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サンワテクノス Research Memo(1):有機EL、自動車、半導体と複数の需要ドライバーが追い風

■要約

サンワテクノス<8137>は独立系技術商社。電機・電子・機械の3分野にまたがって事業を展開している点が特徴的だ。また、同社は顧客企業(メーカー)の生産ライン構築のための機器の納入や部材の販売と、その生産ラインで製造された製品を引き取って他社に販売する「双方向取引」にも特徴があり、これら2つの特徴を生かして業容を拡大してきた。

1. 2018年3月期第2四半期は、中間期の売上高・純利益の過去最高を更新
同社の2018年3月期第2四半期決算は、売上高67,348百万円(前年同期比34.7%増)、営業利益1,773百万円(同63.9%増)と大幅な増収増益で着地し、売上高と当期純利益は第2四半期累計(中間期)としては過去最高を更新した。前年下半期に動意づいた中国のローカルスマホメーカーの設備投資が今期に入っても活況を維持していることや、IoTの進展で半導体需要が高まり半導体製造ラインの設備投資が活発だったこと、自動車関連業界がEV(電気自動車)やADAS(先進運転支援システム)などをテーマにやはり設備投資が活発なこと等が同社にとっての追い風となり、好業績につながった。

2. 2018年3月期通期予想を上方修正。下期も事業環境は活況が持続する見通し
2018年3月期通期見通しについて同社は、これまで2度上方修正を行い、最新予想では売上高139,000百万円(前期比19.2%増)、営業利益3,500百万円(同16.1%増)を予想している。スマートフォン関連は投資が一巡したとの見方もあるが、表示デバイスとして期待される有機ELの投資はこれから本格化すると期待される。また、半導体関連や自動車関連の投資は現在の好調が持続する見通しだ。弊社では最新の業績予想でもまだ保守的という印象を持っている。自動車関連など低マージン事業の拡大はあるにしても、売上高自体が会社予想を上回る可能性があると考えており、その超過達成分からの利益貢献は全社ベースの利益率以上のインパクトがあると弊社では期待している。

3. 3ヶ年中期経営計画『Challenge 1500』は順調に進捗。2019年3月期の修正予想に注目
同社は現在、第9次3ヶ年中期経営計画『Challenge 1500』に取り組んでいる。同社にとっては3ヶ年中期経営計画の着実な実行が中長期の成長戦略そのものということになる。今中期経営計画については、2018年3月期の業績予想が上方修正されたため、2019年3月期の業績計画も今後見直されてくる公算が大きくなっている。具体的な成長戦略としては、エンジニアリング事業とグローバルSCMソリューション事業の2つの拡大が2本柱となっている。これまでのところは、両事業ともに順調に業容が拡大しており、ともに当面の目標と位置付ける売上高100億円の大台乗せが視野に入ってきている状況だ。

■Key Points
・スマートフォン、自動車、半導体、産業機械等、広範囲にわたり設備投資が活況
・3部門とも2ケタ増収を達成。電子部門では車載用部材の売上高が急成長中
・労働力不足・人件費削減を追い風に、エンジニアリング事業の順調な拡大が続く見通し

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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