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FXトレーダー/FXブロガー 情報

本名/ハンドルネーム 山根亜希子
年代 40代
星座 おとめ座
血液型 AB型
趣味 海外旅行/アロマテラピー/ゴルフ
投資経験 FX10年以上
株式10年以上
投資信託-
外国債券-
商品先物-
バイナリーオプション-
好きなFX通貨ペア
(最大3つ)
ポンド
ユーロ
好きなテクニカル指標
(最大3つ)
トレンドライン
ボリンジャーバンド
利用FX会社
(最大5つ)
ワイジェイFX株式会社
ヒロセ通商株式会社
株式会社外為どっとコム

FXトレーダー/FXブロガー 運営サイト情報

運営サイト紹介 最近流行りのFX(外国為替証拠金取引)について学んでみませんか?
投資の話はあちこち溢れているけど何を勉強して、どのような取引をしたらいいのわからないという人が多いです。
マスコミやネットで必要以上にあおるような宣伝をした結果、日本のFXはギャンブル顔負けのリスクの高いトレードが当たり前に。取引をする前にリスクと手法をもう一度考えてみませんか。

ユビキタストレーディングはFXについて段階的に学びたい方に情報を提供しています。
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金融業界はどこを向いているのか。FX会社はもっと初心者が理解しやすい説明を心がけることが大事!地方には投資の潜在欲求が埋もれている

山根亜希子(やまね・あきこ)
ユギキタストレーディング代表。1973年大阪生まれ。元文部省・科学技術庁記者クラブメンバー。大学卒業後、サイエンスライター(文部科学省記者クラブ所属)をした後、地元に帰り、失業中にFXを開始。FX関連の書籍がベストセラーになり、証券会社やFX会社でセミナー講師をする。趣味は、海外旅行とアロマテラピー。

山根亜希子の『勝組の秘訣』を一挙大公開!?

とりあえず、やってみるかと始めたFX

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エムトレ まず、山根さんのプロフィールから教えていただけないでしょうか。

山根 投資とか為替とはまったく縁がない世界で働いていて、なんとなくやったドル預金が、サミットのあと急に円高になって、4年ばかり塩漬けになったのが最初の外貨投資でした。その時は、為替レートはほとんど見てなくて、なぜ、レートが動いているのか何もわからない状態でした。それでなぜ、投資を始めたかと言えば、転職をするために、地元の大阪に帰ったんです。その時に、インターネットで株式の取引ができることを知って、面白そうだと思って口座を開設するのですが、まず、注文方法でつまずいちゃって、何をどう注文していいかわからないし、たくさん銘柄があるので、そこで、挫折。

エムトレ 挫折したんですか?

山根 挫折しました(笑)。結局、口座を開いて入金しても、何も買えずに、そのまま止まってしまっていたんですね。その時、たまたま、古本屋さんでFXの本を見つけたんです。その本を買って帰って読んでいるうちに、株じゃなくて、米ドルとかユーロが取引できることがわかり、じゃあ、FXをやってみようと思って、口座開設をしました。その時、思ったのが、証券会社の取引画面はもの凄く複雑だけど、FX会社の取引画面はシンプルで、使いやすいなということでした。

エムトレ 銘柄も少ないし。

山根 そうです。ただ、何でレートが動いているのか、全然、わかっていなかったんですけど。とりあえず、買って、売ってみたいな……これは面白いなと。その時も、何も考えずに、単純に買って、利益が出たら決済して、損が出たら放っておくみたいな、めちゃくちゃいい加減なやり方をやっていたんですね。いっさいリスク管理も考えずに、ニュースも見ない。チャートは表示させて、見てはいるんですが、どうやって使っていいのかわからない、ということで、何カ月間はその状態が続きました。それで、そのあと、大失敗をするんですね。

土日には無料セミナーがあって、片っ端から参加していました。たとえば、日経平均のTOPIXのサヤ取りセミナーとか、まったくレベルが合っていないセミナーにいって、あまり役に立たなかったなと思いながら帰ってきたこともありました。いろんな無料セミナーに顔を出しているうちに、謎だったチャートが分析できることがわかって、あと、ニュースも見なければいけないことがわかってきて、そこからですね。当時は、あまりFXの本がなかったので、ローソク足などが載っている本を買ってきて、独学で勉強していったというかたちですね。

エムトレ なるほど。FXのスタートとして、いろいろな人とあまり変わらないような感じですね。

山根 投資経験はなかったし、株と債券の違いも知らなかったし、社会科が苦手だったので、GDPも何のことかわからなかったし、そうした社会一般常識がかなり欠落していたので、人よりもニュースを読むのには相当、時間がかかりました。

エムトレ 最初は、売ったり、買ったりが楽しかったんですかね?

山根 そうですねえ……。

エムトレ そこらあたりからFXに興味を持っていかれたんですね?

山根 逆に、何も考えなかったということですね(笑)。

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FXは趣味だと完全に割り切る

エムトレ いつ頃からやっていけるかな、と思ったんですかね?

