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欧米為替見通し:ドル・円は小じっかりか、米長期金利の先高観続く

17日の欧米外為市場では、ドル・円は小じっかりの展開を予想する。米10年債利回りの先高観が根強いほか、イタリア政局への警戒感からユーロは売られやすく、ドル選好地合いは継続しそうだ。

前日の取引で、米10年債利回りは2011年以来7年ぶりに3.10%台まで上昇し、本日のアジア市場時間では3.12%台まで上昇が進んでいる。そうしたなか、今晩21時半発表の米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は前回から低下すると予想されており、いったんドル売りになる可能性もある。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)は国内景気の拡大基調を背景に利上げを継続する方針に変わりはなく、今後も長期金利の上昇が見込まれることから、ドル売りは一時的にとどまりそうだ。

対照的に、欧州中央銀行(ECB)の出口戦略への思惑後退によりユーロは売られやすい状況が続く。報道によると、イタリアの連立交渉を進めるポピュリズム政党は、ECBに対しイタリア金融機関の債務免除要請を検討。ユーロ・ドルは前日の取引で、昨年12月以来5カ月ぶりの安値となる1.1764ドルまで弱含んだ。今晩は調整からある程度買い戻しとなる可能性もあるが、戻りは限定的と予想される。

ただ、米中両国は17-18日、ワシントンで貿易摩擦解消に向けた協議を行う。対中強硬派のナバロ大統領補佐官(通商製造業政策担当)は参加しない方向だが、状況を見極めようとドル買いはやや手控えられる面もありそうだ。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(21.5万件、前回:21.1万件)
・21:30 米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:21.0、4月:23.2)
・23:00 米・4月景気先行指数(前月比予想:+0.4%、3月:+0.3%)
・23:45 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁質疑応答
・02:30 カプラン米ダラス連銀総裁質疑応答


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