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引き続き中小型株に資金が向かいやすい状況

 7日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発が意識されるものの、不安定な相場展開が続きそうである。休場明け6日の米国市場はNYダウが79ドル安となる一方で、ナスダックは29Pt高とまちまちの展開。中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕を受けて、米中貿易交渉への影響懸念からアジア・欧州市場同様、売りが先行した。この流れからNYダウは一時800ドル近く下げ幅を拡大させる局面をみせている。引けにかけて急速に下げ幅を縮める展開となり、やや安心感にはつながるものの、手掛けづらい状況である。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の21580円となり、一先ず自律反発が意識されやすいところであろう。

 日経平均は昨日の下落によって一気に直近安値水準まで下げてきており、テクニカル的にもいったんは反発が試される水準ではある。しかし、シカゴ先物は安いところで21075円まで下げており、これが幻といった形になれば良いのだが、来週には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えている。波乱の展開も警戒されやすい中では、オーバーウィークのポジションを積極的に取る参加者は限られよう。そのため、自律反発後は様子見ムードが強まりやすく、ポジション圧縮の流れが中心になりそうだ。

 一方で来週に入ると海外勢はクリスマス休暇に入ってくることもあり、海外勢のフローは限られてくる。ファンド筋の売り圧力等も限られてくるため、次第に落ち着きは見られてこよう。昨日は センチメント悪化により、足元でリバウンド基調が続いていたマザーズ指数は3%を超える下落となり、再び1000Ptを割り込んでいる。年末高への期待がファーウェイ副会長の逮捕によって一気に警戒ムードが強まる中で、ポジション圧縮の動きが加速した格好であろう。

 日経平均は、テクニカル面では調整一巡感が意識されやすいところ。ただし、週末要因から積極的な売買は期待しづらく、戻りの局面では利益確定が優勢になりやすい。積極的には手掛けづらく、指値の薄い中をファンド等の売買に振らされやすくなりそうであり、引き続き中小型株に資金が向かいやすい状況が続こう。

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