山根 今から考えると、テクニカル分析よりも、リスク管理重視だった気がしますね。手元資金もあまりなかったので、とりあえず、動きがやばそうになったら止めるというリスク管理の仕方と、あとは、儲かったらその分、出金してしまう。もし、追証にひっかかることがあったら、出しているお金を入れればいいやと思っていて、完全に生活資金とトレード資金は別管理にしていましたね。やっていける、やっていけないはまったく考えていなくて、これは、趣味だと、完全に割り切っていました。

エムトレ 最初は割り切ってやっていても、途中から割り切れなくなる方は多いと思うのですが、割り切ることができたポイントは何かあったんですか?

山根 そうですね。私は金融業界と違って、もともと給料が非常に安い会社にいたので、基本的に、生活にかかるお金は金融業界の半分ぐらいだった気がするので、その生活になれていました。儲かったら生活がどんどん派手になるのはよくあるパターンなのですが、そんなことはまったくなかった。

エムトレ バフェット型ですね。

山根 バフェット型というか、お金は増えたり、減ったりするものだと……。

家族には内緒で取引

エムトレ ご自身の生活レベル何も変わらずというか……。

山根 変わらないですね。あとは投資をしている人がまわりにいなくて、そうした情報がないし、誰も比べる人がいないから、こんなものだろうと。

エムトレ なるほど。そうすると、まわりに投資をやっている人がいなかったりすると、投資をやっている話をすると、「凄いね」ということにはならないですか?

山根 いや、逆に、理解してもらえないというか。「なにそれ?」で終わっちゃいますね。うちの家族は、基本的にギャンブルや投資はしない家族なので、「やばいことをやっているから、止めなさい」と言われる気がして、家族には私がFXをやっていることは言っていなかった。黙ってやっていました。

利益が出たら即出金

エムトレ なるほど。利益が出始めるタイミングはあったのですか?

山根 タイミングというか、利益が出たり、損をしたりの繰り返しがほとんどだったんですが、ば~んと増えたら、いったん出金して、しきり直しするスタイルだったので、逆に、それが良かったのかなと。たぶん、勝ち続けたら、勝ち続けたでポジションを増やしていくスタイルだと、ど~んと減らしてしまうことがあるが、それはやらなかったので、爆発的には増えないんだけども……。

エムトレ 淡々と。

山根 結果的には、ちょっと増えているこれ、という感じですね。

エムトレ そこらへんの冷静さも秘訣なのかもしれませんね。

山根 デジタルの数字が動いているので、本当のお金という感覚にはならないんですね。だから、お金が増えたり、減ったりした時も、あまり感じない。手元の財布に入っているお金が急に増えたりすると、精神的に参ってしまったりするけども、画面上の数字が増えたり、減ったりするのは、バーチャルな感覚ですね。

日経225ミニも取引、勝率は良い

エムトレ 今、メインでやっておられる投資商品はFXと……。

山根 FXと日経225ミニです。たまに、株をやりますね。

エムトレ 日経225ミニを取り引きする理由は?

山根 株は買うものだというイメージが強いのですが、日経225ミニは下がるので、どちらかというと私は売るんです。だから、日経225ミニは、売っているポジションが多いです。下がってくる時に、株は売りにくいから、日経225ミニを売るんです。

エムトレ なるほど。そういうイメージで、日経225ミニをやっておられるんですね?

山根 あと、「米ドル/円」やクロス円との連動がはっきりしているので、為替の動きの面からタイミングをはかっている。為替が下げ止まったからここは底とか、そろそろ為替は崩れてきているから、日経225ミニも崩れるんじゃないかとか、為替の分析をしながら、日経225ミニのポジションを取っているような感じですね。

エムトレ FXの派生商品のような見方になるんですかね?

山根 そうですね。あまり取引をやらないから、FXよりも日経225ミニのほうが勝率は良いです。確実なところでしかポジションを取らないので。FXはしょっちゅうやるから、デイトレもできるし、24時間動いているので、思っていたよりも違う動きが出やすいんですけど。日経225ミニは、基本、スイングなので、少々上下にぶれても気にしない。

週足のサインには逆らうな!

エムトレ FXは、ファンダメンタルズ派、テクニカル派とよく言いますが、どういうところを重視して、トレードされていますか?

山根 大きな流れはファンダメンタルズを見ないといけないので、見ていますけど、タイミングをはかるのはファンダメンタルズでは無理なので、テクニカルですね。実際、ポジションを取るときは、サポートとか、レジスタンスになりやすいところを意識しながら、ポジションは取っています。

エムトレ 読者からよく、どんなテクニカル分析を使っているのだろうか、問われるのですが。

山根 う~ん、そうですね。相場の状況によるんですけど、レンジ相場になったらオシレータ系を使いますし、そうじゃなくて、一方向の動きが続いているのであれば、崩れてこないか、流れに乗れるかどうかとか、そこを見ていますね。

エムトレ これがレンジ相場だとか、トレンド相場という判断はどういうところでされていますか? 恐らく、あまり勝ててない方って、いろんなものを見ていたりするんですね。テクニカル指標もそうですし。ただ、それを読み違えている場合がほとんどだと思うのですが、そこらへんは、コツとかあるんですか?

