャーに対する映像ビジネスのコンサルティングサービスから事業を開始した。2005年にFlashアニメ制作を始めると、2006年に発表した「秘密結社 鷹の爪」が大きな話題となり、その後も「パンパカパンツ」などの人気キャラクターを次々と育てていった。その中で、テレビの放送枠を多額のコストをかけて獲得し、DVD販売で後から回収するような従来の重厚長大型のビジネスをやめ、小さく産んで早く、安く、大きく育てるファスト・エンタテインメント型のビジネスに舵を切った。その戦略が功を奏し大きく成長を遂げ、2014年には東証マザーズ上場、2016年には東証1部上場を果たしている。

上場時には、IoT時代のライフスタイルが求める、手軽なコンテンツニーズに適応するため、スピーディ、ローコストかつ大量生産ができる制作プロデュース手法を確立していた。現在では、あらゆるメディアやデバイスを通じ、SNS等の拡散力等を活用するなど、創造したコンテンツの熱狂・感動を、コンシューマーに即時に届けるなど、制作領域に加え、発信領域へとファスト・エンタテインメントが進化している。なお、映画制作手法はFlashアニメから、2D・3D・実写などに拡大、さらに、ファッションやビューティー、ミュージックやアートといったライフスタイル全般へとファスト・エンタテインメントの事業領域は拡大している。

なお、「TOKYO GIRLS COLLECTION」に関しては、2015年に商標権を取得、2016年に運営を主体に行っていたW mediaを子会社化し商標と運営の一体化を図った。その後、W mediaを合併し、W TOKYOに社名変更している。

3. 事業内容
同社の事業領域は「ソーシャル・コミュニケーション領域」、「IPクリエイション領域」の2種類で構成される。

ソーシャル・コミュニケーション領域は、キャラクターを活用しセールス・プロモーション、デジタルコンテンツ(アプリ、スタンプなど)、グッズ製作、「TOKYO GIRLS COLLECTION」等、同社の最大の特徴である「ファスト・エンタテインメント」モデルを実現している事業である。IPクリエイション領域はTV、映画等の制作といった、映像コンテンツを作って納品する事業である。

2017年6月期の事業領域別売上高を見ると、ソーシャル・コミュニケーション領域は3,484百万円(78.7%)、IPクリエイションが942百万円(21.3%)となっている。また事業別売上総利益は、ソーシャル・コミュニケーション領域は790百万円、IPクリエイションが-355百万円となっている。特にIPクリエイションは中国向け大型案件の交渉中止、出資金償却負担増で売上・利益が低下している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

提携先

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