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キャンバス—17年6月期通期の事業収益は4.4%増、化合物の臨床試験と新規候補化合物の探索・創出に向けて推進

キャンバス<4575>は10日、2017年6月期(16年7月-17年6月)決算を発表した。事業収益は前期比4.4%増の1.09億円、営業損失は4.06億円(前年同期は3.99億円の損失)、経常損失は4.00億円(同4.13億円の損失)、四半期純損失は4.19億円(同4.14億円の損失)となった。

化合物CBP501は、非小細胞肺癌(扁平上皮癌を除く)、悪性胸膜中皮腫を対象とした臨床第2相試験データに基づく提携パートナー確保活動を積極的に展開している。現在は、CBP501とシスプラチン・免疫チェックポイント阻害抗体の併用による新たな臨床試験の開始に向けて準備の最終段階にある。

2014年12月に米国Stemline Therapeutics, Inc.とライセンス契約を締結した化合物CBS9106は、2015年12月に臨床試験開始申請(IND申請)を終え、進行固形癌患者を対象とし主に安全性の評価を目的とした臨床第1相試験が進められている。

新規候補化合物の探索・創出に向けては、独自の薬剤スクリーニング手法による新規化合物の探索研究と、CBP501に関する新たな知見を基にした「次世代CBPプロジェクト」からの創出に取り組んでいる。これらの一環として、東京大学医学部附属病院や静岡ファルマバレー、富士フイルム<4901>等と、それぞれ共同研究を実施している。

2018年6月期通期については、CBP501臨床試験の進行に伴う費用増を見込む。事業収益は前期比0.1%増の1.10億円、営業損失が6.00億円、経常損失が6.00億円、当期純損失が6.01億円と予想している。