山根 一番オーソドックスなのは、週足などを見れば、完全に崩れているのがはっきり出ているので、まず、週足を表示させましょう。ということは、テクニカルがなくても、崩れてきているのがわかるので、週足レベルで下を向いてんだなと。ここに移動平均線を表示させると、どの辺で崩れてきたかがわかります。

よく使われる13週、26週を見ても、年明け1月、2月ぐらいにガクンときた時も、完全にサインは出ていたんですね。そのころは、株とか他のもののサインが出ているので、それを確認して、サインが出たあとって、サイン通りに崩れていくんですね。

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初心者の時は、サインが出た時って、疑心暗鬼なんですね。底のところで買いサインが出るんだけど、「えっ、ほんとにあがんのかよ」と、かなり疑っているんですけど、サインが出たあとはグーっと大きな動きが出るのがほとんどなんです。だから、サインが出て、サイン通りに動いているのを確認して、その流れが続いているかどうかを見ます。今、FXって、デイトレとかスキャルパーが多いので、サインを見ないんですね。私も、週足のサインに逆らって、半年以上、苦しんだ経験があるんです。

エムトレ なるほど。

山根 日足のサインだと、頑張ったら、1カ月か2カ月ぐらい待てば、反対の動きが出るんだけど、週足のサインに逆らうと、半年や1年ぐらい地獄の苦しみを味わうことになります。その時、私は両建てをして、凌ぎました。

まあ、半年以上経ってくると、いい加減、嫌になってきて、精算したい気になるんですけど、その時は、何とか乗り切りましたね。その経験があったから、週足サインをいかに甘く見てはいけないかが、わかりました。

日足とか時間足、分足を見ていると、週足のサインがいつ出たかわからない。けっこう、週足のトレンド転換は厳しいです。逆に言うと、週足のトレンドさえつかんでいれば、レバレッジをそうそう上げなければ、時間とともにその通りに動いていくんですね。ですからまず、週足を見ましょう。そのあとはふつうに日足を。短期のトレードが好きな人は、時間足とか、分足を見るといい。

ポジションは3日から1週間は保持

エムトレ そうすると、ポジションを持っている時間は長いんですか?

山根 スイングトレードが多いですからね。うろうろしていることが多いので、デイトレもすることはありますが、基本的には、ポジションは3日とか、1週間ぐらい持つことが多いですね。

エムトレ けっこう、長めなんですね?

山根 FXのなかでは長めですけど、株とかやっている方からすると、短いって言われますね。

スキャルピングは自分のスタイルではない

エムトレ FXだと、スキャルピングやデイトレをやっている方は多いじゃないですか。これらを試されたことはあるのですか?

山根 あります。スキャルピングをずっとやっていたこともあるんですが、意外と、労力の割には利益を取れないんですね。数pipsから数十pipsだし、負けることもあるので、100pips、200pips、300pipsと積み上げるのに、非常に時間と労力がかかります。

エムトレ 対価が少ないから、3日とか1週間と置いたほうが、対価に見合った利益がでるということですね?

山根 そうですね。あと、爆発的に資金量がある人は、それでもいいんです。私は、弱小資金だったし、仕事をしながらFXをやっていたので、20万円から30万円の証拠金しか入っていないので、それでスキャルピングをやっていたら消耗していくだけで……。何千万円も証拠金を入れることができる人だったら、数pipsとか、数十pipsでいいんですけど。私はそういうレベルではなかったので、これは疲れるだけだと。

エムトレ 自分のスタイルじゃないと。

山根 う~ん、そうですね。ただ、いろいろ試してみましたけどね。いろんなことはやりました。

スキャルピングはスポーツ

エムトレ やはり、自分の性格とか資金運用もあるのでしょうが、自分のスタイルを探すのも重要になってくるんですよね?

山根 そうですね。あと、スキャルピングはもう、感覚ですよね。感覚的に鋭い人は別に教えてもらわなくても、非常に上手にできるし、感覚的につかめない人は、いつまで経っても難しいですね。

エムトレ スキャルピングは、長く勝ち続けるのは難しくないですか? 1カ月や2カ月はトータル的に見て、勝っている人はけっこう、いると思いますが、1年、3年、5年、10年というスパンで見ていくと、勝っている人はほとんどいないと思うんですね。

山根 ええ。

エムトレ それに対して、もうちょっと長いスパンでやっている人は、意外と、残っているな、という印象があるんですが、そのあたりはどう思われますか?

山根 スキャルピングは取れる局面と、取れない局面があるんですが、スキャルピングをやる人は闇雲に入ってしまうんですね。だから、もうちょっと見極めて、見送るべき局面は見送るべきで、そうしなと消耗します。

私は、スキャルピングはスポーツだと思っているので、スポーツだから、いつでも攻めることができるわけではないので、攻めるのに有利なときだけ点を取りにいって、守らなければいけない局面もあるし、様子を見ながら次の局面を待つ、という3つの局面があると思うんですね。だけど、スキャルピングの人は全部、入ってしまう。だから、スキャルピングの人は、全力疾走なので、消耗してしまう。

エムトレ しかも、市場はずっと開いていますからね。

山根 そうですね。だから、スキャルピングでも感覚的に鋭い人は、大きな動きが出る瞬間というのはあるので、そこだけ乗って、あとは降りるんですよね。これってたぶん、感覚なので、加速度がついているときは乗って、速度が弱まったら降りる、というスピード感覚ですね。スポーツをやっている人は、スキャルピングは向いていると思っています。

肌感覚で、スピードが上がった、スピードが落ちてきたということを、画面がちかちかする点滅速度で出ますから、上げも、下げも。いっせいに画面がぶわーっと動いていきて、そのなかで、上がっている通貨ペア、下がっている通貨ペアと、動きが速くなる局面、遅くなる局面があるので、それを瞬時に判断できるかどうか。

レートが動いていない時は、巨額資金で1pip、2pipsぐらいであれば、取ればいいですけど、5pips、10pips、20pips、50pips取りたい場合は、スピードが上がってきたときに乗れるかどうかがすべてですね。

エムトレ そこはけっこうスポーツに似ているかもしれませんね。

山根 スポーツに似ています。あとは、1分足とかの短い足で、サポート・レジスタンスですね。今のレート近辺で10pips、20pipsのなかに、たとえば、日足での抵抗線が10pipsできているよとか、主要な高値安値が今のレートよりも、10pips、20pipsの間にあるかないか、というそこの記憶力ですね。

エムトレ う~ん。

山根 事前用意として、サポート・レジスタンスが今のレートのプラスマイナス10pips、20pips以内のどこにきているかということと、あとは、サポートとレジスタンスを引くということと、スピード感。だから、作業としては本当はシンプルですね。得意な人は得意だと思います。

エムトレ 確かにそうですね。ただ、万人向けではないかもしれないですね。

山根 そうですね。

エムトレ 得意な人は、得意だろうと思います。

山根 逆に、頭は要らないです。

エムトレ なるほど。

山根 難しいテクニカル分析とか、ファンダメンタルズ分析とか、投資という感覚を持っちゃダメなんです。

エムトレ なるほど。

山根 これはスピードによるゲームなんだという割り切りですね。

エムトレ 続けていけば、勝ち続けられるかもしれないということですね。

山根 そうですね。どこで点を取れるか。良くない局面、見送ったほうがいい局面を見極めるだけですね。

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好きな時間帯はロンドンタイム

エムトレ 兼業でやっておられたということは、お仕事が終わって、夜にトレードをされていたということですよね?

山根 そうですね、ほとんど夜ですね。

エムトレ 仕事を終えて、家に帰って、ご飯を食べて、さあ、やるか、という感じですか?

山根 動きが比較的出やすい時間帯を狙ってやっていました。

エムトレ よく、東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間を考えますけど、どの時間帯が一番お好きですか?

山根 夕方のロンドンタイムがけっこう好きなんですよ。

エムトレ けっこう動きが激しい時間帯ですよね。

山根 わりと一方向にいきやすかったりするし、だいたい、18時30分とか19時にピークをつけやすいので、わかりやすい。ニューヨークタイムは、その日の状況によって、動きって全然わかりにくいので、シンプルな動きを取りたい人は、夕方から3~4時間やるほうが向いているのではないか。

エムトレ 18時30分ぐらいにピークがくるということは、経験的にわかってきたということですか?

山根 私はセミナーをやっていて、そのセミナーが19時スタートだったりして、そのセミナー直前の18時30分にピークをつけることがほとんどで、その時間かなという感じですね。ライフスタイルのなかで、日常的に自分はこの時間にこういうことをしているというのは、記憶に残りやすい。

昔、私が外貨預金を意味もわからずにやっていた頃って、すごく動くことがあるんですけど、その当時、お昼休憩を13時から14時でとっていたんです。私が昼食を摂りにいっている時に、いつも何か起こる、という印象しかなくて、なんで昼ごはん食べにいっている時に、いつも何か起こるんだろうと、純粋に不思議でした。13時から14時の時間帯は、15時までにどうするか決めなくてはならない時間帯だからというのが、だいぶ経ってからわかりました。

エムトレ でも、印象としては凄く残ったということですね?

山根 そうです。

ヨーロッパ系の通貨が大好き

エムトレ なるほど。皆さん、最初は仕事を持ちながら、FXや株などに投資をしようと思うのですが、毎日、相場を見ていることが重要だと思いますが、山根さんは毎日ずっと、相場を見てらっしゃったのですか?

山根 ほとんど毎日、見ていました。いつでも相場は見れるじゃないですか。夕方に見たり、朝に見たり、夜に見たりはあるのですが、とりあえず、相場は動いているので、今いくらだろうと、見てましたね。

エムトレ 取引されている主要通貨は決まったものがあるのですか?

山根 決まった通貨ペアはないですけど、私は昔からヨーロッパ系の通貨が好きでした。今もユーロやポンドは割りと好きですけど。

エムトレ 銘柄を決めるポイントはあるのですか? 単純にユーロ圏の通貨が好きだったから、それを取引しているという感じですか?

山根 動くというのがひとつありますね。動くのが嫌いな人もいるので、そういう人はオセアニア通貨とか、ニュージーとか、「米ドル/円」のほうが安心感があるかもしれません。

エムトレ 銘柄を選択するポイントというのは、自分の好き嫌いで選択して大丈夫でしょうか? とくに初心者にとっては。

山根 最初は動かない通貨ペアがいいと思います。というのは、突発的に2円から3円動くと驚くと思います。動かない時は動かないのに、なんで2円も3円も動いているんだろうとなるので。最初は動かない通貨ペアから始めて、こんなふうに動いているんだと、だんだん慣れてきてから、荒っぽい通貨ペアにしたほうがいいと思いますね。

わからない人はまず、デモトレードから入ってみる

エムトレ なるほど。あと、デモトレードとライブトレードがありますが、人によって、デモトレードから始めたほうがいいよという人と、デモトレードだと本番と状況が違うし、本気になれないから、ライブトレードから始めたほうがいいよという人もおられます。山根さんは、そのあたりはどうお考えですか?

山根 超初心者だった私のように、注文方法や逆指値は何かがわからないとか、売りが怖くてイメージできない人がいると思いますが、そういう人は、バーチャルの取引をやるべきです。ある程度の投資経験がある人であれば、やはり、少額でもいいので、損益が出たほうが真剣になる方であれば、ライブトレードを試してみる。

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エムトレ 山根さんはちなみに、ライブトレードからのスタートでしたか?

山根 私の時は、デモトレードがなくて、いきなりライブトレードからでしたね。

エムトレ それで注文に困ったと。

山根 ええ。

セミナーは初心者を対象に

エムトレ セミナーをされているというお話だったんですが、セミナーの対象者はどのあたりの層ですか?

山根 習いごとはみんなそうですが、初心者がきます。中級以上の人は独学ができます。しかし、初心者は教えてくれないと、何をどうしていいのかわからないので。セミナーとかスクール形式をやる場合は、ビジネスとしては、初心者を対象にしないと難しい。上級者だと人数も少なくなっちゃうし、レベルが上ってくると、先生も相当なレベルの人を用意しないといけない。先生のレベルが低いと、逆転現象が起こってきます。

ですから、ひとつは、FXをやってらっしゃる方のなかにお医者さんだとか、外資家企業に勤めていて、語学が達者で、海外の情報も容易に取るなど、凄い人がセミナーにきます。その人たちはもともと頭もいいし、仕事上、いろいろなことを経験していますので、非常に理解するのが速い。ある意味、私より理解力があるので、同じ新聞を読んでも、私の理解度よりも、彼らの理解度がはるかに超えている。ですから、セミナーやスクールをビジネスとしてとらえる時は、上級者を対象にして行うのは非常に厳しいです。

エムトレ そうすると、必然的に初心者が多くなるというか、初心者向けになってくる?

山根 たぶん、私と同じように注文ができないとか、口座に入金したんだけど、いつまで経ってもお金が増えませんとか、意味のわからない質問が大量に出てくるんです。そういう人たちは、スタートのところでつまずいちゃうんです。

証券会社は支店もあるし、株をやっている女性がまわりにいるから聞ける人がいるけど、FX会社は、東京だと集中しているから、会社にいくという手もありますが、地方になると、FX会社の支店がありません。すべてインターネットです。まわりでFXをやっている人がいない。敷居が高い。

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FXが入ってきた当時は、FXのことを知らないから、レバレッジはこうですよとか、無料で教育をしてくれるセミナーがあったり、書籍もわりとやさしいものが多かった。でも今は、そういったものが淘汰されている。書店にいったら、メタトレーダーなどの本が並んでいます。そういうのを見ちゃうと、FXって難しいし、自分にはできないと思っちゃうんですね。

だから、駆け込み寺的なかたちでスクールやセミナーをすると、お金を払ってきているのに、レバレッジは何かなど、FX会社に電話をしたらタダで教えてくれるようなことを聞いてくる。お金を払っているんだから、もっと他のことを勉強しないと損だよ、という人たちが大量にきます。

地方の人は都会へくるのを躊躇しない

エムトレ そうなんですね。地方もまわられているんですか?

山根 地方の方というのは、きたりします。たとえば、三連休のセミナーをやると、意外に地方ではセミナーをやっていないから、ふつうに東京などへ出てくるのを苦痛に思っていないんです。東京の人からすると、ホテルまでとってと思うんですけど、地方の人はあまり、苦に思っていない。ビジネスでもそうだし、他のものでもそうですが、先端の話を聞くには東京にいくしかない、という感覚を持っておられるので、意外に地方からこられます。

エムトレ 東京でセミナーを開いたとしても、地方の人が……。

山根 地方で「東京でこういうのがありますよ」と集客をアピールすれば、意外と、ぱらぱら地方からこられます。もちろん、地方でセミナーを開催してほしいという声はあるのですが、東京とか大阪でセミナーをやりますよ、といったら、意外なところからこられる方はけっこういますね。

エムトレ 地方の集客はどういうかたちでやっておられるのですか?

山根 私は地方に実際にいって集客をしたことはないのですが、いろいろな人に聞いたら、地方に足を運ぶといっていました。地方の人は、バーチャルのセミナーだと、不安なんですよね。でも、セミナーにきてくれたら、そこの会社の人が説明をしてくれるから、安心感があるようです。ここの会社はちゃんとしているというので、比較的安心してこられます。

投資への潜在欲求は地方のほうが高い

エムトレ FX会社の人も、地方で対面セミナーをやると、けっこうお客さんはくると言っていました。投資についての関心は、地方でも東京でもあまり変わらないのかな、と感じてはいます。

山根 二極化というのは、東京でも地方でも起こっているのですが、東京の金持ちはエリート層が多い。本人がビジネスで成功したとか、ちゃんとした会社に勤めてお金を持っているとか。地方の金持ちは東京に出ます。だから、地方の金持ちはあまり賢くはないけど、親が株を持っていたり、家賃収入が大半なんです。親がマンションとかアパートをいっぱい貸していて、駐車場も持っているしと、という人たちですね。

お金がいっぱい入ってくるんだけども、地方では使うことがないし、投資もまわりであまりやっていない。でも、お金はけっこう持っているんです。投資をやってみたいという潜在的な欲求は、地方の人のほうがあるんですが、情報がない。でも、意外によくわからないお金をいっぱい持っている。もちろん、地方のなかでも二極化は起こっているんですけども、意外に地方の人たちはお金を持っています。私もこの頃、思うんですが、東京と大阪をいったりきたりするんですけども、大阪の金持ちは貧乏人っぽく見えるんです。

エムトレ 大阪の金持ちは貧乏人っぽく見える?

山根 そう。たとえば、プライベートバンキングで、何千万とか、億単位で持っている人が、銀行などで個別のブースに通されてきますよね。リュックを背負って登山帰りの人のようなおじちゃん、おばちゃんが続々と入ってきて、そういう人たちが1億円以上持っているのが、大阪の人たちです。東京の金持ちはそういうことはあまりないと思います。話をして親しくなったりすると、意外と、農家のおっちゃんみたいな人が、大量に不動産の家賃収入を持っていたりします。

エムトレ なるほど。

山根 だから、意外と大阪の金持ちの人は、見た目、貧乏そうな感じですね。あと、ライフスタイル的に、余裕資金を何かに使いたいという欲求は、田舎のほうへいくとあるんです。たとえば、名古屋周辺の喫茶店にいくと、ケーキやクッキーなどかついてきますよね。東京でも最近、流行っているんですが、田舎の人は朝の10時と15時に喫茶店にいくんです。うちのおばさんとかもそうですが、車でいって、10時と15時に喫茶店にみんなくるから、喫茶店はいっぱいなんです。

エムトレ わざわざ車でいって……。

山根 だって、やることがないから。専業主婦のおばちゃんとか、農家のおっちゃんやおばちゃんは暇だから、10時と15時はおやつの時間で、喫茶店にいく時間。コーヒーを飲みながら、ケーキとかクッキーなどいろいろついてくるじゃないですか。しかも、いい車で喫茶店に乗りつける。

エムトレ ある種、優雅でいいですね。

金銭感覚は都会人がシビア

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山根 逆に、東京の人たちからみると、地方の人たちは優雅な生活をしているんですよね。でも、その人たちにしてみたら、東京のように刺激的なものがない。それぐらいしか娯楽がない。しかし、お金はたくさん持っているという人たちがたくさん、います。

エムトレ そうすると、投資のセミナーをやっても、相当の人たちがくるんですね。

山根 そこそこきますね。あと、意外に失敗したときも、家賃収入などは勝手に貯まってきているお金だから、100万単位で増えたり、減ったりしても、あまり気にしない。

エムトレ なるほど。

山根 ただ、また家賃収入は入ってくるし、というノリなので、本業で稼いだ金が減ったときの精神的ショックは大きいんですが、意外に損したときにも、そんなに気にしてはいないです。東京の人のほうがその点はシビアですね。金銭感覚も、東京は研ぎ澄まされているんです。ビジネス感覚も鋭いですから。

たとえば、セミナーのアンケートでも、ちょっと前だと、東京の人は優しかった。でも今は逆で、東京の人はものすごく厳しい。無料セミナーにきて、お前のしょうもない話を聞いたので時間を返せと言われたことがあります。ですから、東京の人は、時間とお金に対してシビアな感覚を持っているんですね。田舎にいけばいくほど、そういうのはない。地方の人は、何を聞いてもいい話が聞けたといいます。

だから、私は、東京もビジネスが非常に厳しくなってきているような気がします。それだけやっぱり、東京は、レベルの高い人たちが集まって、しのぎを削りあっているけど、田舎は、取り残されている。

インターネットは機械だから不安

エムトレ なるほど。二極化かわからないですが、そういう状況が……。

山根 でも、ビジネスはすべて東京に向くんです。しかし、田舎には暇を持て余して、お金をたくさん持っている、よくわからない人たちがいる。

エムトレ 地方の方は、ネットで何かをいろいろやることに対して、抵抗はまだあるんですか?

山根 ありますね。

エムトレ たとえば、FXでもありますが、株とか保険でも、対面で接するのが、地方の方のほうが東京の人に比べて好きだな、という印象が強くて、東京の感覚からすると、手数料の高いこの人になんで頼むの、ネットのほうが安いのに、という感覚になりがちなんですが、地方のほうが人と人とのコミュニケーションを重要視しているんですかね?

山根 お金をたくさん持っている人にしたら、喫茶店に10時と15時にいっているわけですから、手数料はあまり気にならない、というのもあるし、インターネットといっても機械だから、間違ったらどうしようという、その不安のほうが強いですね。

システムトレードの普及は難しい

エムトレ そうすると、たとえば、話をFXのほうに戻しますが、今、システムトレードとか、EAもそうですが、まあまあ、数が出回ってきているじゃないですか。それに対してはどうお考えですか?

山根 まず、理解している人がどれだけいるかですよね。

エムトレ トレードの傾向というか、何を持って売買をしているかということですか?

山根 システムトレードは、基本的にある程度の数学的な知識がないと、何がどうなっているかわからない。ロジックやリスク管理がどうなっているかわからない。たぶん、システムトレードを理解している人というのは、一般の日本人でどれだけいるのかな、とは思いますね。

大学のなかで経済学部には、数学が強い人が入ってくるんですね。仕事もそういう仕事じゃないですか。私は理系にいたんですが、スタンダードが違う。経営学部の人たちは数学のスタンダードにこだわるけど、理系はこだわらない。文学部の人は相当勉強しないと、ついていけない、わかったように答えているけど、中身は理解できていない。

そうなると、システムトレードを普及させようと思った時に、経済学部出身や理系以外の大量の人たちに、システムトレードを理解させることは、私は非常に困難だと思います。自分たちは、システムトレードは便利だし、絶対に伸びてくるだろうと思っているが、お客さんがついてこれない。

エムトレ ついてこないじゃなくて、ついてこれない?

山根 まず、ついてこれないです。だから、そのへんをどうするかですね。

エムトレ なるほど。

山根 お客さんに理解してもらうには、見せ方をぐ~んと下げなければいけないが、見せ方を下げちゃうと、ちゃんと説明しきれない。リスクの部分とか、いろいろな面で。だから、私は、システムトレードの普及は厳しいと思う。私は理系だけでも、それでもこんな面倒くさいことを、理系の人からすると、金融の知識がないから、両方の知識を勉強しようと思うと、なかなか該当者がいない。

エムトレ FX会社のシストレが伸び悩んでいる原因はそんなところにあるのかもしれないですね。

山根 そもそも私が聞いたって難しいし、説明を聞いたり、パンフレットを見るのも嫌だなと思うのに、ふつうのFXをやったことがない、数学が苦手という人が、そんなものを読むとは思えない気がしますね。

エムトレ なるほど。だから逆に、トラリピのようなもう少しわかりやすい、簡単なやつが人気が出ているのはそういうことかもしれませんね。

山根 そうですね。

エムトレ もうちょっと理解しやすいのではないか、ということがありますね。

山根 トラリピなんかだと、ゲーム感覚、感覚的に理解しやすいですが、完全なるシステムトレードは感覚での理解が不可能なので、理論をまず叩き込まなきゃいけないが、それは無理。テクニカルの知識も必要だし。私は、最初にシステムトレードが出てきた時から、誰にアピールしているのかなと思いましたもの。ふつうの人は理解できないでしょ、これは。

エムトレ なるほど。確かにそうですね。

システムトレードの対象者はかなり限られる

山根 今、そういう方向性としては?

エムトレ FX各社とも、2000年代の初期の頃に比べると、スプレッドの競争もあまりなくなってきて、特色が出しづらくなってきているじゃないですか。じゃあ、ライセンスのなかでできることは何かを考えた時に、自動売買ソフトはいいよね、と頑張って入る状況ですね。ちょっと特色を出して、お客さまに訴求できるポイントは何かな、とやっているのが今だと思うんですね。

山根 私もスクールとかセミナーをやっていて、たまにEAやメタトレーダーについて聞きたいという人がいますが、それって、30人にひとりぐらいしかいないです。多くの人がローソク足のところから、なんじゃこら、初めて見た、と入ってきて、移動平均線、う~んと、このへんまではついてくるんですが、ボリンジャーバンドになったら固まっています。そういうレベルなので、システムトレードの対象者はかなり限られちゃうのでは……。

エムトレ つくっている人は恐らく、いいものができたと思っているんでしょうけどね。

山根 私は金融関係に関係のない、科学関係の仕事をしていて、金融業界にきた時に、部外者に対して冷たい業界だなと思った。私たちがいた業界はもっと冷たいんですよ。みんなほとんど理系だから、わかっているつもりで話をどんどん進めて、文系の人でまったくついてこれない人たちは、蚊帳の外状態なんですけども、世間的にはそんなもんだと思われている。

金融業界は、もっと一般の人が理解できるような説明を

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山根 ただ、金融業界は、表向きには開けた業界で、みんなを対象にしているくせに、その実、部外者の人たちを全然、考えないで宣伝している。私が一番腹がたったのは、FX会社が「すべらないFX」「固定何pips」と宣伝するけど、その意味って、ふつうはわからないでしょ。私たちは初心者だから、すべらないって何、固定って何、スプレッドって何、pipsって何と、FX会社が宣伝していることがすべて謎めていたんですよね。それなのに、FX会社はみんながわかっているつもりでアピールして、なかには可愛い女性を使ったり、可愛いゆるキャラが出てくるんだけど、中身はそのままなんですよね。

エムトレ なるほど。

山根 だから、科学技術のわけのわからない数式をゆるキャラが出てきてやっているような感じで、意味不明なんですよ。

エムトレ なるほど。

山根 そのあたりをもう少しわかり易くしないと、最初にFXをやりたいなと思った人がそこでサーッと引いてしまう。

エムトレ そこらへんは証券会社の課題でしょうね。まあ、認識していないと思いますけど。

山根 証券会社の人たちは、金融商品とはこういうもんだと、思っていますよね。

エムトレ まあ、そうでしょうね。

山根 金融業界にいるから当たり前と思っているかもしれないが、ふつうの生活をしている人たちにしてみれば、聞いたことがない話ばっかりなんですよ。

エムトレ まったく別業界の人とか、金融に関わったことがないお友だちとか、奥さんとか、恋人たちに話をして通じるレベルで、説明しないといけないよ、ということですよね? そこらへんはたぶん、彼らの課題になっているんじゃないですかね。

初心者をいかに取り込むかがFX会社の課題

山根 私が凄くもったいないなと思っていることは、お客さん自体が、上級者と、これからFXを始めたいと思っている人とに二極化しているわけですね。中間層がいない。多いのはどこかというと、口座を開いたんだけど、注文ができないという人がたくさんいるんですよ。この人たちに全然目が向いていない。シストレのほうばっかり目が向いている。

これからFXをやりたい人たちをどうするかですね。FX会社さんに聞いたら、昔はFXが入ってきたばっかりだったから、FXを広めるために無料のセミナーをやっていたが、今はゆとりがない。ですから、上級者向けのセミナーしかほとんどやっていない。初心者層を取り込むスクールなどはあまりないので、一番の課題はそこですね。

株については、株の学校って意外と流行っているんですよね。アベノミクスの影響もあるんですが、株の学校って、授業の内容を見ていると、基本的なものは最初に教えるんです。そうですよね、「逆日歩って何だよ」「信用残って何」となりますからね。株式投資についてわからない単語がいっぱい出てくるんですが、そういうものも、ひっくるめて教えて、実践、という流れがあるんですが、FXのスクールって、私が見た限り、そういう流れができていない。だから、みんな株にいっちゃうんですね。

アベノミクスで非常にもったいないなと思ったのは、FXと株をやりたい人が、みんな株のほうにいっちゃったんですよ。FXはそうした人たちを取り込むことができなかった。初心者を見捨てたんですね。

エムトレ なるほど。

山根 FXを私がよく見ていると、理系の人たちと似ているんですよね。自分たちだけの世界に入っていて、そこでしのぎを削り合うんですよ。メーカーでもそうじゃないですか。一般消費者は、わけのわからない機能はいらないのに、技術的なところで、世界最新だとかいって競ってしまうんですね。わけのわからない付加価値をどんどんつけていく。非常にもったいないなと思いますね。

エムトレ わかりました。

山根 でも、FXはまた注目を浴びているんでしょ? 株が下がっているとFXに目がいくので。

エムトレ そうですね。やる気のある初心者をどう取り込むかが、FX会社の課題になってくるということですね。

山根 そうです。

FXはスキャルピングだけじゃない!

エムトレ 最後に、読者に対してメッセージをお願いいたします。

山根 FXって、スキャルピングのイメージが強すぎるんですけど、もっとゆったりした取引もできますし、今、税制が変わって、以前は、FXと外貨預金で儲けた場合、富裕層にとっては税金面で非常に不利でしたが、今は、外貨預金のかたちでもいいから、税金が不利じゃない。いろんなやり方ができるから、スキャルピングだけじゃないですよ、というところですね。

エムトレ なるほど。そこらへんをしっかり認識して、FXを始めるといいということですね?

山根 ただ、最初にスキャルピングから入って挫折して、というのはあるけど、最初に中長期とか、外貨預金のようなものもできます。いろんなやり方をやって、スキャルピングが失敗しても、中長期で、低レバレッジでポジションを持ち続けているのであれば、FXを完全にやめることはないですね。

エムトレ 確かに。

山根 私は、スキャルピングを勧めるというの、逆にお客さんを逃しているというか、戦略ミスだと思いますね。

エムトレ なるほど。わかりました。鋭い分析でとても良いと思います。

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